« 2004年6月 | トップページ | 2004年8月 »

2004/07/31

子供の世話は疲れる

今日は職場の夏休み特別公開で、そのなかで朝からバードウォッチングの講習というか相談会を開催した。来るのが小学校低学年とその母親で、双眼鏡の使い方や、鳥の見方、クイズ、声の聞こえる図鑑で鳥の鳴き声を聞かせたりと一日サービスをした。

面白いと思ったのは、子供の年齢にすると母親の年齢が高めだということだった。この街の特長なのかも知れない。ヤンママみたいな母親は皆無だった。子供は色々なものを触りたがるので、借り物のフクロウとキジバトの剥製が壊れないように気を使った。

隣の泥だんご作りは子供に混じって父親が燃えていた。 日本泥だんご協会というのがあって、光度の基準を出している。土によって色々な色の泥だんごができるようだ。実は泥だんごは子供の頃見たことも聞いたこともありませんでした。どこで流行り始めたのだろう。

子供の頃は、他に遊びが沢山あって空き地を駆け回っていたので、泥だんごなどに割く時間がなかった。本当に夕暮れになって、カラスが塒に帰る頃まで遊んでいた。特に夏休みは日が長いので家に帰るのを忘れて遊んでいると、おふくろの「○○ちゃん、御飯だよ〜」という声に我に返るということが再三だった。

天気予報では雨模様だったが、台風が動いたためか天気になった。気温は高かったけれど、風が吹いていたので、我慢できた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/29

窓の外は雨

久し振りに雨。出勤途上で、前から小降りの時に自転車で家を出た学生が、ズブ濡れになって走ってきた。午前中に一度、一時間に30mmの強い雨が降った。時間雨量30mmというのは相当強い雨になる。

畑はカラカラになっていて作物の生育が遅れていたようで、この雨で持ち直すかも知れない。今日から農業用水は10%の取水制限に入るはずだったので、これで一段落だろう。乾いてカチカチの地面も、雨が降ると随分柔らかくなる。蝉も穴掘りが楽だろう。

それほど忙しくない一日で、午後から新人研修の終了の成果発表にでた。新人といっても、大卒の23歳から大学院卒の30歳位までの幅で、内容もバラバラで、個性があって面白かった。終了後、懇親会。新人六人の内二人が大学の後輩というのは、希有なことだ。

ちょっと本を読むのを休むと、どんどん読まなければいけないものが貯まってくる。先週アマゾンから届いた「文房具を楽しく使う ノート・手帳編」はざっと目を通したが、「趣味の文具箱」はまだページを開いてもいない。「野鳥」誌はまだ封筒に入ったまま、今月号の「MacPower」と「Birder」も本屋が配達したまま机の上など、など、それでなくても目が疲れるので、長い時間は読めないのにどうしたらいいのだろう。

デジカメの普及でフィルムの売り上げが減っているという話を聞いたが、アメリカでも同じらしい。でも、アメリカでは、印画紙の売り上げは増えているそうだ。デジカメはフィルム代を気にせず、簡単に沢山の写真を撮影できるので、結果的にプリントに出す量が増えるらしい。

写真を長期保存するのであれば、フィルムが一番だ。デジタルの方が画質は低下しないし、場所も取らないのだから長期保存できるというのが一般的なイメージだろう。でも、デジタルデータはパソコンがなければ読みだせない。さらに、今ではフロッピーディスクのないパソコンが増えてきているように、画像データを保存したCD-RやMOなどのメディアを読む装置が無くなって、データが読めなくなる可能性がある。それに、画像のフォーマットが変わることもあるあもしれない。

オープンリールテープ、8mmフィルム、BetaMaxビデオ、鑽孔テープなどを見ても、読み出したり、見たりする装置が販売されなくなったらもう二度と使うことができなくなる。新しいメディアができても、古いメディアが読みだせる装置があるうちに、古いメディアから最新のメディアにコピーしておけば丈夫だ。でも、データーはどんどん貯まるので、メディアのコピーもどんどん大変になる。

その点、フィルムなどのアナログデータは直接目で見ることができる。またアナログデータは、読み取る装置の性能が上がると、ひとの目では判らないデータがでてくるように、曖昧なところのないデジタルデータよりも優れた部分もある。ということでアナログで残せるものは極力残しておくべきだろう。

040729.jpg

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/28

恵みの雨になる?

爆睡して、目がさめたら7時過ぎで大慌て。外に出るとツクツクボウシが鳴いていて、初認。ヒグラシもまだ少ない。

ウイークデーに二日不在でメールを見ていないと、処理しなければならないものが結構ある。午前中は黙々とメールを処理する。最近、フィルターに登録しても除去できないスパムメールが出現してきた。相変わらずウイルスも多い。バックアップのためにハードディスクを買ったのだけれど、使う暇がない。

そうそう、飲酒運転の反則金が高くなってから、死亡事故が随分減ったらしい。まだ、酔っ払いは運転だなとわかる車はあるが、代行とすれ違うことも多い。代行はタクシーよりも安いらしいので、次の日のことを考えると車に乗って飲みに行く人が多い。田舎は街外れに大駐車場完備の看板を上げた居酒屋があったりして、こんなとこへどうやって来るんだろうと思うことが多い。自転車も軽車両だから飲酒運転になるし、徒歩で来るのは無理だろう。

