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2004/09/30

椎の実食べた

040930.jpg台風21号は北陸へ抜けたようで関東は夜半過ぎに強い雨が降った程度で被害がなかったようだ。年間の台風の上陸数が8回と記録更新したようだ。今日は台風がいってしまい、天気が良くなり、南から暖かい空気が流れ込んで気温が上がり、東京は真夏日で70日とこれも記録更新となっている。関係ないけれどイチローの年間安打記録も記録更新となって欲しいものだ。

朝散歩すると、夜の雨と風でドングリが沢山落ちていた。昼休み食事をするために、いつもと違う道を通って外に出たが、道に沢山スダジイの実が落ちていた。時々通る道だけれど気がつかなかった。ドングリの中で椎の実だけがそのまま食べることができるので、少し拾ってきた。そのままでも食べることができるが、茶封筒に入れて電子レンジで30から45秒くらい加熱してから食べるとまた美味しい。ハムスターにも分けてやった。

そういえば家のハムスターはジャンガリアンだ。先日、ジャンガリアンハムスターに噛まれた人がアナフラキシーショックで死んだ事件があったので、噛まれないようにしなければと思う。でも、これまで今のハムスターには噛まれたことはないし、普通動物は驚かせたり、しっぽをつかむとといった無理をしなければ、無闇に噛んだりすることはない。


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2004/09/29

陰暦十五日

040928.jpg昨日は上越高田の街で夜空を眺めていた。雲の向こうにぼんやりと仲秋の名月がでている。これは駄目だなと思っていたら、雲が切れて満月が顔をだした。デジカメを柱に押し付けてデジタルズームを最大にして撮影した。3カットくらい撮ったところで雲が動いて月を隠してしまった。その後は雲が厚くなるばかりで、月は全く見えなくなってしまった。

仲町の雁木通りは人通りもなく寂しい限りだ。飲み屋もひと頃の半分くらいになっているそうだ。スナックでカラオケを三曲歌って出て、ホテルに向かって歩いていると、フィリピーナが「マッサージどうですか」と寄ってくる。今年は新米の値段が安いので、お客は少ないのかも知れない。まだ10時過ぎというのに、人通りのない街で客待ちのタクシーばかりが目立っている。

朝目が覚めると外は雨だった。朝食はお決まりのお腹に優しいミスドのお粥セットにした。ホテルの隣がミスドというのは、自分で決めたのではないけれど、ベストチョイスだ。午前中の会議を終わらせて、台風の余波の雨の中を帰ってきた。

台風21号は今回も西日本に被害を出している。明日は関東エリアに来るらしいが、大きな被害がでなければいいけれど、心配だ。

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2004/09/27

おはよう日本

040927.jpg今日も朝から生憎の雨。NHKのおはよう日本の生中継につき合ってしまった。たった3分間の放送に、これでもか、これでもかとリハーサルをくり返すのには驚いた。昼間アナウンサーは非常に真面目な方で、何度もコメントを修正しながら、本番に備えていた。中継は時間ぴったりで、上手くいったようだ。雨の中で頑張ったNHKのスタッフの皆さんお疲れさまでした。

ところで、昼間アナウンサーの昼間という名字は、手許の3万件の名字リストで2655位くらいだから、比較的珍名になるとおもう。ちなみに私の名字は260位台なので、比較的ポピュラーな名前になるだろう。

珍しく早起きしたので、昼食後に睡魔が襲ってきて困ってしまった。明日も早起きして北陸方面へ出張に行くことになっているので、早めに寝なくては・・・・。

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2004/09/26

一日に歩ける距離は

040926.jpg昨夜から強い雨が降っていたが、朝には弱い雨が降ったりやんだりになった。娘の高校が、1日半で約54kmを歩くというイベントを昨日からやっていて、午前中にゴールするというので待っていた。思ったほど疲れていないようで、元気に帰ってきた。江戸時代は一日に40kmくらい歩くのは普通だったようだから、現代人が歩かなさすぎなのだろう。特に、田舎ほど歩かなくなっている。歩いて二分くらいのコンビニに車で行く人が多い。

阪神神戸大震災の時に徒歩しか移動手段がなくなったということで、職場から自宅まで歩くことができるようにと歩いているグループがあるようだ。偶然、そのグループの人と話をしたが、定期的に歩いているそうだ。先日はデズニ−ランドから自宅まであるいたということだ。結構、歩けるものだそうだ。

午後は、ため池の水を抜いて外来魚を駆除しようというイベントの手伝いにいった。腰が悪いので口だけの参加でゆるしてもらう。トンボのヤゴを守るために、学生さん達が池の底にコンテナを埋め込んでいた。水草に卵を生むトンボに有効だということだ。午前中は魚を釣って胃袋の中身を調べていたらしい。ブルーギルの胃袋からでた蟻の頭を見せてもらった。植物からユスリカの幼虫まで色々なものを食べていたようだ。

里山の道を歩いていたら、足元をゴミムシダマシの仲間のキマワリが歩き回っていた。甲虫の背中は滑らかな感じがするが、キマワリの背中には筋があって面白い。

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2004/09/25

旭山動物園

北海道の旭川市の旭山動物園について9月23日のNHKのクローズアップ現代で取り上げられていた。テレビを見られなかったので録画しておいたものを、今日見ることができた。

