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2023年5月31日 (水)

ノック式万年筆(?)

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Facebookにノック式万年筆の広告が何度もでるので、調べてみるとAmazonで売っていた。

非常に安いので、どうかなと思って買ってみた。

中国からの発送で2週間ほどで届いた。

荷物を開いてみると、予想通りキャップ付きのノック式万年筆がでてきた。

キャップを取ってみると、シャッターがなくペン先がむき出しのままだった。

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パイロットのキャップレス、プラチナ万年筆のキュリダスなどの本来のノック式万年筆は、ペン先のドライアップやインク漏れを防ぐために、気密性の高いシャッター機構が組み込まれている。

このままだと、インクのドライアップやインクが漏れてしまうのでキャップが必要だ。

キャップが必要ということは、ノック式の意味がないということになる。

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2023年5月30日 (火)

ゼロジテック:ZERO G ball 15°(ゼロGボール)

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昨年のISOT2022で紹介されていた韓国のゼロジテックの油性ボールペン「ZERO G ball 15°(ゼロGボール)」がAmazonで売っていたので買ってみた。

ボール径が0.7、0.5、0.38mmの3種があって、軸色のバリエーションで区別している。

インクは黒のみのようだ。

ペン先を軸の中心から15度傾けることで、ペン先が筆記面に対してボールペンの筆記に適した60度以上の筆記角度にできるボールペンというものだ。

ボールペンは、ボールに付いたインクを上に転写することで書くのだけれど、万年筆のように筆記角度が小さくなると、ボールがそれを保持するペンチップを摩擦で筆記抵抗が強くなるだけでなく紙と接触することでペンチップを削ることになり、ボールの脱落などの原因となる。

そのため、筆記角度はできるだけ垂直に近い角度にするほうが良いことになる。

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特に、左利きのひとがボールペンを使うときには、ペン先を押すようになるので、ペンチップとボールに力がかかるので筆記角度が重要になる。

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