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2004/06/20

駆け足の旅

 金曜日の夜から夜行バスとフェリーを乗り継いで八戸−苫小牧トンボ帰りの旅にいってきた。午後11時10分東京駅発の盛岡行き夜行バスで盛岡駅まで行き、岩手の友達と合流して八戸フェリーターミナルへ直行。午前8時45分発のフェリーで一路、北海道の苫小牧に向かった。
 大平洋は凪で、縮緬のようなわずかな波の上を行く静かな航海だった。甲板で心地よい風に吹かれながら、洋上の海鳥を見ていた。オオミズナギドリ、クロアシアホウドリ、コアホウドリなどが波がないので飛ぶことができずに海の上に浮いていた。フェリーが近付くと飛び上がるのだけれど、水面を走りながらの不器用さは見ていて可笑しい。
 曇っていたけれど、途中から雨が降り始め、霧も出てきたので、見通しが悪かったが、アホウドリが見られなかった以外は満足な成績だった。それよりもイシイルカやカマイルカの群れにであったり、オットセイが愛嬌をふりまいたりしてくれたので7時間飽きることがなかった。途中、種類は判らないが鯨が水面に飛び上がって落ちる「ブリーチング」を三度も見ることができたのがハイライトになった。
 下北半島の先に沢山の風車発電機が回っているのが見えた。岩屋ウィンド ファームと呼ばれ33機の風車があるらしい。天気が良ければ写真を撮りたいのだが、双眼鏡で見えるのだが、デジカメには灰色の壁にしか写らない。
 苫小牧港に15時45分の定時に入港、フェリーターミナルでタクシーに乗って北海道大学苫小牧演習林にクマゲラをみにいった。日本最大のキツツキは長年見たいと思っていたのだが、普通は深い山の中にいるためなかなか見つけることができなかったのだけれど、演習林の駐車場脇の木に営巣していて、あっけなく見ることができた。時間があったので樹木園を回ってみた。
 草の上にシマリスが一匹いて、何か食べている。良く見るとミミズをしごいて泥を出しながら食べていた。見ていると木の実を頬袋に詰め込んで、生ものは食べてしまっているようだ。人をあまり恐れないようで、近付いてコンパクトデジカメで記念写真を撮らせてもらった。駐車場に戻るとエゾリスがいた。お腹の大きなお母さんのようで、お乳が大きくなっていた。
 呼んでもいないのに往路に使ったタクシーが迎えに来た。不景気でお客さんが少ないようだ。タクシーでフェリーターミナルに戻り夕食。ホタテの照焼き丼を食べた。半生のホタテがプリプリしていて、御飯も適量で非常に満足した。
 午後9時15分発のフェリーに乗り、風呂に入り満足と共に就寝。横になったとたんに熟睡したようで、午前3時半まで夢も見なかった。午前4時15分八戸港着、外は雨だった。友人の車で、むつの仏沼でオオセッカ、オオジュリンなどを見る。オオセッカは茨城の浮島にもいるが、個体数が非常に多い。だんだん雨が強くなってきたので、奥入瀬渓流を通って盛岡に戻る。
 昼食に、名物の「じゃじゃめん」を食べて、「はやて」で2時間半で東京。八戸からは3時間半だから、岩手、青森は近くなったものだ。昔、八戸にいった時は何時間かかったのだろうか、一日かかったような気がする。車中1泊、船中1泊の旅が終わった。

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