滅多に飲酒運転の取締をしていないので、漏れは多いだろうけれど、反則金が抑止になるのであれば、携帯電話も反則金を目一杯高くすれば違反は少なくなるだろう。朝のラッシュ時に、対向車を見ていると携帯電話をかけっぱなしの運転手が多数いて、急な変化に対処できないだろうと思うことがある。定点カメラで取締をすると効果的かも知れない。

日本では、ITがらみのように法律が時代に対応しなくなった時に、改正するまで時間がかかりすぎる。法律を素早くできないのであれば、施行令や規則で即応できないだろうか。曖昧な状況が長過ぎる。

台風の影響なのか、夜半過ぎに強い雨が降ってきた。長い間雨がなかったので、恵みの雨程度ならばいい。一日で半年分も降るようだと、ここのあたりは台地で大丈夫だけれど、霞ヶ浦周辺は大洪水になってしまうだろう。昔は治水が悪かったので住宅を建てなかった場所に、堤防ができて住宅団地になっている場所などは、計画よりも少しでも多く雨が降ると洪水になってしまう。

明治時代の地図では水の底や湿地だったところが埋め立てられている場合もあるので、住宅地を選ぶ時には気をつけなくてはならない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/27

南無法蓮華教

叔父の通夜の晩は、従兄弟達と徹夜した。色々な話をする。叔父の年齢は87歳で、もう友人の大分が亡くなり、生きているひとも病気がちのようで、こじんまりとしたお葬式となった。

地方によって葬儀の次第や道具立てなど違うなと思った。例えば、今回の通夜の焼香は、人が立って焼香するのではなく、座ったまま小さな台車に乗せた焼香台を椅子席の間をころがして移動して焼香するという方法だった。

いつも感じてるのだが、葬儀自体が儀式化している。坊主の読経もパフォーマンスとなっている感じがする。

告別式で、久し振りに札幌にいる娘と会うことができた。式が終わって、千歳空港に向かう前に一緒に昼食をとって地下鉄駅で分かれた。

札幌から飛行場へのアクセスは非常によく、JRの快速で札幌駅から36分だった。道産子はAIRDOを使うべきと日頃からいっているので、AIRDOにするが、飛行機は満席だったが、前方窓側の席が取れた。飛行中は揺れもなく快適だった。目の下に茸のように雲が盛り上がってきていた。雲の切れ目から、猪苗代湖、筑波山、つくば学園都市などが良く見えた。

着陸のコースが、木更津から船橋方向に向かい湾岸のに平行に飛ぶコースだったので、幕張メッセ、ディズニ−ランド、ディズニ−シー、葛西臨海公園、東京ビックサイト、フジテレビなどが良く見えた。画像を撮りたかったが、電子機器使用禁止だったので、涙を飲んだ。

羽田空港から一目散に戻り、18時からの送別会に滑り込む。往路は飛行機が遅れて予定が狂ったが、復路は予定通りだった。突然の退職ということで吃驚したが、定年直前に転職先が決まり早目の退職とうことで安心した。二次会は、カラオケ好きの主賓を誘ってスナックへ。久し振りに歌を歌ったので、四曲ほどでのどが痛くなってしまった。大きな声を出すと酸素を沢山取り込めるので酔いざめがいいみたいだ。

cloud.jpg

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/25

諸行無常

腰の調子が良くないので大人しくしている。散歩道は相変わらず蝉、蝉。羽化直後の蝉が蟻に襲われて落とされていた。百日紅の花が満開となっている。真夏の彩りだけれど、見ているだけで暑くなってくるような気分になるのは色のせいだろうか。

北海道の叔父が亡くなったという連絡があった。葬儀にでなければと、仕事のキャンセルした。母方の従兄弟達に葬儀の連絡をいれた。Webで飛行機も予約をした。北海道もここ数日気温が高くなって30度を越えているようで、体力が弱っている老人には厳しかったのだろう。だんだん、叔父、叔母が少なくなってきた。

叔父は、寡黙で謹厳実直な旧国鉄のOBで良い人だった。従兄弟達が関東地方で仕事をしているので、叔母が亡くなってからずっと一人暮らしだった。秋にはジャガイモを毎年送ってくれていた。子供の頃、従兄弟の年が近く、良く遊びにいったものだ。囲碁が好きで、祖父と碁盤を囲んで冗談をいいながら楽しんでいたのを思い出す。

夕方、ルーマニアから一時帰国のバードウォッチャーの友人を迎えての夕食会に出た。中華が食べたいということで、郊外の小さな四川料理の中華料理店を選んだ。麻婆豆腐も本格的で山椒がよくきいていいた。量もたっぷりで、満腹になった。最後の杏仁豆腐も、杏仁の良い香りがしていた。

ルーマニアの生活は想像していたように、贅沢をせずに普通に生活する分には物価は安いし、停電もないので問題はないようだ。まだ、EUに加盟するまでには力は付いていないようだ。

鳥に関しては、街の近くの公園でクマゲラ、電柱の上にコウノトリが営巣しているということだ。それだけよい自然環境があるという解釈もあるが、本当は自然がないためにしかたなく市街地にある環境を利用しているというほとのほうが正しいようだ。日本でもカワセミ、コゲラ、ヒヨドリ、キジバトなどが市街地に進出してきている。

semideath.jpg

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/24

冬ソナが流行るわけ

近くの公園で蝉のどんどん羽化している。夕方になって気温が下がると一斉に鳴き始めるが、蝉時雨というよりも蝉豪雨という感じになる。短い時間に交尾相手を見つけるために雄は必死で、夜中まで鳴いている。蝉の数が多くなると、散歩していると蝉のオシッコの雨が降ってくるのも困ったものだ。

