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2021年10月 4日 (月)

盛大に空気が入ったリフィルを書けるようにする

Hitecc_air_1

シグノ ビット0.18の比較写真を撮る時に、ハイテックC 025を探して見つかったのだけれど、レフィルに大量の空気が入っていた。

もちろんインクは出ないので書くことができない。

こんな時は、注射器の出番だ

ハイテックのリフィルのチューブが直径6mmなので、10mlの注射器に内径6mmの塩ビチューブをセットしたものを使うことにした。

Hitecc_air_2

 

プランジャーを引いて注射器に空気をいっぱい入れてから、チューブにレフィルを差し込んでから、机にプランジャーを押して圧力をかけながら、ペン先を上に向けて紙に押し付けるとペン先から空気が抜けるはずなのに、なかなか抜けこない。

圧力が足りないようなので、50mlの注射器に替えて圧力をかけて、ペン先を紙に押し付けると空気が抜けて、インクがでた。

Hitecc_air_3

ペンチップに入った空気が少なければ10mlの注射器で十分なのだけれど、今回は入り込んだ空気量が多すぎたようだ。

Hitecc_air_4

レフィルを軸にセットして書いてみると、問題なく書くことができるようになった。

Hitecc_air_5

ペンチップの中に入った空気が少ないときや、インクの溶剤が減ってインクが固くなった時には10mlの注射器でも十分にインクが出るようになる

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