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2022年2月 1日 (火)

【第11回OKB48選抜総選挙】結果発表

今年も2021年10月1日から12月31日まで実施された文具王主催の第11回OKB48選抜総選挙の結果が最近発表された。

COVID-19感染症への対応で試し書きイベントができず、Web投票ということもあり有効投票数が1660票と昨年の4割しかなかった。

三菱鉛筆のジェットストリーム スタンダードが11年連続1位、それも得票数からみるとぶっちぎりの1位だった。同じインクということで4位のジェットストリーム エッジを加えるとさらに際立ってしまう。

今回はジェットストリーム スタンダードのエントリー順を変えて中間よりも後ろにしただけれど、エントリー順の影響はなかったということらしい。

これについては昨年の第10回の結果のときも書いたけれど、OKB48選抜総選挙の投票方法と得票数の計算方法の問題があるような気がする。

というのは一人5票投票できるのだけれど、1位と5位の得票について重み付けをせずに単純に集計しているようで、ジェットストリームは人気があるので、1位でなくても5位の中に入るから、全ての得票が5位でも得票数は多くなるので非常に有利になる。

エントリー順を変えても、5位までのどこかに投票されれば、関係なくなるのではないだろうか。

投票者はマイ・ベストワンを1位に押しているはずだから、1位の得票だけを合計すればはっきりするだろう。意外なダークホースがでてくるかもしれない。

現在の投票方法はジェットストリーム スタンダードに非常に有利なものになってはいないだろうか。まさか、巧妙に仕組まれたステマ(?)なんてことはないと思うけれど・・・・。

投票を5票でなく、マイ・ベストワンだけを投票するとどうなるか興味津々だ。

2位に入った新顔の三菱鉛筆のユニボールワンFと昨年9位のぺんてるのインフリーが3位にと躍進した結果、昨年2位のゼブラのブレンが5位に沈んでしまった。

三菱鉛筆「ユニボール ワン F」、トンボ鉛筆「モノグラフライト」の新顔が2位、10位と健闘している。

20位までを見てみると、ゲルインクが12種、油性インクが6種、エマルジョンインク1種、水性インク1種とゲルインクが6割強を占める結果となっている。エマルジョンインクもゲルインクに含めるとさらにゲルインクの優勢になる。

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2021年11月29日 (月)

100円ショップでの国産文具メーカー商品の展開

100円ショップはユーザーにとって文具店であまり目にしない商品や通常価格の高い商品が、デザインや品質は劣るけれど100円のワンプライスで購入できるということが大きなメリットになっている。

商品によっては、市場価格の数分の一から数十分の一の価格で買えたり、国産メーカで作っていない商品もあったりユーザーにとっては文房具売場を回る楽しみがある。

これまでも100円ショップの文房具については、いくつかとりあげきている(*1*2*3)。最近、100円ショップも少し違った傾向が見られてきたので整理してみたい。

初期の頃は中国メーカーの製品が中心だったけれど、中にプラチナ万年筆やセーラー万年筆の製品が混っていた。

その他、時折他国産メーカーの在庫整理の商品が入荷することもあったけれど、継続することはなかった。

その後、少しづつゼブラ、トンボ、三菱鉛筆等の製品が混じり始め、最近は主なメーカーが何らかの商品を出荷するようになってきている。

普通は定価150円前後の商品が主流だったけれど、途中から定価100円の商品や100円ショップ向けに入数を調節した商品が並ぶようになってきている。

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2021年11月 3日 (水)

三菱鉛筆がボールペン用紙製リフィルの開発に成功

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11月2日に三菱鉛筆が紙で構成されたインク収容管を用いたリフィル(替芯)の開発に世界で初めて成功したことを発表した。

紙を使うことでプラスチックの使用を約88%減らすことができたという。

開発には、日本製紙株式会社、株式会社昭和丸筒の紙と紙筒のメーカー協力を得たということだ。

今回のリフィルはジェットストリームを対象としているので、パイプの外径が4.4mm、内径2.4mmなので、この太さの紙筒をインクの溶剤が洩れないように作るのは非常に難しいと思う。

