google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 日記・コラム・つぶやき: きたきつねの文房具日記

日記・コラム・つぶやき

2025年2月 3日 (月)

文房具のWebサイトをどうしようか

Bungukan2025

久しぶりに更新を止めてしまったWebページ「きたきつねの文具館」を見てきた。

1996年から20数年更新してきたけれど、HTMLのタグを使うのが大変になって、簡単に更新できるブログに軸足を移してしまった。

見返してみると昔はよく記事を書いたものだと感心する。20年くらい前までは、メーカーの人も含め、文房具好きによく見てもらっていてたけれど、訪問者はほとんどいなくなってるようだ。

少しリンク集を確認したけれど、昔の仲間のサイトはほとんど見られなくなってしまっていた。

他のサイトもチェックしてみたが、文房具の歴史で重要な資料となる内容が掲載されたほとんどのサイトが消えてしまっていた。

管理人にいろいろな事情があって更新が止まっただけでサイトが残っていれば良いのだけれど、一時期沢山あった無料のサーバーが終了したり、管理人が亡くなったりしてサイトそのものがなくなってしまったものはもう二度と参照することができなくなっている。

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2025年1月13日 (月)

本当の定規?

物差しと定規があって、寸法を測るのが「物差し」、線を引くのに使うのが「定規」なのだけれど、実際には寸法を測るものも「定規」と呼ぶようになっている。

英語で物差しは「scale」、定規は「ruler」ことからも分かると思う。

物差しはエッジが0(ゼロ)になっているのに対して、定規はエッジから数ミリのところが0になっている。

モノを作る時には物差し不可欠な道具になる。

2017年にコクヨが「本当の定規」というステンレスの物差しを出したけれど、実際にモノ作りをする人たちには不評だったということをふと思い出した。

コレクションアイテムとしては面白いけれど、コクヨはなんであんな定規を作ったんだろう。

一度Facebookに「本当の定規」は実用的ではなくアート作品だという書き込みがあった時に、モノ作りしたことがないと思われるひとから反論があったけれど、モノは1.0cmとか5mmといったキリの良い値で作るばかりではないし、いくら1mmが正確でもその目盛りの値を材料に移す太さのない道具はないよといわれて静かに消えたことがあった。

0.1mmや0.01mmといった単位の工作にはノギスやマイクロメーターなどの別の測定具をつかうので、それぞれ適した道具が必要なことは実務家は知っている。

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2024年12月23日 (月)

文房具のカスタマイズ

きたきつねの文房具日記のカテゴリーには「カスタマイズ」があって、きたきつねが文房具の改造をメインに、文房具の修理、利用方法、道具や工具類、家庭用品の文房具としての利用などについて紹介している。

ブログなどを見て、興味を持つ人は多いけれど、実際に自分で文房具を改造する人は、経験的に非常に少ないようだ。

見た人の1%以下位ではないかと思う。

逆に多くのユーザーは、メーカーの製造したままの状態で使っているということになる。

それでも、シャープペンシルで好みの別のメーカーの芯を入れたり、ボールペンで別の色のリフィルを入れたりしている人はいるだろう。

それを一歩進んで、自分の好みのボールペンの軸に、別のメーカーの規格が違っているレフィルの好みの色や書き味のインクを使うようにするだけでも楽しいと思う。

大好きな文房具が壊れても、修理して使い続けることができれば、ルーズリーフに売られていない好みの紙質の紙をリフィルにすることができればどうだろう。

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2024年12月20日 (金)