「よみがえる動物園 〜北海道・旭山動物園の挑戦〜」というテーマで、平成8年頃には入場者が少なくなって閉鎖が検討されていた動物園が、7、8月には上野動物園の入場者を越え日本一になった秘密を取り上げていた。

動物の見せ方の工夫が面白い。行動展示というらしいが、動物本来の行動する環境に近い施設で動物を見せるというのは、それほど多くなかったかもしれない。普通の動物園では、狭い檻の中でうろうろと動くのを見せているが、旭山動物園では動物が生き生きと動き回るのをみることができる。ヨチヨチ歩きのペンギンが水の中で飛ぶように泳ぐ姿はなかなか見ることができなかった。

上野動物園の葛西臨海水族園は、水族館ではなく水族園というように、行動展示を考えている。エトピリカやニシツノメドリが水中で飛ぶ様子を見ることのできたり、ペンギンが泳ぐ様子も小規模だけれど見ることができた。旭山動物園はそれをダイナミックにしている。

水中トンネルからペンギンの泳ぎを見たり、オラウータンが高いロープを渡るのを見たりできるのは、子供でなくても大人も楽しい。今年できたというアザラシが透明な垂直のパイプの中を泳ぎながら、人を観察に来る展示は是非見に行きたい。

それよりも職員が楽しそうに働いているのがいい。仕事は義務感でこなしていると、つまらない雰囲気が外にまででてきてしまう。展示の工夫だけでなく、それを支える人が今を作っているのだろう。

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小さい秋見つけた

040925.jpg散歩道の途中で、微かに金木犀の香りがしていた。探してみると、ちょっと離れた家の庭に金木犀の橙色の小さな花が咲いているのを見つけた。

「小さい秋見つけた」という歌があるが、散歩をしていると、秋の訪れとそこかしこで出会うことができる。昨日はモズが帰ってきて鳴き始めた。

大規模ドラッグストアーで、美空ひばりとか鳥羽一郎などの懐かしいCDの安売りをしていた。ケースの背に「本人歌唱」という文字があった。そういえば、昭和三十年代の終わり頃、ソノシートという簡易レコードが流行ったことがあった。ヒットメロディーが入ったシートが随分安く売られていて、買って聞いてみると、知らない歌手が歌っていた。そういえば、カセットテープでもそんなことがあったかもしれない。CDでも本人以外の歌手が歌ったものがあるのだろうか。わざわざ「本人歌唱」という断わりを入れるというのは、偽ものがあるということだろう。

ダイソーなどで売っているCDでは、オルゴールとか歌なしのものがあるけれど、吹き替えのものはなかったような気がするけれど、観察が足りないのだろうか。

娘がアルバイト代の代りに貰ってきた中古のキャノンのインクジェットプリンターが不調で、黒インクがでないというのでみてみた。ヘッドのクリーニングやリフレッシュを何度もくり返したが、全くだめだった。キャノンのサイトでサポート情報を調べてみると、どうもこの機種は、黒インクが顔料系インクを使っていて、ヘッドが詰ると回復が無理のようで、ヘッドが交換部品として売っているので、それを交換しなければいけないらしい。しかたがないので、近くのヤマダ電機にいってヘッドを買ってきて交換すると、問題なく印刷できるようになった。4,000円はちと痛い。

娘に言わせると、私の愛用のHPのプリンターは写真印刷には使えないというが、使った紙が悪いのだと思う。フォトクォリティーの光沢紙を使えばあまり気にならない。それよりもラボにプリントしてもらったほうが、安いし面倒がないと思う。今プリントを頼んでいるところは一枚19円だから、プリンターで印刷するよりも安いと思う。


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2004/09/24

白い壁に

040924.jpg蓑虫がコンクリートの壁を登っていた。どこかの木にぶら下がっていたのが、何かの拍子で落ちてしまったのだろうか。木の枝と葉を糸で綴って作った蓑の中にいるのは芋虫で、時折枝からぶら下がって、風に吹かれているのを見ることがある。でも、壁を登っているのを見るのは、初めてだ。蓑虫は、やがては蛹になって羽化してミノガになるのだけれど、ミノガというのも見たことがない。

今日は、タイから5人の客人がやってきた。何でもタイの科学技術庁のようなところの人で、結構偉いらしい。沖縄、東京と回ってきたということで、残りの一日をこちらにきたようだ。案内は若い人に任せて、ちょっとだけつき合うことになった。

三人は英語が非常に上手い。聞いてみたら、アメリカとイギリスに留学経験があるということだった。中の一人は、昔二年間京都大学にいたということで、日本語が話せた。二人はそこそこで、あまり喋らない。こちらはというと、日本語は流暢なのだけれど、英語はからきしのほうで、いつものように冷や汗を大量にかいてしまった。

昼に刺身の入った弁当を出したが、中国からきた人達と違って刺身はとても好きだという。でも、ワサビを山ほど醤油に入れるのにはビックリした。唐辛子と辛さの種類が違うが、やはり辛味が強くないと食べた気がしないみたいだ。

お土産に梨を買いたいといって、スーパーに買いにいったようだ。日本の梨は甘くて瑞々しいので、タイでは高級な果物らしい。今は、豊水が終わりの頃で、値段もだいぶこなれてきているので、気楽に買えるのではないだろうか。日本から出国するときは問題ないだろうけれど、タイの入国の時に問題にならないのだろうかと、変なことを心配してしまう。

