三菱鉛筆:uni-ball one F
三菱鉛筆から2020年2月に新発売された鮮やかに発色するゲルインクと、金奥クリップのボールペン「ユニボール ワン(uni-ball one)」は、従来の三菱鉛筆らしくないデザインで人気になってきた。
その後、限定の季節カラーやゴールド色のクリップなど商品を展開している。
普及版のユニボール ワンをグレードアップした「uni-ball one(ユニボール ワン)F」を9月下旬に発売されて、今回消炭色の軸色のものを買ってきた。
ユニボール ワン Fは、軸の色を従来から多いビビッド色を離れて落ち着いた色を選択しているのが新しい。
また、ペン先の金属部品を使って、リフィルとのクリアランスを少なくすることと、重心をペン先の方に持ってくることによる低重心化(トップヘビー)にするなどの改良を加えている。
クリップの色も軸色に合わせている。
ユニボール ワンとユニボール ワン Fの外形寸法は全長133.5mm、外径10.5mmと同じだけれど、重量が9.8gと14.5gと4.7g重くなっている。
また、軸の前後の軸の部品の長さが違っている
ノックした状態で重心を測ってみると、ユニボール ワンでは先端から74.5mm、ユニボール ワン Fでは63.5mmと11mm先端方向に重心が変わっている。
ボールサインiDに専用ステンレス先端金具を付けた時には、重量が4.4g重くなり、重心が20.3mm先端に移動して書きやすくなったのと似ている。
ボールサインiDの場合は、金具が先端だけで、ユニボール ワン Fでは金属バーツが軸の中に先端から5cm位使われているので、少し重心が後ろの方になったようだ。
実際に使ってみると、ユニボール ワン Fは軽い感じで、好みだけれどもう少し重く重心が前のほうが良かったような気がする。
最近、使っているZEBRAのサラサグランドと同じ24g位の重量があったほうがいいような気がする。
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