サクランボの季節
スーパーの店頭で赤黒いアメリカンチェリーが売られている。どうも色が食指が動かない。もう少しすると国産の瑞々しい桜桃が手ごろな値段で店頭に並ぶことだろう。
私の住む街では、一足早くソメイヨシノやヤマザクラのサクランボが色付き始めている。ヒヨドリやムクドリが嬉しそうに集まってきている。
街路樹などに使われる桜は、実を着けないものを使うのが普通だ。でも、この街が作られる時に、無理矢理色々なところから木を集めたので、実がなってしまう桜が町中にある。
木によっては赤黒くて大きなサクランボがなっているので、つい食いしん坊の私は散歩の途中で口に入れてみる。もちろん食用ではないので、当たりはずれがあって、酸っぱい、苦い、甘いが組み合わさった複雑な味がする。でも、中には良い感じのサクランボもある。
同じ木でも枝によって当たり外れがあるので、この時期だけの楽しみにしている。今日のは口の中が黒くなっただけの外れだった。

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