« 筆記具のテストを兼ねた書き写し | トップページ | DIME6月号の付録のUSBマルチルーター »

2022年4月 8日 (金)

0.5mmのサイドノックのシャープペンシルを0.9mmに改造

Pentel_tecniclick09_1

ぺんてるのサイドノックの0.5mmのシャープペンシル「ピアニシモ」の海外版の「テクニクリック(TECHNICLICK)」をセリアで買てきてあった。

サイドノックの0.9mm芯のシャープペンシルはないのではないかと思いついて、改造してみることにした。

といっても、特に難しいことではなく、これまでと同じように0.9mmの芯に合わせて、各パーツの穴の大きさを広げていくだけだ。

このシャープペンシルの改造でネックになるのは、先端のパイプとゴムチップだった。

先端のパイプは、材料ボックスの中に、内径1.0mmのステンレスパイプがあったので、それを使うことにした。

ゴムチップは、普通は本体に入っているものの内径を削って合わせるのだけれど、このシャープペンシルのものは加工が難しいので、新たに作ることにした。

 

先端パイプは、加熱して引き抜き、元の穴をステンレスパイプの外径1.4mmでドリルで穴を広げて、切断したパイプを接着して固定した。

Pentel_tecniclick09_4

以前、川窪万年筆の川窪さんが、セリアのレジンの型とり用のシリコンゴムが使えると言っていたので、やってみることにした。

この型とり剤は、黄色と白の樹脂を等量練り合わせて硬化させるもので、硬化しても柔らかいままで、接着しない。

ゴムチップに使う量は極僅かで、それを芯の太さの穴が開いたままで、口金にセットするのが非常に難しかった。それと硬化に時間が必要だったことで、何度か失敗してしまった。

Pentel_tecniclick09_3

一応、きちんとノックして芯がでて使えるようになった。ゴムチップの見た目は悪いけれど、ちゃんと機能している。

Pentel_tecniclick09_2

オリジナルの0.5mmと改造した0.9mmの口金部分。

 

|

« 筆記具のテストを兼ねた書き写し | トップページ | DIME6月号の付録のUSBマルチルーター »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 筆記具のテストを兼ねた書き写し | トップページ | DIME6月号の付録のUSBマルチルーター »