google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 本当の定規?: きたきつねの文房具日記

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2025年1月13日 (月)

本当の定規?

物差しと定規があって、寸法を測るのが「物差し」、線を引くのに使うのが「定規」なのだけれど、実際には寸法を測るものも「定規」と呼ぶようになっている。

英語で物差しは「scale」、定規は「ruler」ことからも分かると思う。

物差しはエッジが0(ゼロ)になっているのに対して、定規はエッジから数ミリのところが0になっている。

モノを作る時には物差し不可欠な道具になる。

2017年にコクヨが「本当の定規」というステンレスの物差しを出したけれど、実際にモノ作りをする人たちには不評だったということをふと思い出した。

コレクションアイテムとしては面白いけれど、コクヨはなんであんな定規を作ったんだろう。

一度Facebookに「本当の定規」は実用的ではなくアート作品だという書き込みがあった時に、モノ作りしたことがないと思われるひとから反論があったけれど、モノは1.0cmとか5mmといったキリの良い値で作るばかりではないし、いくら1mmが正確でもその目盛りの値を材料に移す太さのない道具はないよといわれて静かに消えたことがあった。

0.1mmや0.01mmといった単位の工作にはノギスやマイクロメーターなどの別の測定具をつかうので、それぞれ適した道具が必要なことは実務家は知っている。

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コメント

しろちゃん

竹の物差しは狂いがないので良いのですが、長く使っていると削れたりして形が変わってしまったりするので、最近はステンレスの物差しを使うことが多くなりました。竹の物差しの目盛りと反対側に溝がありますが、溝引きといって筆で線を引く時に使いました。今度紹介しましょう。

カッターで紙を切るときにはステンレスの定規が良いですよね。

紙細工程度ならば色々な市販の定規で良いのでコレクション楽しんでください。

投稿: きたきつね | 2025年1月14日 (火) 22時09分

「物差し」と「定規」の違い、普段あまり考えずに使っていたと思います。そういうとそうですね。子供の頃よく使っていた30センチの竹のものさし、ネットで調べて見たら、竹尺と出てきましたが、デビカのHPではくるいの少ない竹製定規とあり、使い分けもあいまいだと感じました。
2017年のコクヨの定規は知りませんでしたが、今では100円ショップでステンレス製の物もあり、そうだったのかと思いました。
いろいろ勉強になりました。
定規も、カラフルなものや、折り畳めるの物や、猫関係のものなど、いろいろコレクションして楽しんでいます。(笑)

投稿: しろちゃん | 2025年1月14日 (火) 05時28分

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