ぶんぐてん30を楽しんできました
始まってみると、意外と興味を持ってくれる人がいて、14組の参加者があった。
参加の皆さんは、ちょっとしたコツを知ることでテープやシールを簡単に剥がせることを体験して喜んでくれた。
ワークショップの参加者が、自分で使ってみてびっくりしたり、楽しんでくれるのを見ているのが快感だった。
ペーパーナイフのメーカーが本当の使い方をよく知らないという不思議な商品なので、一般のユーザが使い方を知っているはずがないから、一人でもペーパーナイフの本当の使い方を知ってくれるのは、非常に嬉しい。
手持ちのペーパーナイフが残り少なくなったので、ワークショップは今回が最後になるだろう。
次回は、別の展示を考えなければならない。といってもぶんぐてんで最高齢者なので次回も参加できるように体調管理をしなくてはいけないだろう。
今回もメンバーが力を入れたワークショップや展示をしていたけれど、きたきつねがすごいと思ったのは、輸入・廃番文房具コレクターのたいみちさんの「100年前の鉛筆削り」の展示で、よく集めたということだけでも感動モノだけれど、いまでも鉛筆が削れるというのにも驚いてしまった。
それにしても、現在の手動式鉛筆削りに至る原型が絞られるまでに、いろいろな試行錯誤が行われていたことが分かる展示となっていた。
たいみちさんの歴史的文具のコレクションの展示には毎回驚かされる。
もう一つはつけペンコレクターの藤川研究室さんの「GペンのG」で、GペンがなぜGペンと呼ばれるかという秘密が分かる展示。他のつけペンのコレクションも凄いというしかない。
雑司が谷には手塚治虫先生が住んでいたことがあって、鉄腕アトムの誕生の地になっているのでアトムに関する展示「アトムは雑司ヶ谷の住人だった」もコンパクトな展示だったけれど、懐かしかった。
ぶんぐてんが雑司が谷で開催されてから10年になっていて、COVID-19感染症のために中断もあったけれど、手作りで30回も続き、文具好きの仲間が集い、さらに新たな仲間が増えてきたのは素晴らしいことだと思っている。
ずっと続いて欲しいものだ。
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