炎熱地獄
今日も朝から暑い。
今朝の新聞に昨日熱中症で三人亡くなったという記事がでていた。何れも七十歳後半でそれも農作業中だったようだ。実はこれが日本の農業の現状で、老人が日本の農業を支えている。五年後に日本農業が崩壊するという説もあるようだが、あなが嘘ではないような気がする。
青山墓地の向いの日本学術会議であったミニシンポジウムにでた。大学の先生の考えることは難しくて判らなかったが、国立歴史博物館の藤尾先生の「縄文から弥生における稲作農耕の成立過程」という話は面白かった。これまでの説よりも千年も前から稲作があったけれど、縄文人は本気で稲作に取り組んでいなかったという話しだった。単純に美味しい米が食べることができるに、何故千年もほおって置かれたのかということはまだ判らないようだけれど、実に興味ある。
帰りに、道を歩いていると焼けたアスファルトの照り返しで全身が熱気に包まれる。さすが東京だ。
高速バスの前方、遠くに入道雲が見える。あの下は雷雨だろうなと思っていたら、やはり落雷で栃木で停電があったようだ。東京電力の雨量・雷情報サイト(http://www0.thunder.ne.jp/)で夕方の落雷履歴を見たら随分盛大な雷雨だったようだ。

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