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2021年10月 3日 (日)

世界一ボール径の小さいボールペン

Signo_bit018_1

古い文房具について自分のWebサイト「きたきつねの文具館」を調べていたら、世界一ボール径の小さいゲルボールペンの記事に気がついた。

昔、文房具の業界紙「文具と事務機」に連載していた時に書いた「三菱鉛筆 Signo bit 0.18」について記事で、全く忘れていた。

最近は、極細筆記具が注目されていて、極細や超極細のボールペンが人気になっている。

一番ボール径が細いボールペンとしては、油性ボールペンでは、ボール径0.28mmの油性ボールペン「uni Jetstream Edge」が、ゲルインキボールペンはボール径0.25mmの「パイロット ハイテックC025(HI TEC-C0.25)」がそれぞれ一番細いと思い込んでいた。

2005年に発売されたゲルボールペンの「シグノ ビット0.18(Signo bit 0.18)」が、ボール径が0.18mmとボールペンの中で一番小さいものだったのを記事を読むまで完全に忘れていたのは悲しい。

「シグノ ビット0.18」それほど話題にならず5、6年ほどで廃番になってしまっていて、今は販売されていない。

極細ボールペンブームの現在だったら、売れる可能性はあるだろうけれど、キャップ式のままだと難しいかもしれない。

「シグノ ビット0.18」をノック式にするにはインクの調整とペンチップの構造の見直しが必要になるかもしれない。

きたきつねの宝箱の中を調べてみたところ2本見つかった。きたきつねは極細ぼボールペンはあまり使わないので、記事を書くために16年前に試し書きして、写真を撮ってそのまま保存していたことになる。

Signo_bit018_2

16年も経つと書けなくなるのが普通だけれど、書いてみると普通に書くことができた。

ペンチップの先のボールは小さすぎて写真がうまく撮れなかった。

Signo_bit018_3

折角なので、Signo bit 0.18、Jetstream Edge、Signo 0.28、HI TEC-C0.25と比較してみた。それぞれペンチップの形状が独特なのがよく分かる。

Signo_bit018_4

「シグノ ビット0.18」の描線幅を線幅ゲージで測ってみると0.12mm位のようだ。

Signo_bit018_5

三菱鉛筆は、加圧式油性ボールペン、極細油性ボールペン、極細ゲルボールペンなど技術的に困難な課題を解決してきているけれど、どうも筆記具としてのデザイン力が不足しているのと、高級品に対する経験が不足しているのが残念なところだ。

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