google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 きたきつねの文房具日記: 2024年3月

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2024年3月24日 (日)

シャープペンシルの芯の太さ

Macha_lead

注射針のサイズ表を見ていたら、既視感があることに気がついた。

シャープペンシルの芯の太さとほぼ同じじゃないか。

シャープペンシルは筆記具用もあるが多様な線幅のものは製図用として作られたもので、その線幅は日本工業規格JIS S 6005:2019と国際規格のISO 9177-2とISO 128-20に規定されているけれど、どうしてこの線幅になったのだろうか。

勝手に妄想するに、工業的に供給可能なパイプの寸法で決まったのではないだろうか。

JISは、多分ぺんてるの芯の規格を元に作られていると思うので、シャープペンシルを作るときに、ペン先のパイプとして開発時に容易に手に入る注射針の材料を使ったのかもしれない。というのも、先に芯の太さを決めてそれに合わせてパイプを特注するなんてことはなかったと思う。

確か昔の注射針は、真鍮製でクロムメッキではなかったろうか。

「公差」というのは、許容誤差の最大寸法と最小寸法の差のことで、工業製品を作る時に許容される誤差の範囲と考えることができる。

参考までにJIS S 6005:2019のシャープ用芯及びシャープ用色芯の寸法の表を引用しておく。

Jis_s_6005

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2024年3月20日 (水)

SERIAの「ふしぎなクリアジェル」とDaisoの「ジェルクリーナー」

Daiso_gel_cleaner2

きたきつねの机のゴミ、キーボードやカッティングマットのホコリ汚れ、ヤスリの削りカス取り、カメラのボディーやレンズのラバーのホコリ取りなどにセリアの「ふしぎなクリアジェル」を愛用している。

一時、ダイソーの「ジェルクリーナー」を使っていたけれど、蓋付きの容器に入れて保存しているうちにベトベトになってしまい使えなくなってしまったので、「ふしぎなクリアジェル」を使うことになっている。

多分、「ジェルクリーナー」が空気中の水分を吸い込んで、ベタベタになるのかもしれない。

「ふしぎなクリアジェル」は、おもちゃのスライムの仲間のだけれど、使っているうちに水分が飛び、ちょうど良い感じの硬さになって、ゴミがきれいに取れるようになる。

ゴミを取り込んで汚くなるので、時々新しいものに交換していたが、そろそろ交換時期かなと思っていたら、ダイソーのパソコン用品売場に新しい容器に入った「ジェルクリーナー」があったので、使ってみることにした。

きたきつねは机の上で作業をするので、ノコギリでプラの部品を切た時の鋸クズ、ヤスリで削ったカスとヤスリの目に残ったカス、電線の切屑、消しゴムのカスなどいろいろなゴミがでるので、「ふしぎなクリアジェル」できれいにできるので、新しい「ジェルクリーナー」はどれだけ使えるものか楽しみだ。

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2024年3月17日 (日)

コクヨの測量野帳の不良

Kokuyo_fieldnote_01

きたきつねは学生時代の測量の実習や調査メモ以来50年以上コクヨの測量野帳を記録用のノートとして使ってきている。

最近はバードウォッチングに用にセ-Y1の緑の表紙ではなく、スタイリッシュカラーのセ-Y7シリーズを使っているけれど、3月7日から使い始めた野帳のノート部分の接着が悪く飛び出してきてしまった。

使い始めて最初は野帳を開くと中のノート部分が数ミリ前に出る現象がでて、そのうち1cm以上飛び出すようになってしまったので、使いにくくなってしまった。

Kokuyo_fieldnote_02

実は、この一つ前の野帳でも同じような現象があって、木工用接着剤を竹串に着けて修理して使っていたが、その時はたまたまだろうと思っていたけれど、連続して不良がでるとは思わなかった。

今回のスタイリッシュカラーのセ-Y7は、色違いをまとめて5冊まとめて買い置きしているものを使っているので、連続して不良がでるということは、同じロットだったということだろう。

この前に買って使っていたセ-Y7では問題なかったので、やはり不良品のロットに当たってしまったのかもしれない。

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2024年3月11日 (月)

サンスター文具の「ツメカケ」とダイソーの「インデックスパンチ」

Tomekake_1

色々な文房具は購入していて、記事を書かなければと思いながらも、どうもモチベーションが上がらずに、写真を撮っただけでそのままにしている。

ノートの検索を効率よくするためのパンチのサンスター文具「ツメカケ」(770円)を買って随分経つうちに、ダイソーから「インデックスパンチ」という後追い商品が出てしまった。

「ツメカケ」は、ノートや手帳のカドを切って新しいページに直ぐアクセスできるようにするパンチとページ数や見出しを書くためのインデックスを作るパンチの2種類が組み合わされたものだ。

カド用

Tomekake_6

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2024年3月 2日 (土)

三菱鉛筆がドイツのLAMYを連結子会社へ

三菱鉛筆から「C. Josef Lamy GmbHの持分の取得 (連結子会社化)に関するお知らせ」というプレスリリースがでた。

目的は以下らしい。

(1)海外における販売体制のさらなる強化
(2)Lamy社が持つブランド力の獲得
(3)Lamy社が持つデザイン力の獲得
(4)Lamy社が持つ技術力の獲得
(5)両社で持つ商品カテゴリーの重複のなさ

文房具仲間は今時、どうしてという反応が多い。

海外展開を図るにしても廉価版万年筆メーカーのLAMYを完全子会社にする必要があったのか、素人には分からない。

これまでも、高級ボールペン「Steward」やパワータンクの劣化商品「3&bC Pt7」、キャップ式油性ボールペン「レイヤード」を取り上げてきたけれど、三菱鉛筆は技術力があるのに企画力、デザイン力がも一つというところがあるのと、鉛筆製造を祖業としているからか、高価格帯の製品を開発するためのイメージや品質に対する姿勢がわからないと思っている。

ビジネスと全く関係のないユーザーとしては、これからどのような展開になるか見ていきたいと思う。

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