交通事故に出会った
昨日の深夜、偶然二件の交通事故現場に遭遇してしまった。
最初は午後11時半頃、国道を走っていたところ突然前の車が止まり、全く動かなくなってしまった。時間帯的には交通量が少ないはずだったので、交通事故だろうと思っていたら、後方からサイレンが聞こえてきた。
パトカーが前方に走っていったと思ったら直ぐに止まって、車列が動きだした。大きなトラックを迂回して進むと、トラックの前に老人が倒れていて、さらに前方にボリ袋に入った荷物が散乱していた。現場を横目に見て自宅方面に向かった。
いつものコースを進むと今度は前方で人が赤灯で車を左右に誘導していた。消防車が道を塞いでその前に乗用車が斜になって、救急車と担荷が見えた。狭い田舎道を迂回して戻ったが、30分あまりの間に二件も交通事故現場を見るのは始めてだった。
新聞を見ると、前の事故はひき逃げのようで老人は重傷、後で見た事故は乗用車がトラックに追突した事故で、乗用車の運転者が死亡したということだ。
自動車は便利な機械だが、乗用車でも1トンくらいの重量と時速数十キロの速度で走るわけで、衝突したときの衝撃は軟弱な人にとっては耐えられるはずもない。自分が事故に会わないように注意したいものだ。
【その後】
5月20日の新聞に、事故のその後の話がでていた。この二つの事故はつながっていたのだ。最初の倒れていた老人は、ひき逃げされたということで、犯人は二つ目の事故で死亡した運転手ということだった。
死亡した運転手は東京の警視庁の警察官で五時に勤務を終えた後、居酒屋で十時位まで飲んで、常磐線で自宅もより駅まで戻り、酔ったまま駅そばの駐車場から自分の車に乗り帰る途中に老人をはね重傷を負わせたまま逃げ、その途中トレーラーに追突して死亡したということだ。
警察官の降りた駅から自宅までは20km位あるので、つい酔ったまま車を運転したのだろうが、飲酒運転を取り締まる立場の人間が飲酒運転をした上で、人身事故を起こし、けが人をそのままにして逃げるというのはとんでもないことだ。警視庁は茨城県警に比べ、モラールが高いと思っていたが、違ったようだ。
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