もう少し続けてみるか

2006年4月にブログを書き始めてから18年になって、疲れてきたのか紹介したことが沢山あるのにブログをなかなか書くことができていないことが続いている。

それと文房具のカスタマイズをするときも、さっさと作業してしまって写真も撮っていないので紹介できないことも多くなってきた。

まわりを見ていると、ブログやノートなどを3年以上継続しているのは少ないようだ。

きたきつねもそろそろ終点が見えてきて、このブログもきたきつねの文具館も消えてしまう日も永遠ではなくなってきたので、もう少し続ける努力をしてみようと思う。

これからはこれまでの内容に加えて以下のようなことでも呟いていければと思っている。

文房具が売るほど持っているのに、時々しか使わない文房具がなかなか見つからないということがよく有るようになってきた。

実際の作業時間よりも探している時間のほうが長いのはこまったことだ。

年末になって、年賀状をなんとか作って、宛名書きを終えることができた。その時に手紙を書くのに愛用しているセーラー万年筆のプロフィットが見つからなくて大変だった。

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2023年7月20日 (木)

YouTube:有隣堂しか知らない世界

横浜の書店「有隣堂」の運営するチャンネル「有隣堂しか知らない世界」を時々暇なときに見ている。

開設3年でに入り登録者24万人を超えて、番組も200回近く続いているというのはたいしたものだろう。

MCのミミズクのぬいぐるみ「R.B.ブッコロー」の中の人が、有隣堂の社員やパート、ゲストの文房具、雑貨、書籍などについてのプレゼンにユーザー目線で突っ込みを入れるのが非常に面白い。

MCが変に文房具や雑貨などに専門的な知識を持たないで、見ている人が持つ疑問や知りたいことをプレゼンする人からうまく引き出していているので、マニア御用達になっていないのが人気の元なのだろう。

無理に販促を目的にしていないゆるさも視聴者に安心を与えているのだろ。

動画の時間も10分前後が多いようで、ダラダラと30分も40分も話をするような動画は見る気もしないけれど、長くなるときには動画を分割するなどよくまとまっている。

それにしても、有隣堂の社員なのに売り場に有るか無いかや値段を知らなかったりするというのはオモシロいを通り越している。

特に、文具王になれなかった女というバイヤーの岡崎弘子さんは不思議なキャラクターで、ワザとなのか本当なのか分からないボケ加減や商品知識の無さは絶妙だ。

使い方も知らずに紹介するというのも可笑しい。

ゲストの自社の商品について全く知らない某メーカーの営業がでてきたり、ゆるさ加減もメーカーにまで伝染しているようだ。

そんなグズグズをMCのブッコローがなんとかまとめてしまうのが立派だと思う。

きたきつねは残念ながら有隣堂が近くにないし、行ったことがあるのは昔秋葉原のヨドバシカメラ マルチメディアAkiba.にあった店舗と日本橋の誠品生活日本橋位なのだけれど、この動画コンテンツを見るとリアルな店舗に行ってみたくなる。

ユーザーの来店を促す強い動機付けにもなっているのだろう。

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2023年4月18日 (火)

ぶんぐてん30を楽しんできました

Bunguten30_1

4月16日に東京都豊島区の雑司が谷の丘テラスで開催された「ぶんぐてん30」に参加してきた。

3年振りに文具仲間と再開できて楽しい一日を過ごすことができた。

雑司が谷の丘テラスはぶんぐてんの第一回が開催された旧高田小学校の跡にできた公園の中にある集会所のような施設だ。

朝、準備のために早めに到着したのだけれど、すでに机と椅子が配置されていて、自分の場所のセットだけでよかった。

Bunguten30_2

きたきつねはペーパーナイフを使った「テープ剥がしWORK SHOP」で、地味なワークショップなので人が来てくれるのかちょっと不安だった。

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2022年6月22日 (水)

ガラスや金属のつけぺんのこと

Glass_steel_pen

COVID-19の蔓延から退避するため、大きな文具店や文房具の見本市などに行くことができず、近所の100円ショップめぐりだけで、ボーッと雑誌やSNSを眺めているので、文房具のことを忘れそうになってしまいそうだ。

最近気になっているのが、ガラスや金属のつけぺんのことで、先祖返り現象なのか奇妙に盛り上がっているようだ。

それも異様に高価なガラスペンや万年筆のペン先を使ったつけペンといった商品に人気があるようだ。

インクを使う筆記具は、つけペンの不便さを解消し、携帯できる万年筆が一つの完成形で、その書き味を再現しながら、万年筆の欠点を補うようにボールペンやマーカーなどが作られてきているのだと思う。

