google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 ゼロジテック:ZERO G ball 15°(ゼロGボール): きたきつねの文房具日記

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2023年5月30日 (火)

ゼロジテック:ZERO G ball 15°(ゼロGボール)

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昨年のISOT2022で紹介されていた韓国のゼロジテックの油性ボールペン「ZERO G ball 15°(ゼロGボール)」がAmazonで売っていたので買ってみた。

ボール径が0.7、0.5、0.38mmの3種があって、軸色のバリエーションで区別している。

インクは黒のみのようだ。

ペン先を軸の中心から15度傾けることで、ペン先が筆記面に対してボールペンの筆記に適した60度以上の筆記角度にできるボールペンというものだ。

ボールペンは、ボールに付いたインクを上に転写することで書くのだけれど、万年筆のように筆記角度が小さくなると、ボールがそれを保持するペンチップを摩擦で筆記抵抗が強くなるだけでなく紙と接触することでペンチップを削ることになり、ボールの脱落などの原因となる。

そのため、筆記角度はできるだけ垂直に近い角度にするほうが良いことになる。

Zerogtec_bp_3

特に、左利きのひとがボールペンを使うときには、ペン先を押すようになるので、ペンチップとボールに力がかかるので筆記角度が重要になる。

左利き用のボールペンとしてペン先に角度がついたMaped Visio Penが売られている。

これまでも、サンフォード「ペンデュラム」やコールズペン「ヨーロペン」などペン先を軸に対して傾けたボールペンが発売されてきているが、デザイン的に無理があって普及するに至っていない。

ゼロGボールは、ペン先のデザインを考えることで、うまく処理していて、ボールペンを常用する人が使うとペン先が紙に対して垂直に近くなるし、万年筆を常用しているようなひとにとっても筆記角度が60度以上に近くできる。

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気になっていたのはリフィルのことで、リフィルは一般的な真っ直ぐなリフィルを無理に曲げているわけではなく、はじめから曲がった状態のものを使っていた。

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リフィルを抜こうとしたがしっかり固定されていて抜けなかったので、リフィルを交換できないようだ。

価格はAmazonでは税込み300円で、生産国の韓国では2,000ウォン(209円)が定価のようだ。

使い切りと考えると300円は高いと思う。普及を考えるならばやはり税込み220円以下が妥当だろう。

マスで売ることを考えると100円ショップでの販売を考えたほうがいいかもしれない。

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