蝉の羽化する時を、蟻が狙っていて、羽化直後で動けない蝉を襲っているのを見ることができる。羽化に成功しても早朝の動きが鈍い時間にカラス、ムクドリなどに喰われている。

蝉のことばかりだが、今も居間の網戸にミンミンゼミが止まって鳴き始めた、これは五月蝿いこと限り無い。ただちにお引き取り願った。

アルバムの整理を先週から始めたので、この際一気にということでデジカメ写真を二年分をCD-R二枚に焼いて、写真屋にプリントに持っていった。全部で201枚、一枚19円と非常に安かった。でも、昔のデジカメの画像なので、仕上がりは今一つ。やはり30万画素では使い捨てカメラくらいの画像しか期待できない。

冬のソナタが中高年の女性に絶大な人気で、派生的に韓国ドラマもブームになっているようだ。今日も放送があるようだが、時々横目で見ても作りは雑だし、話もそれほど面白いと思えない。そんなことを家で話題にしたところ、テレビに噛り付い冬のソナタを見ている妻が面白い解説をしてくれた。彼女によれば『主人公を始めとして、皆が親のいうことを聞いて、口答えすることもなく、困れば泣くだけというのが、何か一言注意すると「ウルセー婆バー」などと口答えする息子や娘をもつ親としては、理想的な子供をみていて、心地よい』というのだ。

なるほど、そういわれてみると韓国社会では、親や年寄りを大切にする儒教精神がまだ残っているから、ドラマの中で、日本人と同じような顔つきで、日本と同じ風景の中で、自分の親としての不満が解消されているというのは心地よいのだろう。子供が親に孝行するとか、年寄りを敬わないのは、戦後教育を受けた私たちが作ってきたかも知れない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/23

今日は渋滞の日

午前中のバスで東京に出る予定が、色々と雑用があって結局昼過ぎになった。JRにしようと思ったが路線バスがこなかったので高速バスにしたが、道路は渋滞していた。上野の手前で信号一つに10分もかかってしまった。

結局、聞く予定だった講演を一つのがしてしまった。でもバスで本を一冊読み終えることができた。帰りのバスは巨大なメガライナーで、不運にも二階だった。大きすぎて二階の揺れが大きく、席も狭いので非常に乗り心地が悪い。さらに渋滞という二重の不運で、今日は上りも下りも渋滞していたようだ。

有楽町方向から東京駅八重洲南口へ歩いたが、地面がクリーム色の部分があった。良く見ると花のようだ。上を見るとエンジュの花が咲いていた。どうも東京にでると前ばかり見てしまって、回りを見る余裕がなくなるようだ。

見るということについて、脳というのは非常に良くできている。バードウォッチングに行くと、初心者の人から「あんなところにいる鳥を良く見つけますね」といわれる。でも本当はその人も見えているのだ。でも、脳が認識していないだけだ。見ようとする訓練で認識できるようになっただけなのだ。

見るということは脳がしているわけだから当たり前なのかもしれないが、見えていても見たくないと思うと見えなくなるし、見たいと思えば普通は見えないものも見えるようになる。視野も望遠にも広角レンズのようにもなる。色の濃いサングラスを通してものを見ても白いものは白く見える。普通はあたりまえなので、そんなことは意識することがない。

このところ老化が進んでいることを認識することばかりだけれど、脳は自分の細胞が壊れていっていること認識しているのだろうか。脳は自分で自分を修復できないのだろうか。だんだん養老先生の世界に巻き込まれていくようだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/22

ヒグラシが

暑い日が続くと、ちょっと気温が下がっただけで随分と快適に感じるものだ。今日は湿度も低く、風もあったので朝の散歩は快適で、非常に心地よかった。公園の木の下は蝉の穴が沢山開いている。大きな穴は蝉が出てきた跡で、小さな穴は今晩あたり出てくる穴だ。歩道に蝉の抜け殻と羽が沢山落ちている。これはムクドリ、ヒヨドリ、カラスが羽化した直後の蝉を食べた跡だ。

午後から会議で、判りきった内容の話を聞くだけというのは非常につらい。だんだんと意識が薄れるのが判る。中休みに隣のヒゲが「良く寝てたね」といいやがる。寝てはいない、意識が薄れただけだ。まだ昨日の会議よりはましだ。事前に内容を詰めていないものを持ってきて提案されたら、揉めて時間がかかるばかいりだろう。

夕方、懇親会にでろというので会場まで歩いていった。途中でアブラゼミの声に混じってヒグラシが鳴いていた。今年の初認。まだそれほど個体数が多くない。適当に飲みながら話をした。

飲んだら乗るなということで、バスで帰ったが、バスの便が悪いので夜は一時間半に一本しかない。来年の秋につくばエクスプレスが開通するようだけれど、駅周辺に駐車場は作らないようなので、どうやって行くのだろう。バスが少ないから、車に乗る、するとバスに乗る人が少なくなってバスを減便するという悪循環になっている。

semi040722.jpg

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/21

炎熱は続く

今日も甲府で40.4度と歴代4位の記録とかで、関東地方は昨日に続いて厳しい暑さとなった。TBSの朝のラジオでお天気キャスターの森田さんが、昨日の高温について「チベット高気圧が張り出して・・・・」などといっていたが、うまく説明できないようだった。

