スイングガールズ
今日は夕食後に近くのシネコンプレックスに「スイングガールズ」を観に行った。昭和三十年代、私の家では近所の映画館に寝る前にちょっと家族で映画を観に行くということをしていたので、懐かしくて何となくうれしい。それと、五十歳以上の夫婦は二人で2,000円というお徳用チケットがあるのもとても嬉しい。
「ウォーターボーイズ」の折口監督の作品なので、期待していた通りのドタバタで、現代を舞台にした映画は嘘が作りやすいのが楽だろうなと思った。低予算だからできる映画で、非常に満足できた。やあ、おもしろいの何のって、最後の音楽会の場面はスイングしてしまった。スイングジャズをテーマにしたのは、音楽としてもわかりやすいし、大成功だろう。これがブラスバンドだったら、これほど盛り上がらなかっただろう。ただ、竹中直人は何時見ても芝居が臭過ぎてどうも好きになれない。
「ウォーターボーイズ」でもカナヅチが最後にはシンクロができるようになるというパターンと同じだけれど、スイングガールズアンドボーイの皆は、最後には本当に演奏できるようになったようだ。頑張れば何でも楽しめるレベルまではいけるという実証例として観ても楽しい。指導がよくてやる気になれば、どんなこともできるというのは、教育の仕方を考える時に大切だと思う。
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