google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 筆記具: きたきつねの文房具日記

筆記具

2025年6月16日 (月)

OHTO:ノック式ゲルボールペン「GS02」

Ohto_gs02

以前から気になっていたオートのノック式ゲルボールペン「GS02」のカーキ色を見つけたので買ってきた。

アルミ軸と真鍮の部品を使っていて、適当な重さがあって、バランスがとても良い。

塗装がマットで指にしっとりと馴染む感じになっていて、気に入った。

中のリフィルがG2規格のPG-M05NP(550円)という新しい金属軸のもので、ニードルチップで新しいゲルインクを採用していている。

リフィルは、従来からのプラ軸のPG-105NP(110円)を使っているかと思ったけれど金属軸だったのでちょっと驚いた。

ボーペンチップのボールはOHTO独自の0.5mm径のSiCのセラミック製で、斜めに傾けて書いてもいいらしいけれど、きたきつねには関係がないかな。

きたきつねは、OHTOの油性インクが好きなので、ボールが0.7mm径のPS-107NP(110円)を使うことにして入れ替えて使うことにした。

OHTOは茨城県の結城工場で生産する金属軸が特徴なので、いい製品が多いのに扱ってるところが少ないのが残念なところだ。

軸のデザインが残念なものが多い三菱鉛筆とコラボすると面白いと思う。

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2025年5月 2日 (金)

鉛筆記念日

Pencil_day

明治19年(1886年)の今日、東京・四谷区内藤新宿1番地(現在の新宿区内藤)で眞崎仁六氏が眞崎鉛筆製造所を創立し国産初の鉛筆を製造した。

眞崎鉛筆は現在の三菱鉛筆になっている。

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2025年4月27日 (日)

トンボ鉛筆:1.3mmシャープペンシル「モノワーク」

Monowork_13_1

芯径が1.3mmのシャープペンシルはマークシート用として昔からぺんてるが作っていて、その後コクヨが作り始めていたが、昨年9月に随分後発でトンボ鉛筆が発売した。

太芯シャープペンシルを集めているきたきつねとしては、発売直後に買ってあったけれど、記事にしようと思いながら随分経ってしまった。同じ様に眠っているものは多数ある。

海外では1.3mmシャープはFABER-CASTELL、SteadlerやMILANなどが作っている。変わったところでは測量や工事現場用品を作っているタジマたくみから1.3mmの「すみつけシャープ」が出ている。

ダイソーにも13.mmシャープがあったけれど、継続的に販売されてはいない。

マークシートの解答用にシャープペンシルを使う人が半分以上になってきているので、遅ればせながらトンボ鉛筆も参戦したということだろう。

このシャープペンシルの特徴は、サイドスライドノック式、ペン先は一体の金属製、真ん中を細くしたラバーグリップ、回転くり出し式消しゴム、受験を考慮しでボディーに英文字をプリントしてない、受験用でクリップがないなどがあげられる。

同時発売の専用芯は、鉛筆芯とほぼ同じ量の黒鉛を使って光の反射が少なく機械読み取りに適し、消しゴムで消しやすく、折れにくいということだ。

Monowork_13_2

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2025年4月24日 (木)

三菱鉛筆:ユニボール ゼント スタンダードモデル

Uni_zento

2025年2月に発売された水性ボールペン「uniball ZENTO Basic model」(275円)を買ってみた。

三菱鉛筆の水性インクのボールペンは、従来から「uni-ball AIR」、「uni-ball eye」があったけれど、いずれもキャップ式で、ノック式は初めてになる。

クリップは、uni-ball ONEのデザインのバリエーションを採用していて、使いやすい。

新しい特性のZENTインクを採用したということだ。界面活性剤を添加することで、ペン先のボールと紙面の間でクッション性を持たせ、筆記時の摩擦抵抗を低減し、さらにインク成分でインクの滲みと広がりを抑えたということらしい。

使ってみると確かに滑らかだけれど、きたきつねの好みではなかった。滑らかインク好きには嬉しいだろう。

リフィルが細いのでインクの量が少なく、筆記距離はボール径0.5mmで黒・赤インクで約600m、青インクで約500mとuni-ball AIRと同じ位のようだ。油性インクに比べるとどうしても筆記距離は短くなってしまう。

リフィルは、全長112.0mm、直径6.2mmとなっている。

リフィルの規格は水性ボールペンのJIS S 6054:2020-Aなので,多くの国産メーカーのレフィルと互換性があり、ゲルボールペンのJIS S 6061:2020-Kとも同じなので、好みの軸にZENTのレフィルを入れて使うことができる。

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2025年4月21日 (月)

ZEBRA:CLICKBRIGHT

Zebra_clickbright

ゼブラのノック式蛍光マーカー「クリックブライト」を使っていることを書こうと思いながら随分経ってしまった。

ノック式ということと線幅が2mmというのが気に入っている。ところが最近は蛍光マーカーを使うことが激減していて筆入れの中で休んでいる時間が長い。

ノック式のマーカーというのは、大昔、東海が特許を持っていた内部にシャッターがついたノック式マーカー「オスト」があって、現在は類似の機構を使ったぺんてるの「ノック式ハンディラインS」がある。

クリックブライトは、先行のノック式水性カラーペン「クリッカート」に使っている「モイストキープインク」を採用しているのでシャッターがない方式となっていて、「クリッカート」と同様に想像以上にドライアップしないようだ。

