google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 筆記具: きたきつねの文房具日記

筆記具

2026年3月 2日 (月)

パワータンクが疲れ果てた

Powertank_old_1

野外活動で愛用している三菱鉛筆の加圧式ボールペン「パワータンク スタンダード」のグリップが長い間使い続けた結果とうとうだめになった。

ネックストラップを付けて、リフィルを何度も交換して使ってきたが、グリップのゴムが伸びて、剥がれて、切れてしまった。

このペンは少なくとも10年は使っているはずだ。

北海道のサロベツ原野から沖縄の与那国島まで北から南まで、雨の日、雪の日、氷点下10℃以下の中で野帳に記録をしてくれた。

Powertank_old_2

新しい軸にOリングでネックストラップを付けて使えるようにしよう。

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2026年2月 6日 (金)

プレピー万年筆

Preppy_pen_tip_1

このところ毎日プラチナ万年筆の廉価版万年筆のプレピー(preppy)万年筆を使っていて、ペン先が最近非常にいい感じに育ってきた感じがするので、未使用品と比較してみた。

右が未使用で、左が使用中のペン先で、ペン先が摩耗して小さくなっているが、きたきつねの書き癖に合うようになってきている。ペン先はイリドスミン(公式には特殊合金とされている)なので、この感じがもうちょっと続いて欲しい。

Preppy_pen_tip_2

プレピー万年筆は、ペン先が乾燥しないスリップシールを最初に採用した万年筆で、最初は200円という挑戦的な価格だった。

大昔使っていたシェーファーのノンナンセンスペンは、ペン先にチップが付いていない鉄ペンで、使っているうちに摩耗してしまったことを思い出した。宝物箱に入っているはずなのでいつか、写真を出そうと思う。今はペン先にイリジウムのチップが付いているようだ。

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2026年2月 5日 (木)

フリクション・ライトが書けなくなった

Frixion_0_1

フリクション・ボールペンは、使う意義を感じないので使っていないけれど、蛍光ペンのフリクション・ライトは使っている。

筆立ての中には、ノベルティーで貰ったフリクション・ライトが数本入っていて、ちょっと古めのもの使ってみたところ、色が出なかった。

6年前にもフリクション・ライトが書けなくなった時と同じ症状で、筆立てに立てていた状態でインクが透明になってしまったことになる。

他のペンも使ってみると、色が薄くなっているものがあるようだ。

フリクション・インキは、経年変化で透明化する可能性について検索してみると、パイロットのWebサイトのよくある質問の回答に以下のような記述があった。

=============
意図せず消えてしまった場合は、何らかの原因で60度以上になったと思われます。
フリクションは、温度変化により透明になる特殊なインキを搭載している為、60度以上の環境下では筆跡が無色になります。
例えば、直射日光が当たる場所、熱を発する機材の近く、熱いお湯などが入ったカップのそばなどでも高温になり筆跡が無色になったり薄くなることがあります。

同じ場所に置いてあるフリクション・ライトの中で正常なものから透明になったものまであるので、上記の説明には該当しないし、冷凍庫に入れても色は復活しないので、別の要因があるのかもしれない。

まあ、きたきつねは消すような用途には鉛筆かシャープペンシルを使うので問題ないけれど、フリクションの愛用者には書けなくなるというのは困るだろう。

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2026年2月 3日 (火)

ノック式ボールペン その3

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これまでノック式ボールペンについて「ボールペンのノック式について」、「ボールペンのノック式について その2」と記事を書いたことがあるけれど、現在主流となっている「回転カム機構」を使ったノック式をよく見てみると、基本的にFrawley Pen Company(後のPaper mate社)が1953年に「US Patent No. 2,624,314」として登録された特許を使っていることが分かった。

ただ、この特許は当時の技術で量産市販するには時間が必要だったようだ。

パーカーは、このFrawley Penの特許に抵触しないような改良を加えて1965年に登録した「US Patent No. 3,205,863A」に昇華している。

