便利なクッキングシート

耐熱の紙の両面にシリコンをコーティングした料理に使うクッキングシート（クッキングペーパーともいわれる）は文房具としても非常に便利なものだ。

何に使うかというと、必要な幅の両面テープを作る、シール作り、接着剤のマスキング、マスキングテープのデザインカット、ポリエチレンシートの溶着、簡易製本用のホットメルトシートを作る、糊付け台紙にするなどだ。

この他、印刷原稿の文字原稿の張り込みや印刷物の修正シール作り等にも使っていたけれど、今は使うことはあまりないだろう。

何が便利かというと、シリコンでコーティングされているので、テープや接着剤が着き難いということ、熱に強いというところだ。

昔は、ラベル紙の使った後の裏紙を使っていたが、コーティングがポリエチレンだったので、熱に弱かった。

ラベル紙の裏紙といってもよく使うのであればいいけれど、わざわざラベル紙を用意するというのもナンセンスなことだから、クッキングペーパーならば100円ショップで入手できるので便利だ。

狭いところのマスキングには、マスキングテープでは粘着面があるので狭いところに入れられないので、クッキングペーパーが便利なのだ。

簡易製本用のホットメルトシートを作のは簡単で、ホットメルトの棒をクッキングシートに挟んで高温にしたアイロンで熔かして必要な厚さに伸ばし、冷えてからシート状になったホットメルトを必要な幅に切って使うことになる。

製本も製本機がなければ、アイロンで溶着すれば良い。

必要な幅の両面テープを作るのもクッキングシートを使えば簡単にできる。

両面テープをクッキングシートに貼り付けるて平らに置いて、テープの剥離紙の上から必要な幅にカッターで切れば良いだけで、試しに2mm幅の両面テープを作ってみた。

定規で寸法を出してカットすれば、裏紙が付いた両面テープの出来上がり。