セミも暑すぎるとみえて、日中はあまり鳴き声が聞こえなかったけれど、夕方になって気温が下がってくると、急に勢いづいて一斉に鳴き始めた。昨日あたりからアブラゼミの数が増えて、それまで優勢だったニイニイゼミより体が大きい分、声も大きいので五月蠅すぎ。

大学卒業30周年で同期会を秋にすることになって、幹事から資料を作るから写真を探せというので、昔のアルバムを引っ張り出してみていた。ほっそりしたロングヘヤーの自分をみてうらやましくなった。ダイエットしてもまだ当時の体重の15kgオーバーというのも悲しい。

これから適当な写真を探してスキャナーで読み込んで送らなければ。当時からカメラが好きだったので、クラスの写真係をしていた。自分でフィルムの現像、プリントをしていたので、かなり沢山写真を撮っていて、実習、実験、旅行などの写真が残っている。アルバムにない写真もネガがあるので、おもしろい写真集ができるかもしれない。

写真はもちろん白黒だけれども、カラーよりも雰囲気があるみたいだ。こんどデジカメ写真もモノクロにしてみよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

炎熱地獄

今21日午前一時過ぎ。今日の暑さときたら完全に体温を越えてしまった。つくばでは午後四時に39.7度を記録した。この気温は生まれて始めて経験するものだと思う。

なんとなく日中は蝉も大人しくなってしまったようだ。昼に食堂まで歩いていったけれど、その時間帯でも軽く38度になっていたようだ。暑くても食欲がある。元気な証拠だ。

独身寮の後輩が、急に仕事を辞めることになったので、仕事場に寄ってみたが休んでいるようで会えなかった。新しい職場が合わなかったのだろうか。私のように窓際でどんな仕事でもあればうれしいというのとは違うようだ。明日も頑張らなくては。

temp720.jpg

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/19

三連休も終わり

今日も一日蝉時雨。

朝から霞ヶ浦湖岸を鳥と自然環境の調査にでかける。途中霞ヶ浦フェスティバルの会場を通ったが、開催前というのに道が混んでいた。リハーサルでうるさく鳥どころではなかった。土浦港の周辺は球場である高校野球の応援の人と車で混雑していた。

湖岸のアシ原を中心に鳥を探す。今年はブラックバス釣りのボートが少ないので、カイツブリやオオバンなどが岸近くで見られた。アシ原では比較的珍しいコヨシキリ、ヨシゴイなどが見られた。6月にはうるさいぐらい鳴いていたオオヨシキリも静かになって、雛に餌を運ぶ姿が見られた。対岸の球場から応援の声が聞こえていて、驚いてしまう。

土浦名産の蓮根を生産する蓮田も花が咲き始めていた。冬になると寒風の中でドライスーツを着た人々が蓮根を掘るのだけれど、夏は畦の草刈りをしているのだろか。

午後からは友達の家でバーベキューパーティー、気がついたら夕暮れが迫っていた。ダイエット中なのだが、ちょっと食べ過ぎの感じになった。

三連休は原稿書きやらアルバムの整理などもできて、ほぼ満足。

hasu040719.jpg

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/18

さらに夏へ

雷三日というけれど、昨夜も深夜に激しい雷雨となった。今朝は朝から蝉の声が五月蝿い。
午前中は県立つくば美術館で開催中の「常総の美術家たち展」を見に行く。駐車場の木でミンミンゼミが鳴いていた。ミンミンゼミは8月近くなってから羽化するのが普通なのでずいぶん早い。それにしても「ミーンミンミン」と鳴く声を聞いただけで汗が吹き出てくる感じがする。

美術展は、県立近代美術館の所蔵品の展示で、目玉は清原斉の「宵」だった。白塗の花魁と禿の立ち姿を見て帯の柄にインドクジャクのペアがいることや、歩き方がナンバになっていることなど、我ながら変なところを見ている。そういえば、阿波踊りもナンバで、右手と右足、左手と左足を出して踊るようだ。

美術館のミュージアムショップが変わっていた。前は画材屋のショップでアフリカ民族グッズなどが並んで元気のナイおにいさんがいた。今度は元気そうなおばさんが二人で、販売物もアクセサリー、万華鏡、手作りのクッキーまであって、雰囲気ががらりと変わっていた。

最近の傾向として美術館や博物館はミュージアムショップを充実して、オリジナルグッズも販売して結構売り上げを上げてるところもあるようだ。いわさきちひろ美術館のショップなど、レジに人が並んでいた。

今朝から曽我ひとみさん一家のニュースで騒がしかった。チャーター便のスカルノハッタ空港への着陸まで撮る必要があるのだろうか。報道各社は他にニュースがないのだろうか。まるでのぞき見だ。テレビを切っていたので、見ていないが、「今、飛行機に乗り込みました・・・」などとアナウンサーがいっていたのだろう。夕方に日テレの「笑点」を見ようとしたら羽田空港に着陸の実況中継だった。他のチャンネルはニュースの一部として放送して定時番組を流していたが、日テレは特別番組を組んでだらだらと実況の垂れ流しをしていたようだ。日テレ以上にコマーシャルをつけた企業の見識を疑う。