万年筆そのものも、欠点を解消するために改良を加えてきて新しい商品がでてきているし、油性ボールペン、水性ボールペン、ゲルボールペンと新しいものが開発されてきている。

それなのに、どうして壊れやすいガラスペンや筆記距離が短いつけペンなのだろうか。

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2022年5月 8日 (日)

スーパーのワゴンで文房具レスキュー

Wagon_discount7_1

近所のスーパーの入口のワゴンに、ブームが終わりかけの鬼滅の刃の文房具に混じって、廃盤になったコクヨのエラベルノの軸とぺんてるのクリックイレーザーが入っていたので、連れて帰ってきた。

エラベルノの軸は沢山あったけれど2種類だけにした。

大体、スーパーの文房具売場に置いて売れないような商品を仕入れるバイヤーに問題があるのだろう。

ぺんてるのクリックイレーザーは、非常に高機能な消しゴムで、今回の鉛筆・シャープ用以外にもボールペン用や印刷物や油性ボールペンなどの多用途向けなどがあってきたきつねも愛用している。

消しゴムとしては550円と高価格帯の商品なので、当用の文房具の需要が多いスーパー向きではないだろう。

コクヨのエラベルノについては昨年「文房具のカスタマイズへのニーズ」という記事で書いたけれど、非常に売り方の難しい商品だっと思う。

無印良品の「詰め替えるペン」のように商品をよく知っているユーザー向けに商品展開するならいいのだけれど、エラベルノの場合はユーザー階層に合わせた売り場を考えすに広く展開してしまっただけでなく、メーカーがメディアなどへの対応が甘かったので、消えるのは必然だったのだろう。

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2022年4月 7日 (木)

筆記具のテストを兼ねた書き写し

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2021年1月30日から朝日新聞朝刊1面に記載されている鷲田清一さんの「折々のことば」の書き写しを始めた。

本当に文章はWordかTEXT Editorばかりで、筆記具をつかって文字を書くことがなくなってしまい、イメージで文字を認識するようになっている。

時折、手紙や書類に手書きで文字を書くことがあるけれど、書こうと文字を忘れてしまったのにガッカリしてしまった。

なにせワープロとワープロソフトを使い初めて35年以上になっているから、字は下手になるし、字を忘れるのは必然なのかもしれない。

それなのに筆記具を一生使い切れないほど持っているという矛盾を抱えていて、死ぬ前にもう一度文字を書く習慣をつけようということで、書き写しを始めた。

毎日違う内容で短い文章がいいと思い、最初は天声人語を考えたけれど、最近の天声人語は内容が軽薄で全くおもしろくないので、折々のことばにすることにした。

一日一ページで、筆記具のテストも兼ねて水性ゲルボールペンで書くことにして続けてきた。

途中長期休載があったので、現在、275ページを書いて、替芯5本目に入ったところだ。

ボールペンのインクを最後まで使うことが滅多にないから、インクが無くなって書けなくなるというのは、別の達成感があるものだ。

1本あたり平均68ページ、同じメーカーの同じボール径でインク色が違うだけだけれど、最大78ページ、最小63ページと差がでるのは興味深い。

鷲田清一さんは生年が同じなので、どちらが先かわからないけれど筆記具を換えながら続けるだけ続けようと思う。

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2022年2月27日 (日)

引き出しに黒い紙を1枚

Blacksheet_1

薄い紙に両面印刷した物をコピーしたりスキャンをする時に気になるのは、裏の印刷が見えることだろう。

最近のコピー機や専用スキャナーには裏写りを軽減するモードがあるけれど、家庭用のプリンターに付属のスキャナーではないものもある。

この問題を解決するには、黒い紙を一枚用意するだけで良い。

印刷物の裏に黒い紙を重ねてスキャンすると、裏の印刷が目立たなくなる。

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