google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 筆記具: きたきつねの文房具日記

筆記具

2026年6月 1日 (月)

パイロット:フリクション・ライトが書けなくなった(その後)

Flixion_light

摩擦熱で消える蛍光マーカー「Flixion ligtht」が書けなくなったとブログに書いたけれど、ペン立ての中にあった別のフリクション・ライトを3本調べてみると1本は全く書けず、2本はかろうじて見える程度だった。

メーカーのFAQには、保管中に60℃以上の温度になったのだとしか書いていないけれど、同じペン立てのフリクション・ボールが書けるので温度が関係ないと思ったので、メーカーの消費者相談室に電話をかけて聞いてみた。

担当者と話を聞いて書けなくなった原因として2つ分かった。

ひとつはフリクション・ライトの筆記距離が50mと他の蛍光マーカーよりも短いので、インクを使い切ってしまったということ。このことについてはきたきつねの場合はほとんど使っていないので違うし、書けないけれど紙の表面が濡れていることからも違う。

2つ目は、フリクション・ライトは古くなるとインクが消えてしまうということで、この場合インクは冷凍庫に入れても復活しないということだ。

きたきつねの場合どうもこちらが該当しそうだ。

ところがこの2つの書けなくなる原因については、カタログ上には記載がないので、ユーザーは知ることはできない。

どれくらい放置するとインクが消えるかの情報が欲しいものだ。

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2026年5月27日 (水)

フェーズフリー(PHASE FREE)筆記具としての三菱鉛筆パワータンク

Powertank_bousai

先日、岩手県の宮古市災害資料伝承館を訪れた時に「普段の暮らし(いつも)」と「災害時(もしも)」を分けない防災の概念である「フェーズフリー(PHASE FREE)」の製品の企画展が開催されていて、そこに三菱鉛筆のパワータンクが展示されていた。

パワータンクの水に濡れた紙や氷点下でも書ける特徴を実際に普通のボールペンと比較できるようになっていた。

きたきつねはパワータンクを発売当時から愛用しているので、このような扱いをされているのは非常にうれしい。

ただ、メーカーの三菱鉛筆のパワータンクの扱いに力を入れていないのが残念なところだ。

ペン軸のデザインを全く考えていないようで、全く実用性のないトンボ鉛筆のエアプレスやゼブラのウェットニーにデザインで負けているのは悲しい。

ついでに国産のガス加圧式油性ボールペンについてもまとめておいたものもと2010年にパワータンクスマートについて書いたものをあげておく。

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2026年3月30日 (月)

三菱鉛筆:クルトガ リミティド・エディション

Kurutoga_limited_1

出先で寄った文具店に「クルトガ リミティド・エディション(KURUTOGA Limited edition)」のシャドーグリーンがあったので買ってきた。

クルトガは、シャープペンシルにおける平成のエポックメーキングな機構だと思っている。

戦後にはぺんてるのポリマー芯とノック式機構がシャープペンシルの世界に強いインパクトを与えたと思っている。シャープペンシルは戦前からあったけれど、径が太く、短い芯を回転繰り出し式の軸に入れていて、高価な筆記具だった。

それを細く長い芯をノック式で繰り出して使えるようになり、削る必要がある鉛筆よりも途切れることなく書き続けることができ利便性が大きく改善され、一気に中学生以上の生徒、学生、社会人の間に使われるようになった。

シャープペンシルの欠点として、芯の片べりがあり、回しながら筆記する必要があったけれど、それをクルトガエンジンが解決したことになる。

クルトガエンジンにたどり着くには随分時間がかかっているが、芯を回転させるというギミックの開発には多分何人かの挑戦者がいたことだろう。

リミティド・エディションの軸には、クルトガエンジンの動きが見えるようになっているけれど、なんでオレンジ色のままなのだろうか。縞々とか波々とかもっと遊んでもいいような気がしている。

Kurutoga_limited_2

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2026年3月16日 (月)

セーラー万年筆:ケセラ ボールペン

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セーラー万年筆の新製品「はがして消す」ボールペン「ケセラ(Que Sera)」を事務キチで手に入れてきた。

