2018年4月25日 (水)

とみさわ照仁「無限の本棚 増殖版 手放す時代の蒐集論」

ライター、ゲームプランナー、漫画原作者、古書店主と沢山の肩書を持つとみさわ照仁さんのコレクター人生をまとめた2016年に刊行された「無限の本棚」(株式会社アスペクト)を基に、文庫化にあたって大幅に増補、対談の追加などを行っている「増殖版」という珍しい本だ。

著者は、TBSラジオの「伊集院光とらじおと」で毎週火曜日の「アレコード」のコーナーのゲストにでていたので、変なレコードの蒐集家だと思っていた。

漫画、映画のチラシ、野球のトレーディング・カード、ジッポ・ライター、顔出し看板、ダムカード、中古レコードなどコレクション歴はすごいし、かなりのレベルまで蒐集しているのに、やめ方もすごい。でも辞める理由はきたきつねも同じだったので、よく理解できる。

コレクターだから分かる衝動をきちんと分析しているのは非常に冷静なひとで、本人は「物欲」というよりは「整理欲」がコレクションの原動力というのも個性的だ。

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2018年3月 5日 (月)

STAEDTLER:2 mmシャープペンシル

Staedtler_925_20

2.0mm芯の芯ホールダーとシャープペンシルをコレクションしているので、ステッドラーの925シリーズのプラスチック軸の2.0mmシャープペンシル925 20を買ってきた。

口金はアルミ製、チャックは真鍮製になっている。

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2018年2月10日 (土)

藤原嗚呼子:きまじめ姫と文房具王子

今回の文房具ブームは、前回と違い長くなってきて、商品だけでなく、イベントの開催など広がりが出てきている

ムックや雑誌の特集だけでなく、昨年から「文具少女ののの」(星屑七号)、「文野さんの文具な日常」(榎本あかまる)、「ぶんぐりころころ」(安藤正基)など文房具をテーマにしたコミックがで発刊されるようになってきている。

今年も1月に藤原嗚呼子さんの「きまじめ姫と文房具王子」と原作・とよだたつきさん作画・海産物さん、監修・高畑 正幸さんの「文具を買うなら異世界で!」が続けて発刊されている。

「文具を買うなら異世界で!」は文具王の監修でもあるし、pixivコミックで見ていたので、一度も見たことがない「きまじめ姫と文房具王子」を買ってみた。月刊スピリッツに連載中らしい。

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2018年2月 7日 (水)

矢野経済研究所「文具・事務用品マーケティング総覧 2017年版」発行のプレス発表

矢野経済研究所が1月9日に2016年度の国内文具・事務用品市場に関する調査結果をプレス発表した。

サマリーを読んでみると、文具・事務機市場はは出荷ベースで前年比横ばいで中でもシャープペンシル市場規模が前年比3.3%増となっているとしている。

シャープペンシル市場の増を、メインユーザーの中高生の減少によりマイナス要因としながら、「芯の折れない機構を採用するな どといった高機能・付加価値を追求する新商品」、「芯径バリエーション強化の商品展開が消費者の需要を喚起」と分析している。

「高機能・付加価値化による商品単価上昇」だけでは、出荷金額の増は説明しきれていないだろう。

調査対象が文具・事務用品関連事業者等で、サマリーではユーザーの調査がどのようになっているのか分からないが、中高生のシャープペンシルブームについて触れられていないのが残念なところだ。調査報告書「文具・事務用品マーケティング総覧 2017年版」は高価なので購入できないけれど、一度中を見てみたいものだ。

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2018年2月 3日 (土)

平田美咲:印刷・加工テクニックブック

サブタイトルに「自分でできる!」、「低予算でも素敵なデザイン」とあったので「印刷・加工テクニックブック」を買ってみた。

抜き加工、ミシン目加工、箔押し加工など15種類の印刷・加工テクニック、リング製本、中綴じ製本、上製本など10種類の製本技術、5種類の素材に関する説明が掲載されていて、確かに自分でできるテクニックが分かりやすく説明されていた。