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2004/09/23

川崎和男は戦った

040923.jpg腰の調子もさらに良くなったので、散歩を再開した。途中の道で泥が流れ出していたり、排水溝に落ち葉が詰っていたりと、昨日の雷雨の強い雨の跡が残っていた。

今年は夏の天気が良かったので、ドングリも豊作のようだ。街路樹の栗の木の下にイガが沢山落ちていた。でも中の栗は持ち去られているようで、空のイガばかりだった。道の隅に取り残しのイガが一個だけあった。

昨日、本屋が届けてくれたMacPower誌に川崎和男さんが、2年後に開学の札幌市立大学学長を辞退した顛末を書いていた。私は、てっきり札幌市立大学というのが新設校かと思っていて、札幌市も中々やるもんだと思っていた。でも、実際は既存の札幌高等専門学校と高等看護学校を合併して、時流に乗って大学に変身させるという他の地方公共団体と同じ話だったのだ。そうなると職員組合との関係から現在の教員をそのままスライドさせるのを市側は前提に考えているのは明白だろう。

ところが、川崎氏は、新しい構想の大学を作るのであれば、新しい革袋には新しい酒ということで、教員を全て公募で採用することを考えていたので、市側と衝突したということだ。高等専門学校と高等看護学校を一緒にして看板を変えるだけにしておいて、人寄せパンだに川崎氏を起用しようと虫の良いことを考えていたとすれば、札幌市は大いに間違っていたということだ。

札幌市は、川崎氏が学長という餌に食らい付いたと思って、名誉欲をくすぐればコントロールできると思ったのかも知れない。札幌市は、戦うデザイナー川崎和男の恐ろしさを理解していなかったのだ。川崎氏は本気で、工学と医療をコラボレーションさせた理想の大学を作る気でいたのだ。それもブルドーザーのようにだ。

札幌市は文部科学省向けのお飾りのつもりが、思惑通りに行かなかったということになる。川崎氏は教員の雇用対策は考えていたけれど、札幌市の思惑を読み切れていないところは失敗だったようだ。ユニークな大学ができなかったのは非常に残念だった。これで、特徴の無い、二つの学校のもろもろを引きずった大学ができてしまうのだろう。これから少子化で大学の定員が高校卒業生全員が入れるくらいになるのに、特徴のない大学を作るというのは自殺行為だと思うがどうだろう。

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2004/09/22

突然の雷雨

昼頃、窓に雨が当たる音で気がついて振り向くと、猛烈に強い雨が降ってきて、雷も鳴り始めた。30分ほどでやんだが、道に大きな水たまりができていた。時間雨量にすると50mmくらいはあっただろう。

毎日、毎日飽きもせずにウイルスメールがくる。Netsky.PとかQというウイルスで、ウイルスチェックをしていないパソコンが有るというのが不思議だ。それとソフトの安売り、出会い系のスパムも多い。フィルターにかからないメールもあるけれど、何か仕掛けがあるのだろうか。

明日は彼岸の中日で、おはぎを食べなくては。

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2004/09/21

復活

040921.jpg四日目にしてようやく痛みがおさまった。コルセットをして出勤ということになった。ぽつぽつと仕事をこなしていたら、ファックスが不調ということで、掃除したけれど上手く行かないのでサービスに電話することにした。多分、フィードローラーが汚れているか、片減りしているのだろう。

今日は気温が高く、茨城県内でも古河で34度を越したようだ。結局真夏日の記録を更新してしまった。九州では真夏日が100日を越えてしまったようだ。三ケ月以上も30度を越すというのは普通ではない。温暖化というだけで片付けるのは短絡だろうけれど、なにか気候の変化が起ってるのだろう。

昼休みに外に出るとカマキリの死骸に大きな蟻が集っていた。カマキリの頭が綺麗に無くなっていたので、共食いで殺されたのかもしれない。雌雄がわからないが、雄だとしたら交尾をしようとして雌に頭を喰われたのだろうか。

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2004/09/20

寝たきりの三日目

腰痛のためとうとう三日間寝込んでしまった。今日はだいぶ楽になってきたけれど、無理はできない感じだ。椅子に座るのは難しいので、寝ているか、立っているかどちらかの姿勢になってしまう。ということは寝ているしかないので、本が読めること、昨日と今日でパソコン雑誌2冊、ビジネス雑誌1冊、野鳥の雑誌1冊、本を3冊読むことができた。問題は、老眼なのでピントが合う場所が微妙で手が疲れることだ。

一冊目は、阿川佐和子・壇ふみ『ああ言えばこう嫁く』で、負け犬2頭の言いたい放題の往復エッセイだ。この種の本は滅多に読むことがないのだが、BookOffの100円棚にあったので一度読んでみようと思って買っておいたものだ。仲の良い女友達の飾らない交友のありさまが読み取れて面白かった。

二冊目は、森本哲郎『「私」のいる文章』で、これもBookOffの100円棚ものだ。書き下ろしかと思って読んでいたが、色々なところに書いたジャーナリズム論をまとめたものだった。新聞記者は客観的な文章を書いているため、「私」が主語の文章が難しいという、最初の「私」のいる文章といない文章というのが気に入って読み始めたが、結局は新聞記者の心得集だった。私も長いこと「私」のいない文章を書き続けていたので、私を上手く表現したいと思っていたので期待していたが無理だった。