曽我さんは、北朝鮮の国家的犯罪の被害者だが、夫のジェンキンスさんは脱走兵として敵に寝返った犯罪者で米国にとっては許すことのできない人物だ。軍隊の無い(?)日本と違って脱走兵は極刑の可能性もある重大犯罪だから、情状酌量の余地は少ないので、アメリカ国防省の態度は正しい。

わいわいニュースで騒ぐことはない。だまって静観するのが一番だと思う。それよりも多数の死者がでた新潟の洪水や今日の福井の洪水の方が重要ではないだろか。それと橋本派の政治献金問題などもしっかり報道すべきだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/17

夏の里山を歩く

二日続いた夕立ちの後の里山での探鳥会。雑木林や田畑はしっとりと濡れて、乾燥に耐えてきた植物が生き生きとしてうれしそう。

気温と一緒に湿度も高かったので、歩き始めると汗がふきだしてきた。葉が茂り、繁殖を終えた鳥は静かになって見つけづらいので、夏のバードウォッチングはつまらないことが多い。その代わり、草花や虫達を見ることになる。

セミはこの時期ニイニイゼミが鳴いているが、ここ数日アブラゼミが出てきている。一週間以上早いようだ。そんな話をしていると、道端の草に羽化したばかりのアブラゼミが抜け殻にとまっていた。まだ、羽がうす緑色だった。林にの入り口でハナイカダが葉の上に黒い大きな実をつけていた。ウワミズザクラの赤黒い実を食べてみると、野生の渋みの中に甘さを感じることができる。

池や水田の上にはチョウトンボやオニヤンマ、ウチワヤンマ、コシアキトンボ、ショウジョウトンボなど沢山のトンボが縄張りを巡回飛行していた。オニヤンマがツバメを追いかけたのには驚いた。ツバメは水を飲むために池の上を飛んでいる。

今日のコースは、里山の保全活動をしているNPOが、道端の野草にかわいらしいプレートを立ててくれているのがうれしい。ササの生えたところで、白い羽に黒い斑点をちりばめたゴイシシジミがアブラムシを探して飛んでいた。ウマノスズグサの近くでジャコウアゲハのメスを見つけた。幼虫がウマノスズグサの毒を身体に溜め込んで、チョウになるようだ。

この時期は暑いけれど長袖シャツが一番だ。ヤブカなどの虫対策だけでなく、笹やススキの葉から身を守るためでもある。それと水は忘れてはいけない。

やはり鳥は、ホトトギス、ウグイスなど18種類と少なめだったけれど、楽しい一日だった。

yatsu717.jpg

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/15

突然の嵐

 雑用を粛々とこなしていたら、午後三時過ぎに窓を打つ雨音に振り向くと、強い雨が降っていた。久しぶりの雨でこれで畑作物の救いの雨になったと思っていたら、南西方向から雷がやってきた。窓の外が時折明るくなり、雷が何度も落ちていた。
 距離があったので、パソコンは止めなかった。夕立ちにしては風もあり、強い雨だった。後で、東京電力の雷情報を見てみると、下館、下妻方向と柏、取手方向の二方向から、雷雲を伴った雨雲が移動してきたようだ。帰る頃には、雨も上がっていたが、局地的には相当強い雨が降ったようだ。新潟のような洪水にならなくてよかった。
 今日から、九州福岡で博多山笠の追い山が始まった。長谷川法世さんの「博多っ子純情」を見たり博多出身の友人の話を聞いたりして、男の祭りを一度見てみたいと思っているが、なかなか果たせていない。以前、博多の中州にいった時に時間があったので櫛田神社の辺りを散歩したことがある。その時、物凄い人出があって、勇壮な祭りと聞いていたので、それほど大きくない神社で驚いた記憶がある。でも、町っ子が毎年楽しみにしていて、親から子供に、孫に連綿と続いている祭りは素晴らしい。熱気の中に一度入ってみたいものだ。
 それにしても、三菱自動車のリコール隠しのニュースが毎日途切れることが無い。さらに、三菱車が急に出火するようになってしまった。これまで三菱車は走行中に出火していたけれどニュースにはならなかったけれど、リコールで注目されてからニュースとして取り上げられるようになったということだろうか。それとも、三菱車の欠陥が急に顕在化して火を吹くようになってしまったのだろうか。何れにしても不可解で、三菱車に乗っているので気が気でならない。
 もう一つ気になるのは、警察官や教師のハレンチ事件が毎日起っていることだ。警察官や教師だからということで、特別にニュースとして取り上げられていることではないような気がする。五十歳代の警察官がデジカメで女子高生のスカートの中を撮るなどということが起ること自体おかしいと思う。でも実際に起っているのだから、原因はなんなんだろう。もともとそのような性癖か趣味があって、常習的にやっているというか、特に理由もなく衝動的にしてしまったのかが問題だろう。全国の警察官のなかで一番モラールが高い東京警視庁の警察官も事件を起こしているというのを見ると、裏金事件も含めて警察官の職場としての警察の中に問題があるのではないだろうか。

