どこまで続く泥濘ぞ
三菱自動車の欠陥隠しがまた明らかになった。それも車の安全にかかわる動力装置やブレーキの欠陥を十年以上も隠していたという、これは企業の重大犯罪だ。分社化した三菱ふそうという会社の起こしたことという言い逃れはできないだろう。
死亡事故が起っていても運転者の速度の出し過ぎや不注意で処理されていたのではないと思うと、背筋が寒くなる。ブレーキの利かない自動車は凶器以外のなにものでもない。
きたきつねの家では三菱自動車の車を二台も使っているが、非常に不安だ。昔から技術の三菱というブランドイメージだったはずだが、これでは嘘つきで自浄能力のない最低の企業というイメージが定着するだろう。
このような企業風土をもつ会社は、株価の低下どころではなく、企業の再建そのものができなくなるのではないだろうか。
普通の感覚では、三菱ブランドの自動車は買わないということになるだろう。
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