バードメート
今日、野鳥の会本部からバードメートのカワセミが届いた。一口1,000円の自然保護への寄付だ。領収書の代りに毎年違った野鳥のピンバッジが届くことになっている。今年のピンバッジはカワセミが水の中に飛び込むポーズのデザインになっている。
バードメートになるのは野鳥の会の会員だけに限られているわけではない。野鳥の会の自然保護活動に協力したいというひとであればだれでもが参加できる。
日本ではあまり寄付はポピュラーではないようで、寄付をするのは篤志家と呼ばれるような特別な人がするもののような意識があるようだ。それと特別なこと、例えば24時間テレビのようなイベントの時にするもののように思われている。
寄付というのは、いつでもどこでも自分がしたいと思った時にするものだと思う。例えば、私たちにすれば読み捨てにする雑誌一冊のお金で、発展途上の何人かの子供が伝染病から逃れることができる。それを聞いて協力したいと思った時に、直ぐに行動すればいいだけだ。
もちろん義務感を持ってしまったら、苦しくなるので、思い付いた時が一番だろう。寄付には色々なものがあるので、全てにつき合おうなどということも考える必要はない。金額はできる範囲でいい。布施のこころなのだ。
最近はあまり目に着かないが、東京の街角でうす汚い身なりの若者が、○○難民の援助とか、花束を渡して寄付を強要する問題のある寄付と称する商売人は論外だ。ひとの善意を食い物にするのは許せない。一種の物乞い、いや詐欺行為ではないだろうか。そのような行為をしている人達は、ボランティアで良いことをしているといいながら、カメラを向けると確実に顔が写らないようにする。彼等を見ているだけで気分が悪くなる。

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