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2004/05/27

夏は来ぬ

 午前0時寝ようとしたらホトトギスの声が聞こえた。ホトトギスは夜中に鳴くことが多いので、夜中に目覚めた時に聞くことがよくある。「卯の花の匂う垣根にホトトギス早も来鳴きて・・」という歌にあるように、ウツギの白い花が咲く頃にホトトギスがくるのだが、私の家の辺りにくるのはちょっと遅めのようだ。
 朝の散歩の時にカッコウの声が聞こえた。託卵という変わった繁殖様式の鳥が二種類も近くにいるというのは面白い。もちろん、カッコウはオナガやホオジロ、ホトトギスはウグイスと託卵する鳥が違うので競合することはないのでいいのだけれど、託卵される鳥は堪らないだろう。
 ホトトギス科の鳥は、託卵相手が巣作りを終えて卵を産みはじめるタイミングに合わせて渡ってくるのだから、本能とはいえ感心してしまう。
 カッコウは毎年家の近くの十階建てのアパートのアンテナの上で鳴くので、同じ鳥なのだろう。高いところから託卵相手の巣を探しているのだろうか。
 4月から南アルプス天然水のおまけについていた鳥の巣シリーズのフィギュア十種類をコンプリーとすることができた。さすが海洋堂のフィギュアは良くできている。
 鳥の巣一つ一つが、良く生態を観察していて、良く考えられている。一番欲しかったシジュウカラは巣箱の中にちゃんと6個の卵が入っている。こんなものを集めるのは、家族からは評判が悪いのだが、止められない。

nest.jpg

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