漫勉:さいとう・たかを
2021年9月24日に亡くなったゴルゴ13の生みの親の漫画家さいとう・たかをさんが亡くなった。
ゴルゴ13を連載しているビックコミック10月25日発売の21号はさいとう・たかをさんの追悼企画で、表紙、代表する傑作のひとつと謳われる「海へ向かうエバ」を再録、仲間との記念写真などが掲載されている。
NHKでも浦沢直樹の漫勉2015年9月25日放送の第4回目を再放送していた。
さいとう・たかをさんは劇画を作り出し、それを脚本、背景や道具類などの作画といった専門家集団による分業システムを取り入れたパイオニアだ。
主人公と「ふきだしの方向」と「音」(擬音)はさいとうさんが直接描いている。
下絵を書かずに鉛筆シャープペンシルであたりを描いて直ぐに、眉毛を細書きの油性マーカーで書き始め、極細油性マーカーとミリペンで仕上げていく。
指紋がなくなってしまたので、滑り止め付きの白手袋を使っていた。修正液はタバコの火で乾かすという。
昔はGペンを使っていたということだ。
さいとう・たかをさんの作画に使う道具をピックアップしてみた。
鉛筆シャープ 北星鉛筆 大人の鉛筆
油性ペン 寺西化学工業 マジックインキ No.500 細書き
油性ペン 寺西化学工業 マジックインキNo.700 極細
ミリペン パイロット 水性ドローイングペン
ミリペン コピック マルチライナー 0.1
修正液 ライオン事務器 ミスノン
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