国産100%
新聞に札幌の製粉業者が、「そば(国産100%)」と表示しながら、米国産のそば粉を三割も混入していたという記事がでていた。JAS法違反なのだが、混入を指示した専務の「品質に問題がないと判断した」という談話がふるっている。
国産100%というのは品質をいっているのではなく、全て国産であるということが重要であって、米国産が国産よりも品質が良くても関係ないはずだ。米国産が国産と同じ品質か良いというのであれば、「米国産30%混合の高品質そば粉」と表示するのが正しいことになる。そこのところが理解できていないのが不思議だ。
遵法精神のない会社は、これからは存在することができなくなることは、現在の三菱自動車の状況を見ればわかることだ。
どうでもいいことだが、JASで「そば」と表示できるのは、きちんと成分表示することは必要だけれど、そば粉が30%入っていれば、残りが小麦粉でもいいのだ。
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