どちらにしてもパーカーの発売したジョッターのノック機構が量産市販されたものとして始めのものだと考えてもいいだろう。

パーカーはリフィルにカムの一部の部品を付けているのに対して、現行の製品の多くは、軸の中に機構を組み込んでいる形になり、リフィルの自由度がでてきて、色々な太さのリフィルに対応することが可能となっている。

パーカーがジョッターを発売した1954年当時のボールペンはまだ高級品の扱いでリフィルも金属製のものが多く、容量の大きなリフィルを上下させる回転カム機構を軸内に内蔵するのは難しかったのだろう。

ノック式機構の特許が切れるのが1953年頃なので、1970年代後半からノック式ボールペンが各社から発売されたことは符合する。

それまでは回転カム式の特許を回避するため、ノック部品の突起とペン軸の穴を組み合わせたノック式が使われる事になったのだろう。この方法は今でも多色ボールペンや廉価版のバラマキ用ボールペンで使われている。

もっと本格的に特許について調べると面白いのだろうけれど、各メーカがキチンと調べているだろうから、素人はここまでくらいでいいだろう。

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2026年1月28日 (水)

新春文紙フェア2026:木軸ボールペン

Ohto_wood_bp2026

オートでは新製品の「木軸ボールペン」を紹介していた。プラ軸の普及版のボールペンではない木軸の質感や使い心地、人と違ったものを使っているという気分をる楽しんだりするというニーズに答えるものだだろう。

北星鉛筆ではすでに鉛筆の製造技術を応用して木軸のボールペンとシャープペンシルを発売している。

両メーカーの製品も良いものだけれど、大メーカーに占有された文具店舗の販売スペースに負けて、なかなかユーザーに見つけて貰えないという

歴史を辿れば1949年に日本で初めてキャップ式の木軸ボールペン「Auto Pencil」を発売したのがオートなので、原点に戻ったということだろうか。

当時はプラスチックは簡単に利用できなかったので普及版のボールペンにするには木軸になったということで、各社も木軸のボールペンを発売している。

実用的なボールペンをラディスラオ・ピロが1943年に売り出したときには金属軸の製品で、1948年にセーラー万年筆が日本で最初の製品を発売したときには万年筆の軸を応用した高級筆記具だったから、本当に普及版としてはオートの木軸の「オートペン」だったのだろう。

1950年にフランスで透明プラスチック軸の「Bic Cristal)」が発売されて世界的にヒットし、日本でも1950年代後半からブラスチック軸が作られ始め、一気に普及が進んだ。

その後、ノック式のボールペンが生産されて一層の普及が進んできているのは周知のことだろう。

ノック式ボールペンについてはきたきつねの文房具日記で「ボールペンのノック式について」ということで記事を書いてある。

ついでにボールペンの発明者の名前から転じて「biro」はイギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどでボールペンを指す一般的な用語になっている。

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2025年11月26日 (水)

漫勉neo:羽海野チカ

Manben_neo

NHK Eテレで2025年11月22日放送の漫勉neo 21は「ハチクロ」の作者・羽海野チカさんが登場し現在連載中の「3月のライオン」の執筆の現場が公開された。

いつものように使っている道具を画像から読み取ってみた。随分多様な道具を使い分けているのがわかる。

ネームはB4の用紙を八分割して描いて、テープとハサミで切り貼りして推敲を繰り返すという手法をとっている。
用紙:オキナ FOR FREE PLANNING 5mm方眼 50枚入り
鉛筆:トンボ鉛筆 モノ100 2B
シャープペンシル:パイロット エアブラン 芯径0.3mm
定規:コンサイス 直定規 40cm レイアウトマーキングスケール 840LO
マーカー:ホルベイン マクソン プロカラーⅡ 0.1mm
ハサミ:プラス ツイストリングはさみ エクストラ 165TR
テープ:メンディング

カラー原稿は画用紙に透明水彩で描いている。
用紙:画用紙
細筆:黒軸でメーカー不明
筆:名村水彩筆 Renard[ルナール] スケッチ(ラウンド)
カラーシャンプー:ぺんてる QuickcoloR 透明軸
カラー芯:ぺんてる みどり芯 CH209-D(廃番品)
シャープペンシル:不明(廃番品)0.5mm フレフレ