rainth.jpg

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/14

北海道開拓と道産子

 今日も気温は高いけれど乾燥していて日陰に入ると心地よい一日だった。久しぶりに友人と昼食会。焼肉と冷麺のセットを食べる。暑さに滅法強いので、夏でも食欲が全く落ちない。腰痛のためにダイエット中なのだが、つい食べてしまう。なかなか目標体重にとどかない。
 韓国冷麺は、麺にそば粉が入って茶色いのだが、今日食べたのは盛岡風冷麺で透明な麺だった。冷たくて汗をかいたどんぶりに入った透明なスープとゴムのような食感の麺の組み合わせは絶妙だ。前回、盛岡にいった時には一泊二日で三食も冷麺を食べてしまった。沖縄では沖縄そばを、長崎ではチャンポンと皿うどん、香川では讃岐うどんと行く先々でほぼ毎食麺を食べてしまう麺食いだから、今日も胃袋が大喜びだった。
 食事をしながら、昨日高校の同級生から道産子のルーツについて尋ねてきたメールの話をする。同級生は仕事場で「昔、北海道に渡ったのは本州にいられないわけのある人か犯罪者だ」といわれてショックだったようだ。確かに、北海道の開拓に入った多くの人達は、官吏や技術者を除くと、一獲千金や大地主になる夢を抱いた人々が多かったのではと思う。それは、いつの時代にも、世界中どこでもフロンティアに向かう者の共通した特性だろう。
 私も北海道開拓四代目なので、昔ルーツを探そうとしたが、開拓に入った初代の前が判らなかった。色々と調べた結果、開拓農民を多く輩出する地域が浮き上がってきた。県でいえば、新潟、富山、長野、山梨、岐阜、和歌山、岡山、広島、島根、鳥取、四国四県といったところだ。共通するのは中山間地が多く土地が狭い地域だ。新潟は湿地帯で土地は狭かった。
 このような地域では農家の次三男は、土地を持つことはできず、外に働きに出るか、一生手伝いを続けるといった状況にあったのだろう。例えば、富山の薬売りは、江戸時代に農家の次三男対策として作り出されたし、新潟からは江戸の米搗き、風呂屋の下働きとして働きにでるものが多かった。明治になって、ハワイ、カリフォルニア移民した人達の出身地は、先にあげた地域が多い。
 そこに北海道に行けば、自分で開拓した土地は自分のものになるというのだから、小作や貧しい農家の次三男はこぞってフロンティアに向けて出発したのだろう。実際我が祖先は、富山をでて見渡す限り栗の木が茂る森に挑戦して自分の農地を得ている。でも、出身地とのつながりは地区の名前だけで、それ以外は全く途絶えてしまっている。そういった意味で、出身地にいられなかったか出てこざるを得なかったということになるだろう。
 道産子は北海道が父祖の土地で、それ以外に戻る場所はないのかもしれない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/13

梅雨明け

 今日、ようやく関東地方は梅雨明け宣言。本当はもっと前に宣言できたのだろう。茨城県も県北大雨が降って、日曜日には常磐線が不通になって、高校野球もノーゲームになっている。今日は、新潟の北部で大雨が降り、川が溢れ大洪水のようで、被害が大きくなりそうで心配だ。
 茨城県南部は空梅雨で、畑作物が元気がない。陸稲は葉先が黄色くなってきた。気温が高いせいか蝉が五月蝿く鳴き始めた。帰り道の桜の木の下で、頭の上から蝉の声のシャワーを浴びると急に疲れがでてきた。
 家の近くの電線にムクドリが集まっていた。ムクドリが塒(ねぐら)を作る時期になったのだ。子育てを終えたムクドリは、一カ所に集まって夜を過ごす習性がある。大きな塒だと数万羽になることがある。数百から千くらいの群れが、四方八方から塒を目指して集まってくる光景は壮観だ。塒にする木に止まる前に、周囲の電線などに止まって糞をするので、知らずに下を通ると悲惨なことになる。土浦駅東口やつくばのセンタービル周辺はムクドリの塒の名所になっている。あまり近付きたくない。
 画像を整理していたら「ハネトビ」が終わっていた。非常に残念。

starling.jpg

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/11

日本の行方

 比較的しのぎやすい気温で一息つけた。朝から探鳥会で近くの公園にでかけた。農業用溜池を核にした公園で、池から流れ出す川の周囲が谷津田になっていて、水田、畑、雑木林と変化に飛んでいる。暑い時期の探鳥会にしては珍しく参加者が多かった。
 キジバトが巣を作っていたり、バンの親子が見られたり、ツバメが飛びながら水を飲んだりと見どころも多く楽しい探鳥会だった。久し振りに夏の日射しの下を歩いたので、ちょっと疲れた。
 昼食後、選挙に出かけた。茨城県は、このところ投票率が全国最下位でセスナが空から投票を促す放送をしていた。投票場は閑散としていて、投票率は伸びないような気がする。当たり前だけれど、うちは全員投票を終わらせた。
 午後はNPOの役員会が予定された公民館が選挙で使えなくなっていて会場が変更になっていたのを知らずに、慌てる。遅れてきたメンバーと会場に向かった。特に大きな問題はなかったが、9月に里山のシンポジウムを組むことになった。7月末に青屋箸の行事をするという。アヲヤバシ(青屋箸)というのは、青いススキの箸でうどんを食べる行事で、石岡市の青屋神社と関係があるらしい。無病息災を祈るとのことで、関東地方で同じような行事をするところがあるらしい。
 選挙速報を見ているが、開票直後に当確というのはいつ見ても不思議でならない。北海道選挙区で鈴木被告が得票を伸ばしているのが奇異だ。北海道の経済の冷え込みの厳しさが見えるようだ。
 自民が沈み、民主が伸びているが、憲法改正や年金などについて、本質的には変わらない政党なので何が変わるのだろう。それにしても、共産、社民はもう消えるだけなのだろうか。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/10