三冊目は、木村尚三郎『「耕す文化」の時代』で、じつはこれもBookOffの100円棚ものだ。この本は、日本がバブルの盛りに入る時期に書かれた文明論で、工業から生命が生まれないというテーマになっている。西洋文明の成り立ち、文明と文化の違い、文化としての農業、農型社会、耕す文化という構成で、宇沢弘文先生の「農的社会」と同じゴールを見据えている。私も「農的社会」が文明のゴールになると思っているので、面白かった。

さて、明日はどうなることやら、仕事にいけるのだろうか。

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2004/09/18

もう最低

今朝、散歩に出ようと靴を履いていたら腰がグキっといって動けなくなった。なんとなくここ数日、腰が不調だったのだけれど、疲労ででたみたいだ。一日、ラジオを来たり、本を読んだりして、大人しく寝ていた。この調子だと折角の三連休が寝たきりになるかもしれない。もう最低。

おかげさまで、春に買って積んであった日本林業技術協会編の「森の野鳥を楽しむ101のヒント」(東京書籍)を読むことができた。独立行政法人森林総合研究所の研究者を中心に執筆された野鳥の知識が101編にまとめられている。先日読み終わった「鳥の雑学事典」とはちょっと違った切り口で、自然保護や生態調査など広い範囲の話題を扱っている。「林分」、「施業」といった専門用語がでてきたりするのがちょっと残念だけれど、ちょっと知らないような話題もあって楽しく読むことができた。

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2004/09/17

オアゾの丸善本店

040917.jpg今日は東京ビックサイトで開催中の「自動認識総合展」に無線ICタグ(RFID)の技術動向を見にでかけた。昨年はRFIDのハード関連に力点があったが、今年は応用面の展開が進んでいた。RFIDの普及をすすめる流れが固まったし、書店などでの具体的な案件がでてきているようだ。製品も昨年の試作品的な感じから随分とまとまってきていた。

帰るために東京駅に戻って、ふとそういえば丸の内に丸善本店ができたらいいので行ってみることにした。八重洲側から自由通路を通って丸の内北口側にでると、OAZOの大きなビルが目の前に出現した。オープンが14日だからまだ四日目ということで、物見胡散の人が沢山横断歩道を渡ってOAZOに向かっていた。

目的は丸善なので直行する。一番北側の棟の一階から四階までが丸善本店で、やはり沢山の人がいた。日本で一番床面積の大きな書店ということらしい。確かに沢山本がありそうな感じがする。フロアーに自分で本を探すことのできる端末が何カ所もあった。タッチパネルで操作は簡単そうだった。

私のようにお上りさんで、何も知らないひとが行った時に、どこに何があるかわからないので、いつも案内カウンターにいって、必要な本の名前で調べてもらうのだけれど、自分でできる方法もあったほうが絶対に便利だ。特に、扱っている書籍が12万点というのだから、自分で探すのは無理かも知れない。

文房具売り場に行ってみたが、一般文具は小規模で、町の文具店ほどだった。万年筆などの高級文具に力を入れてるようだ。開店ということも合って、中屋万年筆、仙台の大橋堂の手作り万年筆の実演販売、セーラーのペンドクターの調整、ナミキの蒔絵万年筆の実演、森山大道の写真展などのイベントが行われていた。

KODAKのTRI-Xを増感したザラザラの森山大道の写真が懐かしかった。そういえば、カメラ小僧の頃、KODAKのフィルムが高くて買えないので、フジのNeopanSSSを使って、真似をしたことがあった。ネガがあるはずなので探してみよう。

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スト突入

やはり選手会はストライキを決行することになった。古田会長を始め選手会は大変な決断をしたと思う。物凄いストレスだったろう。こうなったらファンは選手会をバックアップするしかないだろう。プロ野球はコミッショナーやオーナーがやっているのではない。選手が本気で試合をできないのであれば、ストライキも仕方がないと思う。オーナー側は選手会を甘く見ていて、総べて押し切れると思っていたようだが、それを飲んでしまったらこれから色々な問題が起った時にオーナーの思い通りにしかならない。セパ65の変則な構成で来期のリーグ戦をするのは、試合数も含めておかしくなる。絶対にパ・リーグの崩壊になるだろう。オーナー会議は早急に楽天のリーグ参加を受け入れるべきだろう。

もし、選手会がストライキを決行しなければ、ファンは球場に行くのをボイコットするくらいの気持ちが必要なのではないだろうか。チケットを持っているから試合をして欲しいというのは、ファンとして悲しい。

たった二日であっても、史上初のストライキなので頑張って欲しい。

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2004/09/16

スイングガールズ

今日は夕食後に近くのシネコンプレックスに「スイングガールズ」を観に行った。昭和三十年代、私の家では近所の映画館に寝る前にちょっと家族で映画を観に行くということをしていたので、懐かしくて何となくうれしい。それと、五十歳以上の夫婦は二人で2,000円というお徳用チケットがあるのもとても嬉しい。

「ウォーターボーイズ」の折口監督の作品なので、期待していた通りのドタバタで、現代を舞台にした映画は嘘が作りやすいのが楽だろうなと思った。低予算だからできる映画で、非常に満足できた。やあ、おもしろいの何のって、最後の音楽会の場面はスイングしてしまった。スイングジャズをテーマにしたのは、音楽としてもわかりやすいし、大成功だろう。これがブラスバンドだったら、これほど盛り上がらなかっただろう。ただ、竹中直人は何時見ても芝居が臭過ぎてどうも好きになれない。

「ウォーターボーイズ」でもカナヅチが最後にはシンクロができるようになるというパターンと同じだけれど、スイングガールズアンドボーイの皆は、最後には本当に演奏できるようになったようだ。頑張れば何でも楽しめるレベルまではいけるという実証例として観ても楽しい。指導がよくてやる気になれば、どんなこともできるというのは、教育の仕方を考える時に大切だと思う。

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2004/09/15

物騒な時代?