直接には関係ないがふと思い出したが、きたきつねは1973年に発行された板坂元の「考える技術・書く技術〈講談社現代新書〉」で、黄色のダーマトグラフでマーキングすることを知ってから、マーキングは50年以上黄色にしている。

1969年に岩波書店から梅棹忠夫「知的生産の技術(岩波新書)」が発行されて、一気に知的生産の技術ブームになったのも思い出した。ブームに乗って各社から関連の書籍が沢山発売されたのを思い出した。

「考える技術・各技術」はまだ売っているし、「知的生産の技術」もまだ売っているのにはびっくりした。どちらも初版を持っているけれど、終活で捨てることになるだろう。

そういえば先日本棚を整理していて川喜田二郎「問題解学 KJ法ワークブック」を捨てたところだった。

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2025年3月15日 (土)

筆入れがパンパン

Fudeire2025

難しい本はノートを取りながら読むようにしていて、その時にテストを兼ねていろいろな筆記具を使って書いている。

最初は数本だったのに、なんだかどんどん増えてきて筆入れがパンパンになってしまった。

きたきつねの筆記具は、オリジナルのレフィルのままの物はあまりないので、使わなくなったものはレフィルを替える必要があるので、新しいものが出てこないと替えられないということもある。

やはり必要なものだけ残すことにしよう。

 

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2025年3月13日 (木)

両面かきわけ下じき

Seria_ryoumen_sitajiki

下敷きの話題を出したところで、そういえばセリアで「両面かきわけ下じき」を買ってあったのを思い出した。

表が算数向きのつるつる、裏が国語向きのざらざらという下敷きで、B5サイズしかなかったのでそのまま保存していた。

A5がなければ作ればいいということで、ハサミで切って作ることにした。

使ってみたけれど、確かに鉛筆でもボールペンでも両面の違いがでた。文章を書くときにはざらざら面が微妙な抵抗感があって良かった。

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2025年3月 3日 (月)

下敷きを使う

Underlay

3月1日付けの朝日新聞のbe Reライフ on Saturdayそばに置きたいに高畑文具王「書き心地上がる下敷き」ということで、下敷きを使うとペンの書き味が変わることを紹介していて、共栄プラスチックの「Kiwami ライティングマット下敷」を推奨していた。

高級下敷き「極み」は2022年に発売された下敷きで、滑り止め効果のある特殊加工のPVC再生マットを使い、ペンや鉛筆が吸い付くように書くことができるという製品でこのブログで紹介している。

きたきつねは以前から鉛筆やシャープペンシルだけでなく、万年筆やボールペンを使うときも下敷きを使っていて、セリアの硬さのあるちょうどいい下敷き A5」と軟質の「ソフト下敷き B5」をA5に切った物を使っている。

細かな文字を書くときには硬い下敷き、ゆったりとした字を書きたいときにはソフトな下敷きを気分に合わせて使っていて、なかなか良い感じだと思っている。

小学生の間で流行っている整った字が上手に書けるようになる「魔法のザラザラ下じき」が人気だ。下敷きの表面に細かなドットがあってザラザラしているので、文字を書く時にそのザラザラの感覚が手に伝わることで、文字の形と手の動きが一致して、イメージ通りに正しい文字が書けるとう原理ということだ。

魔法のザラザラ下じき」は2022年のISOTの日本文具大賞「機能部門」のグランプリを受賞している。

下敷きもいろいろな種類があって、目的に合わせて選んで見ると意外な効果が得られると思う。

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2025年2月18日 (火)

第14回OKB48総選挙結果は

第14回OKB48総選挙結果が発表されたけれど、三菱鉛筆の一人勝ちで事前に想定していたような結果だった。

それよりもパイロットのボールペンの凋落は目を覆うばかりで、これについては予想していなかった。

投票者が文房具に関心が強いと思われるひとということもあるだろうけれど、もし来年もこのイベントが行われてもそれほど大きな変化はないだろう。

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2025年2月11日 (火)

ゼブラ:手書きLink

Tegaki_link_1

部屋を整理していたら奥から2003年に発売した手書きした文字やイラストをPCに取り込めるデジタル筆記デバイス「手書きリンク」が出てきた。

手書きリンクは超音波ボールペンと受信ユニットがセットになった商品で、ボールペンで紙に書いた文字や絵が受信ユニットでデーターとしてPCに取り込める当時、流行したワイヤレス・ペンの一種だ。

興味深いのは販売がボールペンメーカーのゼブラだということで、2001年頃はデジタル化の波に乗ろうとして文房具メーカーが参入していた時期になる。

ちなみにISOT2001にパイロット、三菱鉛筆、コクヨの3社が赤外線とブルートゥースを使うデジタルペンのコンセプトモデルを発表していた。

当時としてはよく考えられた装置で、他社のペンはボールペンではなくスタイラスなので紙に軌跡が残らないので、何を書いているか認識できないので、ボールペンの軌跡が残るのが優れていた。

このペンは、イスラエルのデジタルペンメーカー「ペガサス・テクノロジー社」の製品で、ペン先の動きを超音波で受信ユニットで受信しPCに転送して専用アプリで文字や図を表示するようになっていた。

受信ユニットには5つのボタンがついていてそれを利用して描きながら文字や線の色や太さを指定したりできた。

最大認識サイズはA4で、アプリは文字変換のアシストなどもできて良くできていたが、解像度が100dpiと荒いけれど、当時のPC環境からすれば十分だったようだ。

ただ、出現が早すぎたようで、それほど売れずに2年ほどで消えてしまったようだ。

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