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2004/06/03

日本の森林

 図書館に「アトラスー日本列島の環境変化」を探しにいった。日本の土地利用変化を見たいとおもったからで、本当は北海道教育大学旭川校の氷見山先生の論文を見ることができればいいのだが、論文を探すのは難しそうなので、図書館ということになった。
 この地図は、江戸末期、明治大正、昭和末の日本の土地利用を地図にしたものだ。地図を見てみると、江戸時代は地域によっては、薪炭の利用で禿げ山が広がっている場所も多かった。特に、島根県はたたら製鉄のために、砂鉄を取るために山を崩し、炭を作るために木を切り倒したために禿げ山が広がっていた。白砂青松は、荒廃した海岸の風景だったのだろう。
 アニメ「もののけ姫」にたたら製鉄のために森林を切ることが、古くからの地の神と衝突する原因になってる。今バイオマスが新エネルギーとして注目されているが、今使っているエネルギーを10%くらい代替しようとすると、森林がなくなってしまう。木は成長に時間がかかるので、簡単に補給が利かない。
 今は日本の森林率は世界の中でもトップクラスではないだろうか。建築用材は海外からだし、消費量の少なくなった薪炭も輸入ということで、国内の森林は伐採されなくなったからだろう。イギリス、ドイツ、オランダの森林の少なさは驚くほどで、中でも森林の多いフランスでさえ25、6%くらいだろう。東南アジアもタイが25%くらいになってしまったのではないだろうか。
 こんなことを考えるためにアトラスを借りたわけではないので、真面目に地図をみなければ。

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