このごろ新聞に人殺しの記事が載らない日がないような気がする。子殺し、親殺し、痴情殺人、強盗殺人など、思い付きのように人が殺されている。

特に、最近は子殺しが目立つ。子供が心から頼る親が、自分の子供を虐待して、殺すというのは、子供にとってこれほどの不幸があるだろうか。子供を最後まで守るべき親が役割を放棄するようになってしまったのだろうか。出生率が下がり、子供の数が減っているのに、子殺しが増えているというのは何かあるのだろうか。

向いの家に強盗に入ってたった一万円のために人を殺す。親子喧嘩から、息子が親を殺す。不倫相手から結婚を迫られて親を殺す。小学生が同級生の首を切って殺す。何だか判らない一家惨殺。同居の友人の子供を生きたまま川に投げ込む。電車に飛び込んで自分を殺す。昔、アメリカの日常化した殺人事件の報道を見聞きして驚いていたが、銃のない日本で殺人事件が日常化するとは思いもしなかった。

社会の秩序、道徳といった人にとって基本となる何かが失われつつあるということだろうか。戦後59年間、道徳教育を目の敵にしてきた日教組の成果だと思うが、違うだろうか。仁義礼知信は不変の徳目だろう。

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2004/09/14

あー気になる

昨日の日経新聞の文化面に作曲家の三善晃さんの「見えないものの力」というエッセーが載っていた。読んでいてあるところで気になって、気になって、異常に突っ込みを入れたくなってしまった。

それは細菌の話で、「・・そのひと匙ごとに何億という小さな生命が、何百億年もの生命の連鎖を紡いでは・・・」というところだ。地球の歴史はまだ45、6億年しか経っていないといわれているし、生命の誕生は35億年くらいのはずではなかったか。確かに時間の長さを表現するためだろうけれど、それはないんじゃない。

自分の文章の破綻は気にならないのに、ひとの文章のちょっとした間違いや、誤字、脱字が直ぐに判るというのは、不思議だ。

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2004/09/13

養老教授の環境論

養老孟司さんの「いちばん大事なこと」(集英社新書)を読了した。時間がないのに、いくつもの本を平行で読んでいるとあるとき一気読み終わることがあるものだ。

養老大人の唯脳論をベースにした環境論だ。自然保護絶対主義の人達が陥りやすい感情論、開発絶対主義の人達の信ずる発展至上論などを超越した、環境論になっている。

環境や資源と経済を同列に扱うのは間違ってると思っていたが、環境と資源は実体で経済は実体の無いものという解釈はすばらしい。落語の「花見酒」で経済を説明すれば、子供でもわかるのだろう。経済は国が保証した紙屑で維持されているとはっきり言える人はそれほどいないと思う。

具体的に、具体的にこれでもかというくらい具体的に環境問題を説いている現代の賢人「養老孟司」の環境論は、非常に共感できた。一時、エネルギー関係の仕事をしていたので、その時から考えてきた資源環境論と骨格は同じだ。

現代の賢人「養老孟司」の環境論は、もう一人の現代の賢人「宇沢弘文」の農的社会に通じるところがある。宇沢さんは、経済学者として環境保護の費用と便益を客観的に評価して政策の優先順位をつけることの無意味さを悟ってから、生命と農業を考えるようになったのだろう。養老さんが強調しているように、DNAがや生命の原理が分かっても生命は創りだせないこととも通じる。

生命は増殖することができるが、コンクリートの固まりは自ずから増えることはない。命を失った生物は、生き返ることもないし、増えることもできない。それが環境論の根源なのだろう。

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2004/09/12

ザ・ビックイヤー

040912.jpg今日の午前中は、探鳥会のお世話で、農業用のため池を中心にした公園と、周辺の水田、畑、屋敷林を歩いた。気温が高く、少し歩くと汗がでてきた。池にはバンの雛と秋の渡りの途中のハシビロガモが一緒にいるという、夏と秋の狭間の中途半途な季節だ。

途中の農家でゴマを干していた。それほど沢山ないので、自家用か直売所にだすのだろうか。他に、瓜、大豆、さつまいも、里いも、栗などを作っている。自給自足か地産地消で暮らせるのがいいのだが、なかなか難しい。

バードウォッチャーの間で話題のノンフィクション「The Big Year」を読み終わった。400頁の本だが、トゥイッチャーの端くれとしては、三人の主人公に共感しながら一気に読んでしまった。それにしても、一年間にアメリカ国内で見た鳥の種類を競う「The Big Year」という競技会で一位になるということの過酷さ、とても真似できるものではない。