知っているテクニックも多かったけれど、薄い紙にインクジェットプリンターでプリントする方法は知らなかった。

製本技術では、リングまで自作するリング製本方法は面白いと思った。

カレンダーや封筒などの小物やZINEを作ったりしたい時には非常に参考になるだろう。

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2017年12月10日 (日)

MonoMax創刊10周年記念号特別付録のCOACH万年筆&ボールペン

Monomax_coach_pen_1

昨日12月9日発売のMonoMax1月号は創刊10周年記念号ということで、COACH万年筆&ボールペンが特別付録になっていた。

万年筆とボールペンは、ブランドの印刷されたカンペン・ケースに入っていた。ケースの蓋と本体の色が万年筆とボールペンの軸の色と合わせてある。

万年筆は、中国製の金属軸で、直径11.6mm(実測)、重量はインクカートリッジ無しで22.6グラムと重目となっている。クリップ、軸の仕上げは高級感がある。

材料は、アルミ、銅、スチール、ABS、PVCと記載されている。インクカートリッジは、ヨーロッパタイプの黒が2本付属している。

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2017年12月 9日 (土)

サライ2018年1月号の付録の太軸万年筆

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今日発売の2018年1月号のサライに特別付録で「北斎ブルーの太軸万年筆」が付いていたので買ってきた。

きたきつねの持っているサライの付録の万年筆は、2012年2014年に続いて三本目になる。

今回の万年筆は、軸の色を葛飾北斎の「甲州石班澤」に使った「ベロ藍」を再現したということだ。

中国製の金属軸で、太軸ということで直径12.2mm、重量はインクカートリッジ無しで16.7グラムだった。インクカートリッジは、ヨーロッパタイプの黒が一本付属していた。

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2017年12月 5日 (火)

日経トレンディ2018年1月号の付録の特製万年筆

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12月4日発売の日経トレンディ2018年1月号の付録に特製万年筆が付いていたので買ってきた。

これまでの日経トレンディの付録の万年筆と違いクリップが平らなものになっている。

日経WOMAN2016年11月号の増刊・特別版の付録の白軸のオリジナル万年筆と色違いで同じもののようだ。

中国製の金属軸で、重量は10.8グラム。ヨーロッパスタンダードの黒インクのカートリッジが1本付属していた。

ダイソーの万年筆と同じレベルのものだろう。

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2017年11月27日 (月)

三丁目の夕日決定版【文房具の思い出】

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小学館のビックコミックオリジナルに連載されていた西岸良平さんの「三丁目の夕日 夕焼けの詩」は、きたきつねと同時代の話なので愛読している。

三丁目の夕日の中には、文房具関連の話題もあって、それを集めたコミックが決定版として発売されている。

今年の3月に発売されたのが、三丁目の夕日決定版【文房具の思い出】だ。全12話が収録されている。

終戦後の昭和30年代の文房具店、鉛筆、24色クレヨン、肥後守など非常に懐かしい話題が集まっていて楽しい。

茶川駄菓子店商品目録「肥後守と”昭和の刀狩り”運動」なは当時の世相が見えて興味深い。

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2017年10月27日 (金)

書籍:紙の日本史 古典と絵巻が伝える文化遺産

きたきつねは理科系なので、紙の歴史というと、どうしてもどこから製紙技術が伝来したとか、材料、製法、紙の大きさの変遷などの技術的な切り口で考えてしまうので、ちょっと視点を変えて紙がどのように使われて来たかという文化史的な方向から考えてみたいと思って池田 寿「紙の日本史: 古典と絵巻物が伝える文化遺産」(勉誠出版)を読んでみた。

目次だけ見ると、紙漉き、紙の機能と用途、紙名と紙色、反古紙と普通なのだけれど、内容は奈良から安土桃山時代における紙のについて古典や絵巻などの原典に記述、描かれた紙に関係するファクトを詳細に調べたものだ。

昔の文物、技術、事象を知るには、遺跡からの出土品だけでは詳細は分からず、類推、想像するしかない。古典、絵巻物などがあればより具体的かつ真実に近いことが分かってくる。

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