オアゾの丸善本店
今日は東京ビックサイトで開催中の「自動認識総合展」に無線ICタグ(RFID)の技術動向を見にでかけた。昨年はRFIDのハード関連に力点があったが、今年は応用面の展開が進んでいた。RFIDの普及をすすめる流れが固まったし、書店などでの具体的な案件がでてきているようだ。製品も昨年の試作品的な感じから随分とまとまってきていた。
帰るために東京駅に戻って、ふとそういえば丸の内に丸善本店ができたらいいので行ってみることにした。八重洲側から自由通路を通って丸の内北口側にでると、OAZOの大きなビルが目の前に出現した。オープンが14日だからまだ四日目ということで、物見胡散の人が沢山横断歩道を渡ってOAZOに向かっていた。
目的は丸善なので直行する。一番北側の棟の一階から四階までが丸善本店で、やはり沢山の人がいた。日本で一番床面積の大きな書店ということらしい。確かに沢山本がありそうな感じがする。フロアーに自分で本を探すことのできる端末が何カ所もあった。タッチパネルで操作は簡単そうだった。
私のようにお上りさんで、何も知らないひとが行った時に、どこに何があるかわからないので、いつも案内カウンターにいって、必要な本の名前で調べてもらうのだけれど、自分でできる方法もあったほうが絶対に便利だ。特に、扱っている書籍が12万点というのだから、自分で探すのは無理かも知れない。
文房具売り場に行ってみたが、一般文具は小規模で、町の文具店ほどだった。万年筆などの高級文具に力を入れてるようだ。開店ということも合って、中屋万年筆、仙台の大橋堂の手作り万年筆の実演販売、セーラーのペンドクターの調整、ナミキの蒔絵万年筆の実演、森山大道の写真展などのイベントが行われていた。
KODAKのTRI-Xを増感したザラザラの森山大道の写真が懐かしかった。そういえば、カメラ小僧の頃、KODAKのフィルムが高くて買えないので、フジのNeopanSSSを使って、真似をしたことがあった。ネガがあるはずなので探してみよう。
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