年間数万ドルも使い、全米を飛行機で飛び、時にはヘリコプターまでチャーターしてまで鳥を見るというのは、普通の人には理解できないだろう。日本にくれば簡単に見ることのできる極東の鳥を見るために、夏でも雪の降るアリューシャン列島のアッツ島に5週間も滞在する人が沢山いるのだ。外洋の鳥を見るために5,000ドルのツアーが行われている。

それもアメリカの図鑑に載っていない100種以上の鳥を含めて、一年間に745種の鳥を見るということが、とんでもないことだということも、普通の人には判らないだろう。ノーマルなバードウォッチャーは、20年も鳥を観てもこの半分くらいしか見ることはできないだろう。珍しい鳥は、情報がある場所に行ったとしても、確実に見ることの保障はない。さらに、20年前に一度しか記録がない珍しい鳥を見ることは、もう不可能に近いことだ。

もう一つ一般の人に理解できないのは、記録された鳥の種数は自己申告によるということだろう。嘘をついても誰も判らない。でもバードウォッチャーは嘘をついても意味がないことを知っている。だって、バードウォッチングは自己満足の趣味だからだ。

それにしてもスピルバーグが映画化するらしいけれど、日本では見る人がどれだけいるだろうか。フランス映画の「WATARIDORI」もマニアには非常に受けたが、興行成績はふるわなかったのではなかったではないだろうか。

翻訳者の朝倉和子さんは、バードウォッチャーなのかどうか非常に気になった。バードウォッチャーでないとすれば、なかなかの翻訳者だ。


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2004/09/09

鳥の雑学事典

040909.jpg帰りは千歳でも機材の到着が遅れていた。ちょうど数分おきに着陸していたので、新しく買ったデジカメLUMIX DFC-FZ2のテストを兼ねて着陸する飛行機を撮影した。12倍ズームでも手ぶれ防止がちゃんと働いていた。普通は手ぶれでぼやけた画像になるが、機体の文字がきちっと読める。さらに、デジタルズーム30倍くらいでも良い感じに撮れていた。ジェット戦闘機が飛んできたので撮ろうと思ったが、速過ぎて撮れなかった。これだけのデジカメが、メモリーカードを入れて3万円しないのだから、うれしくなる。200万画素だけれど、ちょうど扱いやすい画素数で、はがきサイズのプリントでは全く問題ない。

18万画素のCASIO QV-10からデジカメを使っているので、最近のように画素数ばかりを追いかける風潮はおかしいと思う。ポスターを作るわけではないのだから、アマチュアは200万画素で十分だろう。ピントの合わない、使い捨てのレンズ付きフィルムで写真を撮っている人ならば、100万画素のデジカメで十分だろう。

山階鳥類研究所の研究員が総出で書いた「鳥の雑学事典」をようやく読み終えた。読み始めてから二ヶ月以上かかったことになる。非常勤研究員の紀宮清子さんも幾つかの項目を書いている。山階鳥類研究所が、学術書ではなくこのような普及を目的とした本を作ったのは初めてではないだろうか。所長の山岸さんのアイデアだろう。バードウォッチャーでなくても、非常にわかりやすく、興味深い内容になっている。鳥が身近に感じることができるだろう。

終わりに近いところで「雁風呂」がでてきた。昨日飛行機の中で読んでいた「波」9月号に庄野潤三さんが連載中の「けい子ちゃんのゆかた」というエッセイの中に、ツグミが小枝をくわえて海を渡ってくるという話があった。これを読んでいて、庄野さんがこの「雁風呂」と勘違いしているのではないかと、考えていたことを思い出した。実際、雁が海の上で休むために木の枝をくわえて飛んでくるというのは虚構だけれど、雁は体重2.5kgくらいだから、ニルスを乗せて飛ぶことは不可能でも、100gくらいの枝は運べるかも知れない。だけれど、ツグミの体重は100gくらいだから、数gの枝を持って長距離を飛ぶのも難しいだろう。こんな馬鹿げたことを考える自分が可笑しくなった。

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2004/09/08

台風18号に掴まった

040908.jpg水曜日から札幌に仕事で行くことになった。台風18号が北海道に向かっていたので、出る前に交通情報とフライト情報を確認して羽田に向かった。高速バスが早めに着いたのでラウンジでゆっくりしてからチェックインした。天候によっては戻ることもあるというけれど、最新鋭の777-300に搭乗して一路千歳に向かった。北海道に近づくに連れて雲が濃くなったが、途中もそれほど揺れもなく、着陸態勢に入った。地上は晴れていて畑が良く見えた。と思っていたら、機長が「風があって、乱れが強いので着陸できないので、羽田に戻ります」とのことで、千歳を目の前に羽田に午後13時半に戻った。3時間ちょっとの遊覧飛行というところだった。

途中、羽田が混雑していて着陸できないということで、霞ヶ浦の上を4周した。晴れていたので、デジカメでバードウォッチングポイントを何カ所も空中写真を撮影できた。こんなチャンスは滅多にないのでこれはラッキーだった。羽田に戻り、変更手続きに向かったところ、前の便も戻ってきていて大混雑で、なんとか午後4時の便が取れたた。簡単な昼食をとって、また、ラウンジに戻り本を読んで時間を潰した。航空券とゴールドカードがあると無料でフリードリンクで休めるというのはありがたい。

