YouTube:有隣堂しか知らない世界
横浜の書店「有隣堂」の運営するチャンネル「有隣堂しか知らない世界」を時々暇なときに見ている。
開設3年でに入り登録者24万人を超えて、番組も200回近く続いているというのはたいしたものだろう。
MCのミミズクのぬいぐるみ「R.B.ブッコロー」の中の人が、有隣堂の社員やパート、ゲストの文房具、雑貨、書籍などについてのプレゼンにユーザー目線で突っ込みを入れるのが非常に面白い。
MCが変に文房具や雑貨などに専門的な知識を持たないで、見ている人が持つ疑問や知りたいことをプレゼンする人からうまく引き出していているので、マニア御用達になっていないのが人気の元なのだろう。
無理に販促を目的にしていないゆるさも視聴者に安心を与えているのだろ。
動画の時間も10分前後が多いようで、ダラダラと30分も40分も話をするような動画は見る気もしないけれど、長くなるときには動画を分割するなどよくまとまっている。
それにしても、有隣堂の社員なのに売り場に有るか無いかや値段を知らなかったりするというのはオモシロいを通り越している。
特に、文具王になれなかった女というバイヤーの岡崎弘子さんは不思議なキャラクターで、ワザとなのか本当なのか分からないボケ加減や商品知識の無さは絶妙だ。
使い方も知らずに紹介するというのも可笑しい。
ゲストの自社の商品について全く知らない某メーカーの営業がでてきたり、ゆるさ加減もメーカーにまで伝染しているようだ。
そんなグズグズをMCのブッコローがなんとかまとめてしまうのが立派だと思う。
きたきつねは残念ながら有隣堂が近くにないし、行ったことがあるのは昔秋葉原のヨドバシカメラ マルチメディアAkiba.にあった店舗と日本橋の誠品生活日本橋位なのだけれど、この動画コンテンツを見るとリアルな店舗に行ってみたくなる。
ユーザーの来店を促す強い動機付けにもなっているのだろう。
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