写真ゑはがき
ファイルボックスを整理していたら三十年くらい前、L版にプリントした写真を貼り付けて送ることのできるハガキ「写真ゑはがき」がでてきた。
昔はハガキに書くか印刷したもの以外紙などを貼ることはできなかったのだけれど、ハガキに紙などを密着してあれば送ることができるようになった時期に出てきた商品だろう。
今ならば、はがきサイズの光沢紙にインクジェットプリンターで印刷するけれど、パソコンとプリンターは今ほど普及していなかったし、デジタルカメラも無かったので、写真はフィルムカメラで撮影してカメラ店でプリントするしかなかったから、子どもや記念の写真などを絵葉書のようにして送る方法は普通には難しかったので、家庭でもできるこのような商品があったということだ。
「写真ゑはがき」はハガキの裏に写真プリントのL版のサイズに粘着剤が塗布されていて、剥離紙が貼り付けてあって、写真を貼る時に剥離紙を剥がし写真を貼り付けることになる。
数枚のセットでお祝いやお礼などのことばが白い文字で印刷された透明シールが同梱されていてそのシールを写真の上に貼り付けて使うようになっている。さらに写真の下の部分に一言書くスペースがある。
通信手段が今ほど多様ではない時代には郵便が重要な役割を持っていたことがわかる。
でもプリントゴッコが流行した時代で、わざわざ費用のかかる写真を使った「写真ゑはがき」はそれほど売れなかったのではないかと思う。















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