搭乗時間が近づいたので、搭乗口にいったところ、機材の到着が遅れているということで、結局1時間半遅れで出発できた。待っている間、隣の若い人が携帯で北海道の実家に電話しているようで、JRは全線不通という話が聞こえた。今度は747-400という一番大きい機材だったけれど、結局3時までの便は全部欠航だったので、もちろん満席だった。今度は無事千歳に着陸できた。JRの駅に向かったが、エスカレーターが異様に込んでいたので、これはまだ不通だということで、高速バスのカウンターに向かった。こちらはそれほど混んではいなくて、やはり高速道路が不通で、一般道を使って一路線だけ運行しているという。それでもJRはあてにならないのでバスを選択した。結局これが正解で、私の乗ったバスから高速道路が開通して、市内の途中の地下鉄駅まで行くことができた。
なんと札幌まで自宅をでてから14時間かかったことになる。

この時は、情報が全く無かったのだが、宿に向かうタクシーの運転手が、市内は街路樹が倒れて道が通行止めになったり、停電で交通信号がとまったりと大変だったと教えてくれた。午前中の早い時間の飛行機は飛んだようだが、千歳に行くことができないということもあったようだ。友達と食事の約束をしていたので、ジンギスカンを食べにいったが、その店も夕方まで断水だったそうだ。薄野に流れてから宿に戻って寝てしまった。

朝起きてテレビと新聞を見ると、北大のポプラ並木の約3/5に当たる30本のポプラがなぎ倒されている写真が載っていた。至る所で木がなぎ倒されているようで、ものすごい風が吹いたようだ。仕事に向かうので外にでたところ、地下鉄駅に向かう途中で木が根こそぎ倒れているのを見つけた。夜だったから暗くて気がつかなかったけれど、道端に折れた太い枝も集められていた。台風16号、18号と連続して日本各地に大きな傷跡を残してくれた。

帰りの飛行機も一時間近く遅れたので、着陸する飛行機を沢山撮れたことは収穫だった。それにしても疲れた。結局、片道511マイルを4回飛んだことになるので、2044マイルと随分遠くまでいって帰ってきた感じだった。

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2004/09/07

台風大暴れ

台風18号が西日本で暴れて、日本海を北上中だ。広島県で風速60m/s以上を記録したらしい。時速にすると約220kmだから、レーシングカーの上に立っているような感じだろう。トラックが横転した映像がニュースにでていたが、横風を受けたらどんな自動車も横転するのではないだろうか。

昔は台風40号以上の年があっても、日本に上陸するものはそれほど多くなかったような気がする。今年は、18号までで、7回も上陸している。いくら自然現象に異常はないといってもちょっとおかしい。

浅間山の噴火、M7.4の地震、M6.4の余震というのも異様だ。これで富士山が噴火となったら大パニックだ。

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2004/09/06

地震

040906.jpg散歩している時は、普段はあまり上を見ることがないけれど、今日ふと上を見るとイチョウの枝に実がどさっと着いていた。イチョウは雄の木と雌の木があって、街路樹には実がならない雄の木を使うことが多いが、このあたりは適当に植樹しているので、雌の木が混じっている。熟した実は銀杏がとれるので、他の場所では奪い合いになるのだが、このあたりは誰も拾わない。某所では縄張りがあって、知らないで銀杏を拾いに行くと脅されるという話を聞いたことがある。銀杏はお店で買うと良い値段なので、半分は商売なのかも知れない。そう言えば、上野の公園でホームレスが銀杏をポリ袋やパックに入れて売っていた。

昨日の夜は、紀伊半島沖で大きな地震が二度も起った。津波警報が出されて、漁船が何隻か沈んだようだ。それにしても被害の報道がないけれど、震度5の場所では崖崩れや、家屋の倒壊などがあったのではないか。今、台風18号が鹿児島に上陸しそうだ。予測では前回の台風16号と同じようなコースを通るようなので、地震があった場所で豪雨があれば、地盤が弛んでいるのでさらに大きな被害になるのではないだろうか。

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2004/09/05

安野光雅の世界

040905.jpg昨夜からの強い雨が朝にはやんでいた。散歩の後、庭の雑草を刈り払い機でなぎ倒した。刈った草と先日の台風で落ちた枝を片付け始めたところで、また雨が降ってきた。道の排水の邪魔になる部分は綺麗になっていたので、残りは今週末に残して中止した。

昼食は、帰省中の娘とメキシコ料理を食べに行く。トウモロコシの粉、インディカ米、マメ、肉、野菜の単純な料理で時々はいいかも知れないが、毎日は無理かも。日本人はあまりにもバラエティーに富んだ食事を食べているので、毎日同じ食事は苦痛に感じることがあるのかもしれない。一汁一菜の食事をつい三十年ほど前までしてきたはずなのに贅沢なことだ。

昨日から県立つくば美術館で開催中の「安野光雅の世界」をみに行く。絵本を中心に原画100点が展示室全部を使って展示していた。印刷技術が良くなっても、原画の迫力を写すのが難しいと言うことがよくわかる。タッチ、色の濃淡、線の変化などは原画を見なければわからない。