インクが浸透せず、溶剤の揮発成分が透過しないという筒の材料を紙で実現できたというのは、これまでの技術の蓄積があったからだと思う。

プレス資料によれば、「紙製リフィルは、3層の独自の開発紙と最外層のパーチメント紙にて構成したもので、全4層構造となっています」ということで、複雑な構造のようだ。

また、インク量が約1.6倍になったということは、内径が太くなっているということで、紙の筒の厚さが薄くなっていることにもなる。

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2021年10月17日 (日)

ダイソーにパイロット製品が登場

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以前にも書いたけれど、パイロットは100円ショップには絶対出荷しないということだったけれど、今日近所のダイソーでパイロットの筆記具が並んでいたのでびっくりした。

パイロットも100円ショップの販売力の前に屈服したということだろうか。

販売されている商品は次の14種のようだ。

カラーペン
 フリクションカラーズ
 フリクションファインライナー
ラインマーカー
 フリクションライト
油性ボールペン
 スーパーグリップG 0.5 0.7
 レックスグリップ 0.5 1.0 1.2
水性ボールペン
 マルチボール
油性マーカー
 パーマネントマーカー100
ゲルインキボールペン
 ジュース 0.38  0.5
布書き油性ゲルインキペン
 布書きペン
ホワイトボードマーカー
 ホワイトボードマーカー
 ボードマスター

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2021年9月18日 (土)

ボールペンのチップの中身

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ボールペンは1940年代に作られた筆記具で万年筆や鉛筆に比べると歴史は浅く、まだ進化が進んでいる。

チップと呼ばれる細い金属パイプの中のインクを先に入れたボールに移して、インクを紙に転写すことで文字や線を描くことになる。

インクは、油性、水性、ゲルと種類が増え、ボールのサイズも、1.6mmから0.28mmと多様なサイズまで広がっている。

ボールペンの本体も、キャップ式からノック式となりいいろな改良が加えられている。

実は見えないチップの中も変化してきている。ノック式になると、キャップ式と違いペン先が常時空気に触れることになるので、ペンチップとボールの隙間からインクに含まれる溶剤などが蒸発してインクの粘度上がってインクが出なくなったり、逆に低粘度のインクでは漏れ出したりする可能性があるのので、内側からボールを押さえて隙間をなくすためにバネが仕込まれるようになってきている。

ペンチップからボールを外してみると中からボールを押さえているバネの先が見えるようになる。

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2021年7月 2日 (金)

ボールサインiD専用ステンレス製の先栓を買ってみた

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浜松のUOデザイン事務所がボールサインiD専用ステンレス製の先栓を作って、限定発売するという記事を書いたけれど、通販で買えるというので一つだけ購入してみた。

販売価格は税込み550円で送料無料ということだ。コンビニ払いもできるけれど手数料が220円必要ということで、手数料のないクレジット払いにした。

輪ゴムで商品が中空に浮かぶようにできているパッケージに入っていた。

先栓(口金)の重さを量って見ると5.05グラムだった。

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2021年4月29日 (木)

木を見て森を見ず

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呉竹の「からっぽペン」文具屋さん大賞2021を受賞して売れて、インクを作るink-cafe、カートリッジ式のからっぽペンが発売されたりと話題になっている。

からっぽペンの人気に便乗する形でダイソーから「インク調合セット」と「手作りペンキット」が発売され一時店頭から商品が売り切れる状態になっている。

中々面白い動きだと思っていたけれど、はたと気がついた。カートリッジ式のからっぽペンは昔からあったことに気がついた。それを作ったメーカーも気がついていないのかもしれない。

それはプラチナ万年筆の「プレピー マーキングペン」(165円)で、販売形態は6色のカーリッジ式のマーカーで、普通に考えると決まった色を使うマーカーだけれど、空のカートリッジやコンバーターに好みのインクを入れれば「からっぽペン」と同じになる。どうして気が付かなかったのだろう。