少しは期待したのに

 午前中、結婚式にでる娘を送って柏まででかけた。土曜日だけれどやはり6号の呼塚あたりは渋滞の名所だけあって渋滞していた。帰りの道で回りの空を見ると、東の空に成田の着陸待ちのジャンボが何機も旋回していた。ちょうど霞ヶ浦の上を旋回するので、晴れた日は大平洋、霞ヶ浦、筑波山が見えるはず。
 午後から雨が降るかもと期待してたら、愛知では大雨だったようだけれど、昼頃パラパラと何度か申し訳程度の雨が降っただけ。無い物ねだりというけれど、本格的な梅雨だと晴れてほしいというし、空梅雨だとちょっとは降れと思うし、まことにに勝手なものだ。
 iMacのCD-Rの調子が悪くて書き込みができなくなったのでCDレンズクリーナーを買いにいった。なんだか色々あって迷ったけれど、一番安いのにした。帰ってクリーニングしたら簡単に書き込みができるようになった。これでやっとデジカメ画像をプリントにだせる。リビングにiMacを置くのが悪いのだけれど、狭い家なのでどうにもならない。時々レンズクリーニングすることにしよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/09

炎熱地獄

 今日も朝から暑い。
 今朝の新聞に昨日熱中症で三人亡くなったという記事がでていた。何れも七十歳後半でそれも農作業中だったようだ。実はこれが日本の農業の現状で、老人が日本の農業を支えている。五年後に日本農業が崩壊するという説もあるようだが、あなが嘘ではないような気がする。
 青山墓地の向いの日本学術会議であったミニシンポジウムにでた。大学の先生の考えることは難しくて判らなかったが、国立歴史博物館の藤尾先生の「縄文から弥生における稲作農耕の成立過程」という話は面白かった。これまでの説よりも千年も前から稲作があったけれど、縄文人は本気で稲作に取り組んでいなかったという話しだった。単純に美味しい米が食べることができるに、何故千年もほおって置かれたのかということはまだ判らないようだけれど、実に興味ある。
 帰りに、道を歩いていると焼けたアスファルトの照り返しで全身が熱気に包まれる。さすが東京だ。
 高速バスの前方、遠くに入道雲が見える。あの下は雷雨だろうなと思っていたら、やはり落雷で栃木で停電があったようだ。東京電力の雨量・雷情報サイト(http://www0.thunder.ne.jp/)で夕方の落雷履歴を見たら随分盛大な雷雨だったようだ。

icecrash.jpg

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/08

梅雨はどこへ

 夏だから暑いのは当たり前だけれど、梅雨明け宣言がないままに真夏が来た感じだ。蝉が鳴き始めた。
 気象庁は、梅雨明け宣言をしたいのだけれど、微妙なところでできないということだ。実は7月1日ころに遡って宣言したいのではないだろうか。
 ダムの貯水量はそこそこの状態のようで、渇水の心配はないようだ。昔だったら、これほど雨が降らなければ田植えもできなかったのではないだろうか。今は貯水施設や水路などが整備されて、よほどのことがない限り農業に影響が出ることはないだろう。
 きたきつねは冷房が苦手なのだが、車の排気ガスがひどくて窓を開けられないので、日中の車の中はやはり冷房無しではいられない。帰りはウラ道を通って窓を開けて走ったが、やはり気持ちがよかった。
 選挙は残り三日になってしまったが、なんだか盛り上がりにかける感じだ。マスコミ各社ができるだけ選挙に触れないように、触れないようにしている感じがする。さらに、選挙への感心を曽我さん一家の問題で拡散させようとしているようにも見える。
 それにしても曽我さん一家の対面を選挙の直前にセットするとは、自民党もあざといことをするものだ。
 今回の選挙の投票率はどうなのだろう、投票する候補がいなければ白票を投ずることで意思表示をすべきと思うが、なぜ大事な権利を放棄するのだろうといつも思う。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/06

身体の不思議

 昨日は、職場の健康診断だった。加齢のためか耳が悪くなってきているようで、高音域が聞こえにくくなってきている。ここ数年、毎回指摘される。確かに薮の中のヤブサメの声が聞き取りづらくなっている。注意していると聞こえるが、漫然と歩いていると聞き落とすことが多い。
 恒例の胃バリウム検査があった。バリウムは昔に比べて非常に飲み易くなった。昔は胃の底にどんと落ちる感じがしたが、最近は軽い感じがする。事後に下剤を貰うが、私の場合快便なのでその日の内に出てしまうが、出づらい人は大変なようだ。
 いつもバリウムが、白いまま出てくる。胆石で胆道が詰ると白い便がでるを知っているし、胃液を吐いたことがあって黄色だったのから、色がついていないということは胃液や胆汁などが出ていないということになる。
 口からものを入れたら、身体のセンサーが食べ物かそうでない物かを区別して、胃液や胆汁は出さなくていいというシグナルを出しているのだろうか。さらに食べ物の場合、タンパク質が多いとか炭水化物が少ないとかを感知して、消化液の種類や量を変えるのだろう。
 理科系人間にも生物系と物理系があるようで、きたきつねはどちらかというと生物系が苦手なようで、細かな生体内の機能の話になるとついていけなくなる。それにしても身体は不思議だ。さらに心の問題が入ってくるともう理解不能になる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/04

