寒い
先週の土曜日の夕方から寒くなってきて、日曜日は霙が降るくらいの寒さになった。筑波山の頂上には雪が積もったようだ。昨日今日と日が照って日中は暖かいけれど、やはり夕方になると急に寒い感じになる。こんな年は冷夏になって冷害にならなければと心配になってくる。
そういえば昭和63年は4月に入ってから雪が降ったことを覚えている。あの年も冷夏で平成5年ほどではないけれど、東北は冷害だったと思う。もし今年も冷害だと大変だ。
茨城県の利根川沿岸の東町、新利根町、河内町などのエリアは早場米地帯で、田植えの時期が茨城県内では一番で、今年は4月3日に田植えが始まったようだ。十年くらい前は5月の連休に田植えのピークがあったが、5年ほど前から4月中旬から始まって連休前に終わるパターンとなってきていた。
それが今年は4月初旬になってしまった。確かに、8月中旬に茨城産の新米が出ると九州の早場米地帯の米よりも高値で取り引きされることから、ハイリスク・ハイリターンの一発勝負にでたということのようだ。去年は冷害だったから今年は冷害にはならないだろうということで、隣がやれば俺もやるという勢いなのだろう。
作物の栽培に適した時期というものがあって、研究によったり、長い時間の経験で決められてきた。「山の雪が白馬の形になった時には豆の種を播く」といった言い伝えもあり、これは気温の積算値がある種を播く条件をみたしたという指標となっている。
今年の夏が冷夏にならないことを祈ることにしよう。
| 固定リンク
コメント