それよりも、交換チップが用意されていたりプレピー万年筆と同じペン先乾燥防止のスリップシールがついていたりとずっと実用的だろう。

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2021年3月20日 (土)

ZEBRA:サラサR

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出先で立ち寄った文具店に3月下旬発売のゼブラの「サラサR(SARASA R)」があったので買ってきた。

もう机の上がボールペンだらけになってきたので、ボール径0.5mmの黒、青だけにした。

従来のゲルボールペン「サラサ」シリーズにはスタンダードの多色の「サラサ クリップ」、蛍光ペンでも滲まない「サラサ マークオン」、書いた量が目盛りでわかる「サラサ スタディー」など色々なバリエーションの商品を出してきたが、「サラサ R」は濃くあざやかに書けるという特徴を盛り込んでいる。

「サラサ R」は、明らかに三菱鉛筆の「ユニボール ワン(uni ball ONE)」を強く意識していることは間違いない。

軸の色をカラーインクは白、黒のみ黒軸としているところなどは「ユニボール ワン」と同じだ。

ゼブラはゲルボールペンで三菱鉛筆に負けるわけにいかないという意気込みを感じる。逆に「ユニボール ワン」がサラサシリーズを意識した値段設定に近づけたということもできる。

ただゼブラのサラサ110円と同じにできなかったということもいえるだろう。

「サラサ R」は、クリップも含めt形状のデザインはサラサと全く同じで、軸の色を透明から不透明にしたというだけの変更なので、コストを押さえることができている。

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2021年3月 5日 (金)

韓国のLETI社の「テープガン」

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ニチバンのテープカッターの新製品「プッシュカット」を紹介したけれど、元々は韓国のLETI社の「テープガン」がオリジナルで、それをニチバンがOEMで「ハンドカッター」として2006年に国内で発売したものだ。

ハンドカッターが2011年に発売終了していて、ドラパスが輸入して販売していた同じ製品の「おもしろカッター」もほぼ同じ時期に市場から消えている。

LETI社が倒産して生産を止めてしまったのではないかときたきつねは想像している。現在、韓国ドメインのHPは消えてしまって見ることができない。

このままだと非常に良くできたLETI社の発明「テープガン」が世の中から消えてしまうので、情報を整理しておきたいと思う。

LETI社は発明ベンチャーで「接着テープ自動引出し兼カッティング装置」を発明していて、台湾(1999)、韓国(1999)、アメリカ(2000)、日本(1999)で特許が登録されている。現在では全ての特許期間が過ぎているので、縛りはなくなっている。

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2020年11月20日 (金)

サクラクレパス:ピグマホルダー

Sakura_pigma_holder

新型コロナで文房具を東京に買いに出たり見たりすることが難しいので、最近は文房具を買わずにプレスリリースに頼りっきりになっている。

今月下旬にサクラクレパスから発売になる高級感のある専用ホルダー「ピグマホルダー」もプレスリリースを見て、ようやくメーカーが自社製品のペンジャケットを作るようになったかと思った。

ピグマホールダーは、本体軸をアルミと真鍮を使った本格的なペンジャケットで、ペンを持つ部分を真鍮にしてペン先の方に重心が来るようになっていて、安定した筆記が可能になっている。

これまでも、伊東屋から「ぺんてるサインペン」、水性ボールペン「ボールぺんてる」、プラスチック万年筆「プラマン」のペンジャケットやUNUS PRODUCT SERVICEからシャープペンシルの「ZEBRA デルガード」と「三菱鉛筆 uni クルトガ」に合わせたペンジャケットがある。

水性顔料サインペン「ピグマ」は、1982年の発売以来使い勝手の良いロングセラーの細書マーカーペンでファンも多い。それでも普及版のペンなので軸が安っぽくてちょっとフォーマルな場所で使うにはどうかなということがあって、高級な外装のジャケットが欲しいということで作ったのだろう。

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