建築は何のため
今日は同僚の奥さんのお通夜で、つくばセレモニーホールというところにいってきた。斎場を使ったことがない設計屋が図面を描いたのがすぐに判る。斎場はただの集会場ではないはずだ。トイレの大きな音のするハンドドライヤー、エントランスの薄暗い照明、狭い会場と無駄な屋外の広場など、目的を考えない配慮のなさはどうだろう。
第26回建築作品コンクール・関東甲信越部門 の「優秀賞」になっているようだが、建築はアートではなく、中でひとが目的をもって活動する場所だろう。設計者は実際に葬儀を営んでみるといい。遺族、会葬者、会場係、葬儀社など一通り経験してみるがいい。
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