安野光雅さんは遊び心のあるひとで、絵の中で沢山遊んでいる。騙し絵のような絵全体で遊んでいたり、絵の中に注意してみないとわからないような絵を紛れ込ませたりしている。イギリスの旅の絵では、メリーポピンズが空を飛んでいたり、トラファルガー広場の中でビートルズが演奏していたりしている。スペインでは、幾つもの絵の中でドン・キホーテとサンチョ・パンサが大活躍していたり、ダリの出身地の絵では溶けた時計が屋根の上に載っていたりと声を出して笑いたくなる。

安野光雅さんのスケッチをしている風景の写真があったが、鉛筆ではなく、ドイツのステットラーの製図用の芯ホールダー780Cを使っているのがわかった。2.0mmの芯を使うもので、非常に使いやすいベストセラーの製品だ。非常に興味ある。

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2004/09/04

実りの秋

040903.jpg街路樹も実りの秋になってきた。散歩道のコブシの実も色着いてきた。地面に落ちて乾燥してくると皮が剥け赤い実がでてくるけれど、これがちょっとグロテスク。イチョウの木の下には銀杏が落ち始めている。ネムノキはマメ科らしく、大きな莢のマメの実を枝から下げている。ドングリもごろごろ落ちている。まだ気温は高いけれど、自然は秋を迎えている。

昨夜、糸井重里さんの「豆炭とパソコン」を一息で読んでしまった。八十歳の女性がパソコンを使うようになるという内容で、結局好奇心のある人は年齢に関係なく、どんなことも受け入れ、自分のものにしてしまうということが、良くわかる。逆に好奇心ないひとや屁理屈ばかりこねているひとは何事も受け入れるのに時間がかかるか、受け入れることができないのかもしれない。なんとも、先生がこない時にも自分一人で使ってしまうというのが頼もしい。道具はマニュアルを読んで、正しい使い方を学んでからとか、動作原理を理解してから使うというひとには、道具としてのパソコンは使えないだろうな。

八十歳のおばあちゃんがタンジェリン色のiMacの前に座っている姿は美しいかも知れない。パソコンはインターフェースがまだ人に優しくないけれど、Macintoshはまだましのような気がする。先日温泉旅館はに泊まった時に、本館、新館、別館とあった。本館の3階が新館の5階とか、渡り廊下で別館にいかなければ大浴場がなくて、方向音痴の私は迷ってしまった。Windowsは実に表は立派なホテル風の温泉旅館の感じで、Macintoshはシンプルな内装だけれど機能的なシティーホテルといった風になるのではないだろうか。Macintoshを使っているから、偏見をもっているのだろうか。

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2004/09/03

灯台が無くなった

宮崎県の沖にあった灯台が、台風16号の波と風で吹っ飛んでしまったそうだ。築50年で老朽化していて、直径3mで高さ8mというから小さいけれど、鉄筋コンクリートの灯台が基礎を残して消えてしまうというのは、相当な力がかかったのだろう。

昼前、知り合いが長十郎を届けてくれた。幸水や二十世紀の甘さや歯触りはないけれど、長十郎の素朴な懐かしい味が好きだ。人気がないせいかあまり売っていないので、知り合いが特別に見つけると持ってきてくれる。そういえば、松戸のゴミ捨て場に生えていた梨の樹の枝変わりの梨として見つかってから、今年で二十世紀はデビュー100年目になる。一時は病気で生産が激減したが、放射線育種で病気に強い二十世紀ができてから復活してきた。

久し振りに昔の職場に届けものをしに歩いて行った。だんだん知っている人がいなくなるというのも、職場を変わって六年にもなるので、しかたがないだろう。少し無駄話をしてしまった。もう元の職場には戻ることはないだろうけれど、いろいろと大変みたい。

明日は午後から野鳥の会の支部の会議でひたちなか市までいかなければならないけれど、最近運転が面倒になってきたので気が重い。

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2004/09/02

これから豊水

040902.jpgこのあたりの日本梨の幸水の収穫がほぼ終わったようだ。これからは豊水のシーズンに入る。豊水は幸水にくらべると、やはり甘味と香りが今一つなので、少々値段が安めになる。

台風16号の強風が吹いた後だったので心配だったが、手当てがよかったようで、ほとんど梨は落ちていなかった。農家の人に聞いたところでは、強風が吹く時には、風の息で枝が風で持ち上がって、その後下がる時に梨が落ちるそうで、それを防ぐために棚を紐で固定しておくということだ。棚を固定する紐は作業の邪魔になるので、天気が良くなると紐をはずすので、数が多くなると作業が大変だといっていた。

昨日の8時過ぎに浅間山が噴火した。宇都宮あたりまで灰が降ったようだが、大きな被害がでていない様のなのでよかった。浅間山は活火山なので、通常でも火口から2km以内は立ち入り禁止になっているし、鬼の押し出しの当たりでは、コンクリートのシェルターがある。夜間だったので、登山しているひともいなかったので、人的被害はでなかったのだろう。

以前外輪山の黒斑岳に登った時に、双眼鏡で見ると浅間山の頂上付近に人がいたので驚いたことがある。日中は、立ち入り禁止エリアでも人が入っているので、被害がでたかも知れない。

浅間の北東側にはキャベツの生産団地があるけれど、そのエリア22ヘクタールのキャベツは灰をかぶってだいぶ商品価値が落ちる被害が出たようだ。灰は酸性で雨が当たると被害がひどくなるかも知れない。

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