セーラーのサイトに「インクを『はがして消す』新発想。”消せる”の常識を変える新技術!文具メーカー3社(プラス株式会社、ぺんてる株式会社、セーラー万年筆株式会社)共同開発のインク「Que Sera」を搭載した、これまでにない“はがして消せる”ボールペン。」と大層な宣伝文句だ。

ネットを探してみるとモノ系ライターが書いた記事も見つかった。

これまではがして消すボールペンがあったことをなんとなく匂わせる記述だけで、ケセラが新技術の製品ということにしていた。。

セーラー万年筆としては、オリジナルの新製品を発売するということで、パイロットの「フリクションボールペン」が発売される前に消せるボールペンは無かったかということにしたいのはよく分かるし、そんなことをプレスリリースやWebサイトに出したくないことはわかる。ケセラのインクが

提灯記事を書いたライターもそこのところは、斟酌したということだろう。

ケセラを試し書きをして消してみたけれど、紙との相性があるのかも知れないけれど、それほど綺麗に消えなかった。プラスチック消しゴムで消してみたが、柔らかい消しゴムでは上手く消えないようだ。

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2026年3月13日 (金)

ジェットストリーム スタンダードのリフィルで遊ぶ

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きたきつねはボールペンとしてジェットストリームをあまり使わないのだけれど、珍しくリフィルが空になった。

そこで以前から気になっていたスタンダードのリフィルのパイプが2色になっている部分を解剖してみることにした。

超音波ナイフで全体を短くしてから縦割りにしてみた。ところが超音波出力の加減を間違ったらしく、断面がひどいことになってしまった。

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一応観察できるけれど、ちょっとひどいので、筆記具類のパーツを入れてある箱を探してなんとか1本見つけることができた。

今度は無理をせずに紙やすりを机の上に平らに敷いて、パイプの青の太い部分を削って、2色のパイプの接合部分を見えるようにした。

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2026年3月 2日 (月)

パワータンクが疲れ果てた

Powertank_old_1

野外活動で愛用している三菱鉛筆の加圧式ボールペン「パワータンク スタンダード」のグリップが長い間使い続けた結果とうとうだめになった。

ネックストラップを付けて、リフィルを何度も交換して使ってきたが、グリップのゴムが伸びて、剥がれて、切れてしまった。

このペンは少なくとも10年は使っているはずだ。

北海道のサロベツ原野から沖縄の与那国島まで北から南まで、雨の日、雪の日、氷点下10℃以下の中で野帳に記録をしてくれた。

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新しい軸にOリングでネックストラップを付けて使えるようにしよう。

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2026年2月 6日 (金)

プレピー万年筆

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このところ毎日プラチナ万年筆の廉価版万年筆のプレピー(preppy)万年筆を使っていて、ペン先が最近非常にいい感じに育ってきた感じがするので、未使用品と比較してみた。

右が未使用で、左が使用中のペン先で、ペン先が摩耗して小さくなっているが、きたきつねの書き癖に合うようになってきている。ペン先はイリドスミン(公式には特殊合金とされている)なので、この感じがもうちょっと続いて欲しい。

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プレピー万年筆は、ペン先が乾燥しないスリップシールを最初に採用した万年筆で、最初は200円という挑戦的な価格だった。

大昔使っていたシェーファーのノンナンセンスペンは、ペン先にチップが付いていない鉄ペンで、使っているうちに摩耗してしまったことを思い出した。宝物箱に入っているはずなのでいつか、写真を出そうと思う。今はペン先にイリジウムのチップが付いているようだ。

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2026年2月 5日 (木)

フリクション・ライトが書けなくなった

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フリクション・ボールペンは、使う意義を感じないので使っていないけれど、蛍光ペンのフリクション・ライトは使っている。

筆立ての中には、ノベルティーで貰ったフリクション・ライトが数本入っていて、ちょっと古めのもの使ってみたところ、色が出なかった。

6年前にもフリクション・ライトが書けなくなった時と同じ症状で、筆立てに立てていた状態でインクが透明になってしまったことになる。

他のペンも使ってみると、色が薄くなっているものがあるようだ。

フリクション・インキは、経年変化で透明化する可能性について検索してみると、パイロットのWebサイトのよくある質問の回答に以下のような記述があった。

=============
意図せず消えてしまった場合は、何らかの原因で60度以上になったと思われます。
フリクションは、温度変化により透明になる特殊なインキを搭載している為、60度以上の環境下では筆跡が無色になります。
例えば、直射日光が当たる場所、熱を発する機材の近く、熱いお湯などが入ったカップのそばなどでも高温になり筆跡が無色になったり薄くなることがあります。

