文房具のWebサイトをどうしようか
久しぶりに更新を止めてしまったWebページ「きたきつねの文具館」を見てきた。
1996年から20数年更新してきたけれど、HTMLのタグを使うのが大変になって、簡単に更新できるブログに軸足を移してしまった。
見返してみると昔はよく記事を書いたものだと感心する。20年くらい前までは、メーカーの人も含め、文房具好きによく見てもらっていてたけれど、訪問者はほとんどいなくなってるようだ。
少しリンク集を確認したけれど、昔の仲間のサイトはほとんど見られなくなってしまっていた。
他のサイトもチェックしてみたが、文房具の歴史で重要な資料となる内容が掲載されたほとんどのサイトが消えてしまっていた。
管理人にいろいろな事情があって更新が止まっただけでサイトが残っていれば良いのだけれど、一時期沢山あった無料のサーバーが終了したり、管理人が亡くなったりしてサイトそのものがなくなってしまったものはもう二度と参照することができなくなっている。
印刷物ならばどこかに残されている可能性が有るし、出版物ならば最悪国会図書館にいけば見ることができるだろうけれど、インターネット上の情報は一瞬にして消滅して、復元がほとんど不可能になるから、諸行無常といっても悲しい。
個人経営で後継者のいない町の商店や食堂みたいなものだ。懐かしくて探して見ると更地になったりマンションが建っていたりと思い出も何もなくなってしまうのだ。
きたきつねの文具館ときたきつねの文房具日記もきたきつねが居なくなれば消滅してしまうのだろう。
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コメント
しろちゃん
楠田さんのサイトはありますね。
https://www.erikokusuta.com/eraser.html
きたきつねはSNSは情報がフローなもので、情報のストーレージとしては使えないので情報交換だけにしか使っていません。
投稿: きたきつね | 2025年2月 4日 (火) 22時32分
きたきつねの文具館、初めて知りました。
少しクリックして見ましたが、更新停止が出てくる中、楠田枝理子さんの消しゴム図鑑というのが出てきて、インスタに移られたようでした。
諸行無常といえば、それまでですが、古い記事があると、調べていくときの大事な資料になったり新たに興味が広がったりと、とてもありがたい存在です。
時々でもこうやって更新されていると、とても頼もしい存在ではあります。
投稿: しろちゃん | 2025年2月 4日 (火) 06時57分