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2004/06/14

バンダルガン国立公園

 昨日のTBSの「世界遺産」でモーリタニアのバンダルガン国立公園を放送していた。サハラ砂漠が大量の土を大西洋に流し込んで遠浅の海岸を作り出した場所に、100万羽を越すような野鳥が集まってくる様子が壮観だった。
 干潟の生物を餌に色々な海鳥やシギ・チドリなどが集まっている。モモイロペリカンはコローニーを作って繁殖している。多くの鳥は、ヨーロッパ北部やシベリアから越冬するために集まってくるのだろう。
 大西洋側の鳥は、極東の鳥と違うので、判らない鳥も多かった。オニアジサシやヘラサギのように一度見たことのある鳥は判るのが楽しい。
 サハラは昔は草原だったようで、何かの切っ掛けで砂漠が広がり、今では世界最大の砂漠になり、まだその範囲を広げている。私たちは「砂漠」を鳥取砂丘のような砂ばかりの土地が広がっているようなイメージしかない。でも「砂漠」はもともとは「沙漠」と書いたのが、当用漢字に「沙」が含まれなくなったため、「砂」を宛てたために誤解が生まれたのだろう。
 「沙漠」は水が少ない場所ということだから、土や岩の沙漠が本当なのだろう。土が流れ出して海に入ると、泥の干潟になるし、土の栄養分が植物プランクトンを育てることになる。
 植物プランクトンが水性生物の餌になり、水性生物が魚や鳥の餌になるという食物連鎖がつながっていくことになる。それにしても生産される生物量は膨大な量になるだろう。沙漠に水があれば緑のサハラが可能になるだろうが、それは夢物語にしかならない。

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