何もない日曜日

 久し振りに予定が入っていない日曜日。ちょっと遅めに起きだして、犬と散歩、食事をしてから、ゴロゴロと寝転がりながら本を読む。
 日経ビジネスの最新号を読み終わり、山本七平の「日本はなぜ敗れるか−敗因21カ条」(角川oneテーマ21)と「ナンバ歩きで驚異のカラダ革命」(立風書房)を読み始めた。「日本は・・・」は、重くていつ読み終わるかわからない感じがする。
 一日だらだらと昨日の文房具のカタログを整理したり、原稿をちょっと書いたり、テレビを見たりと気楽に過ごす。相変わらず細木数子は好き放題いっていた。でも、占いというのは元手がいらなくて、濡れ手に粟という風に感じるが・・・・・。
 それにしても、乾燥していて過ごし易い、本当に空梅雨で終わるのだろうか。こんな年は7月の中旬過ぎからどっと雨が降るような気がする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/03

疲労困ぱい

 早朝に自宅を出て東京ビックサイトで開催中の「国際文具・紙製品展 ISOT2004」に娘と一緒に出かけた。年に一度のユーザーが参加できる見本市で、海外の文房具を見ることのできる貴重な機会だ。
 高速バスが送れて会場についたのが11時近かったので、時間を気にしながら、会場を巡った。昨年はSARSの影響で、海外のメーカーがほとんど参加しなかったが、今年はアジアを中心に出展があった。日本の代理店がないところや通訳を雇えないところは苦戦しているようだった。それにしても年々色使いや、品質が良くなっているのがわかる。
 夕方4時半まで歩きに歩いて、くたくたになってしまった。今年の春に閉鎖した@niftyの文房具パラダイスの仲間達が集まっていたので、夕方は新橋で久しぶりの顔合わせで、文房具の話題で大いに盛り上がった。
 帰りの高速バスに乗ったとたん疲労がでてきた。渋滞もあってふらふらになって帰宅した。もう明日になったので寝ることにしよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/02

フクロウの本

 今日amazon.co.jpから頼んでおいた本が届いた。「Owls of the World」という世界のフクロウに関するモノグラフで、生態から文化までを含んでいる本で、これからぼけた頭で英語の本を読まなければと思うと気が思い。ブラウズしたところでは、非常に面白そうで始末が悪い。
 私はふとしたきっかけからフクロウのファンになってしまって、フクロウと書いてあると気になってしょうがない。
 今、日本産フクロウ10種類(人によっては11種類)をピンズ(ピン・バッジ)にする企画を進めている。現在8種類完成させて、9種目を製作に入っているところだ。もちろん絵心はあるけれどテクニックがないので、今売り出し中のナチュラル・アーティストの大田黒摩利さんにお願いして原画を作ってもらい、メーカーに頼んで作ってもらっている。
 フクロウはバードウォッチャーではない人にも人気で、特に中高年の女性に大層な人気がある。長崎にいった時にフクロウ・グッズの専門店があったのには驚いた。
 日本でフクロウを自治体の鳥にしているのは、つくば市と取手市で、つくば市は「フクロウ【Strix uralensis】」で取手市は「フクロウ類」ということになっている。つくば市は、学園都市として知の技芸の象徴であるとしてフクロウを選び、取手市は利根川の河川敷で多くの種類のフクロウが見られることから決めたようだ。
 フクロウは里の鳥で、つくば市のような地方都市の大きな木のある神社や屋敷で観察することができことは意外と知られていない。普通、夜に鳥を探すのに外出することはないし、街中にフクロウがいることは思いもつかないので判らないのが当たり前かも知れない。
 一週間ほどまえの夜中、布団の中で本を呼んでいると、フクロウの一種アオバズクの声が聞こえてきた。この時期は、アオバズクは街灯に集まる蛾やカブト虫のような大きな甲虫を狩りにでてくる。朝、散歩している時に街灯の下に、胴体のない頭だけのカブト虫が動いているのに出くわすことがあるが、アオバズクの仕業だ。
 フクロウの話は切りが無くなる。

owls.jpg

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/07/01

ハリーポッター

 近所のシネマコンプレックスで「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」を見てきた。話の内容は別として、今回の映像は非常に良くできていた。
 監督が替わったためか、前二作はホグワーズが普通のイギリスの寄宿学校といった雰囲気だったが、今回は魔法使いの学校という感じが良くでていた。他の場面も同じで、前作とセットが随分と違っていて、良い感じだった。
 内容は面白くしようとし過ぎの感じはいなめない。始めの三階建てバスはちょっと無理があるかな。それと、占いの先生はちょっとふざけ過ぎ。でも、約2時間半楽しませてもらいました。満足。
 最後のタイトルロールは、パーチメントの地図の上に足跡が浮き上がり、進むほうに手描きの文字が並ぶという趣向で、時々犬の足跡になったり、人の裸足の足跡が狼の足跡に変わったりと、映画の内容を暗示するスタイルになっていて最後まで見てしまった。
 映画は、細かなところまで行き届いた嘘があってほしいのだから、今回のハリーポッターは合格かな。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2004年6月 | トップページ | 2004年8月 »