原稿のペン入れ
用紙:アイシー漫画原稿用紙B4(?)
ライトボックス:匠彩 A3 LEDトレース台 
シャープペンシル:不明
消しゴム:トンボ鉛筆 MONO
インク:セーラー万年筆「極黒」
Gペン:ゼブラ 漫画用ペン先 Gペン No.G
ペン軸:エルバン カリグラフィー ヘキサゴナル ニブホルダー
マーカー:呉竹 ZIG Cartoonist MANGAKA FLEXIBLE MEDIUM ブラック
ミリペン:クレタケ ZIG Cartoonist MANGAKA 003 ブラック

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2025年10月29日 (水)

Can Doの「自分で作るカラーインク」を使ってみた

Cando_ink01

キャンドゥとセリアで売り出した「自分で作るカラーインク」でインクを作って見た。

できるだけCMYを混色できる色ということで、以前インクジェットプリンター用の詰替えインクで作ったリンカーン・グリーンに似たDIC-F255と同じものを作ることにした。

この色は、C93,M49,Y86,K0でCMYKの値をそのまま容量で作ってみたところ近似した色になったので、今回も容量で混色することにした。

インクをそれぞれ量り、混色した。

Cando_ink02

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2025年10月 5日 (日)

Seriaにも万年筆と自分で作るカラーインクが登場

Seria_fp2509_0

隣の市の少し大きなセリアにいったところ、キャンドゥの万年筆と自分で作るカラーインクと全く同じものが入荷していた。

万年筆と筆ペンは、キャップに色がついていて、キャンドゥと区別性を付けている。

このセリアは、ガラスペンやインクの品揃えが良い。近所のセリアは10月末で閉店するので非常に残念だ。

Seria_fp2509_1

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2025年8月12日 (火)

Can Doで万年筆と自分で作るカラーインクを買ってみた

Cando_inkpen_1

東京駅近くで集まりがあって、少し時間があったので丸の内OAZOの丸善の文房具売場をのぞいて地下に降りたところキャンドゥがあったので、文房具売場に寄ってみた。

以前、万年筆があると聞いていて、キャンドゥのWebのカタログにはあるのだけれど、何ヶ所かのキャンドゥで探してみたけれど全く見つからないので諦めていたが、万年筆と筆ペンがあった。

さらに、「自分で作るカラーインク」があったので買ってきた。

透明軸の万年筆と筆ペンは、コンバーターが付属していた。見た目は普通で、ダイソーで売られていた万年筆よりも良いかなという感じだ。

Cando_inkpen_2

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2025年6月16日 (月)

OHTO:ノック式ゲルボールペン「GS02」

Ohto_gs02

以前から気になっていたオートのノック式ゲルボールペン「GS02」のカーキ色を見つけたので買ってきた。

アルミ軸と真鍮の部品を使っていて、適当な重さがあって、バランスがとても良い。

塗装がマットで指にしっとりと馴染む感じになっていて、気に入った。

中のリフィルがG2規格のPG-M05NP(550円)という新しい金属軸のもので、ニードルチップで新しいゲルインクを採用していている。

リフィルは、従来からのプラ軸のPG-105NP(110円)を使っているかと思ったけれど金属軸だったのでちょっと驚いた。

ボーペンチップのボールはOHTO独自の0.5mm径のSiCのセラミック製で、斜めに傾けて書いてもいいらしいけれど、きたきつねには関係がないかな。

きたきつねは、OHTOの油性インクが好きなので、ボールが0.7mm径のPS-107NP(110円)を使うことにして入れ替えて使うことにした。

OHTOは茨城県の結城工場で生産する金属軸が特徴なので、いい製品が多いのに扱ってるところが少ないのが残念なところだ。

軸のデザインが残念なものが多い三菱鉛筆とコラボすると面白いと思う。

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