同じ場所に置いてあるフリクション・ライトの中で正常なものから透明になったものまであるので、上記の説明には該当しないし、冷凍庫に入れても色は復活しないので、別の要因があるのかもしれない。

まあ、きたきつねは消すような用途には鉛筆かシャープペンシルを使うので問題ないけれど、フリクションの愛用者には書けなくなるというのは困るだろう。

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2026年2月 3日 (火)

ノック式ボールペン その3

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これまでノック式ボールペンについて「ボールペンのノック式について」、「ボールペンのノック式について その2」と記事を書いたことがあるけれど、現在主流となっている「回転カム機構」を使ったノック式をよく見てみると、基本的にFrawley Pen Company(後のPaper mate社)が1953年に「US Patent No. 2,624,314」として登録された特許を使っていることが分かった。

ただ、この特許は当時の技術で量産市販するには時間が必要だったようだ。

パーカーは、このFrawley Penの特許に抵触しないような改良を加えて1965年に登録した「US Patent No. 3,205,863A」に昇華している。

どちらにしてもパーカーの発売したジョッターのノック機構が量産市販されたものとして始めのものだと考えてもいいだろう。

パーカーはリフィルにカムの一部の部品を付けているのに対して、現行の製品の多くは、軸の中に機構を組み込んでいる形になり、リフィルの自由度がでてきて、色々な太さのリフィルに対応することが可能となっている。

パーカーがジョッターを発売した1954年当時のボールペンはまだ高級品の扱いでリフィルも金属製のものが多く、容量の大きなリフィルを上下させる回転カム機構を軸内に内蔵するのは難しかったのだろう。

ノック式機構の特許が切れるのが1953年頃なので、1970年代後半からノック式ボールペンが各社から発売されたことは符合する。

それまでは回転カム式の特許を回避するため、ノック部品の突起とペン軸の穴を組み合わせたノック式が使われる事になったのだろう。この方法は今でも多色ボールペンや廉価版のバラマキ用ボールペンで使われている。

もっと本格的に特許について調べると面白いのだろうけれど、各メーカがキチンと調べているだろうから、素人はここまでくらいでいいだろう。

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2026年1月28日 (水)

新春文紙フェア2026:木軸ボールペン

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オートでは新製品の「木軸ボールペン」を紹介していた。プラ軸の普及版のボールペンではない木軸の質感や使い心地、人と違ったものを使っているという気分をる楽しんだりするというニーズに答えるものだだろう。

北星鉛筆ではすでに鉛筆の製造技術を応用して木軸のボールペンとシャープペンシルを発売している。

両メーカーの製品も良いものだけれど、大メーカーに占有された文具店舗の販売スペースに負けて、なかなかユーザーに見つけて貰えないという

歴史を辿れば1949年に日本で初めてキャップ式の木軸ボールペン「Auto Pencil」を発売したのがオートなので、原点に戻ったということだろうか。

当時はプラスチックは簡単に利用できなかったので普及版のボールペンにするには木軸になったということで、各社も木軸のボールペンを発売している。

実用的なボールペンをラディスラオ・ピロが1943年に売り出したときには金属軸の製品で、1948年にセーラー万年筆が日本で最初の製品を発売したときには万年筆の軸を応用した高級筆記具だったから、本当に普及版としてはオートの木軸の「オートペン」だったのだろう。

1950年にフランスで透明プラスチック軸の「Bic Cristal)」が発売されて世界的にヒットし、日本でも1950年代後半からブラスチック軸が作られ始め、一気に普及が進んだ。

その後、ノック式のボールペンが生産されて一層の普及が進んできているのは周知のことだろう。

ノック式ボールペンについてはきたきつねの文房具日記で「ボールペンのノック式について」ということで記事を書いてある。

ついでにボールペンの発明者の名前から転じて「biro」はイギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどでボールペンを指す一般的な用語になっている。

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