教育の平等と公平
日本国民には、教育を公平で平等に受ける権利と義務がある。けれど、それは機会のことであって、教育の内容は違ってもしかたがないと思う。個性と能力の違いがあるのだから、それぞれに合った内容の教育を受ける権利があるのだろう。
それよりも問題なのは、教育を受ける者が、公平でかつ平等に教育のできる教師を選べないことだろう。変態、暴力、無能な教師に出会うことの方が大変だろう。受験問題が全くできない数学教師や楽器が弾けないために指導ができない音楽教師のことが新聞にでていたが、こんなのに出会ったら不幸を通り越して子供が苦しむだけだろう。
私は、小学五、六年の二年間に素晴らしい先生に出会えたことが、生涯の指標を得られたと思っている。その時のクラス全員が幸せだったと思う。
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