ダイソーの「ペン先万年筆タイプ」のインクを換える
パイロットのVpenのインクを簡単に替えることができたので、直液式のダイソーの「ペン先万年筆タイプ」のインクも換えることを試してみた。
ペン先万年筆タイプという変な商品名なのは、中国の製造元がつけたのだろう。英語の商品名は「Fountain pen without cartridge」となっていて、直液式万年筆としても良かったような気がする。
Vpenのようにペン芯を抜こうとしたけれど、意外としっかりと軸に嵌っているようで、ラジオペンチを使ったので、ペン先に少し傷を点けてしまった。
そこでペンチをギザギザのないものにして、傷がつかないように塩ビパイプを先端に被せてか、ペン芯を抜いた。やはり力が必要だった。
軸の中のインクは長い針を付けた注射器で抜いて、取り出したペン芯とペン先をコップに入れた水につけてインクを抜いた。
この万年筆のペン芯の中に硬い繊維軸が入っていて、インクをペン先に誘導するようになっているので、完全にインクを抜くのには、何度か水を替える必要があった。
インクが抜けた所で、全体をよく乾燥させてから、注射器でブルーブラックインクを本体の軸に注入した。約2.5cc程入るようだ。
インクが十分ペン先まで浸透するのを待って書いてみた。
110円の万年筆だから壊れても被害が小さいので、十分遊ぶことができて楽しかった。
直液式の筆記具は色々と遊べそうだ。ダイソーのインク調合セットで作ったインクを入れて遊ぶのも良いかもしれない。
こんなことは誰もやらないだろうけれど、プラチナのプレピー万年筆やパイロットのVpenなど廉価版の万年筆は色々な実験に使えて嬉しい。
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