ブングテン31mini
11月26日日曜日に東京都豊島区の雑司ヶ谷地域文化創造館で開催された「ブングテン31mini」を見に行ってきた。
ブングテンにはほぼ毎回出展していたけれど、前回のブングテンを最後にこれからは見学者として参加することしたのだ。
何時もと違いゆっくりと家を出て、電車を乗り継いで、山手線大塚駅前からさくらトラム(都電荒川線)に乗って雑司が谷で降りて、日曜日で人通りの少ない裏道を歩いて会場に到着した。
今回は鬼子母神通り商店街みちくさ市が中止ということでちょっと寂しかった。
すでにブングテンは始まっていて、今回はコンパクトな会場でなんとなく落ち着いた感じがした。
ブングテンも途中COVID-19(新型コロナ感染症)の影響で中断もあったけれど31回と回数を重ねて、知られてきて、常連客も多くなってきたようだし、OKB48の握手会も同時に開催されるということもありコンスタントに来場者がいた。
久しぶりに出展側ではなく見学者としてフリーに会場を回ることができたので、色々な人と話もできて、新しい情報も聞けたし、楽しい時間を過ごすことができた。
入り口を入ったところにブングテンのお世話をしてくれている古文具収集家のたいみちさんの「レトロ封筒の展示」があった。昔は今と違い通信手段が手紙しかなかったから、封筒や便箋などに凝ったものが多く、見ていて楽しい。
たいみちさんはテレビやラジオに出たり、骨董市を回ったりと忙しそうだ。
並んで文具王の「文具王工作室の便利アイテムの紹介と展示」で、文具王が自分が使うことを考えて3Dプリンターやレーザーカッターで作り出した便利な小物を展示していた。会場では販売していないけれど文具王工作室で販売しているということだ。
文具王はWebサイトの「文具のとびら」の編集長やYoutubeなどで忙しそうだ。
会場の一番奥ではOKB48総選挙の握手会が行われていて、用意されていた席はいつも満員の状態だった。書けなくなったメンバーがでて総合プロデューサーの古川さんが慌てていた。ペンを開けてみるとレフィルが5年前の古いものだった。メンバーの状態を維持するのは大変のようだ。
ボールペンは、リフィルの軸に製造年月が刻印されているので確認しておこう。
ぬりたくりお茶会の「インク遊びワークショップ ぬりたくり絵」は色々なインクで絵を描いていた。
のりたま☆さんは「箔押し」のワークショップで持参した手帳などに名前を刻印していた。
[&B]さんは革小物ワークショップ「ブンサコ・ペンサコ&染める!INK-BADGE」で縫わない皮の小物入れなどを教えていた。
他故壁氏さんは「あなたも知らない21世紀の鉛筆事情」ということで、三菱鉛筆のユニやステッドラーのルモグラフの全硬度の鉛筆を参加者に鉛筆削りで削ってもらっていた。希望の職場に異動して、通勤は大変のようだけれど楽しくできているらしい。
藤川研究室さんは「日光のペン先」を展示していた。つけペンはまんがを描くのに使われるだけになっているけれど、ボールペンが普及するまでは、オフィスでは必須の筆記具だったので、色々なメーカーが作っていたけれど、もう1社になってしまった。
藤川研究室さんは前回のブングテンで、Gペンの由来について展示していて、つけペンは歴史が古いだけ色々な話題がありそうだ。
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