実りの秋
街路樹も実りの秋になってきた。散歩道のコブシの実も色着いてきた。地面に落ちて乾燥してくると皮が剥け赤い実がでてくるけれど、これがちょっとグロテスク。イチョウの木の下には銀杏が落ち始めている。ネムノキはマメ科らしく、大きな莢のマメの実を枝から下げている。ドングリもごろごろ落ちている。まだ気温は高いけれど、自然は秋を迎えている。
昨夜、糸井重里さんの「豆炭とパソコン」を一息で読んでしまった。八十歳の女性がパソコンを使うようになるという内容で、結局好奇心のある人は年齢に関係なく、どんなことも受け入れ、自分のものにしてしまうということが、良くわかる。逆に好奇心ないひとや屁理屈ばかりこねているひとは何事も受け入れるのに時間がかかるか、受け入れることができないのかもしれない。なんとも、先生がこない時にも自分一人で使ってしまうというのが頼もしい。道具はマニュアルを読んで、正しい使い方を学んでからとか、動作原理を理解してから使うというひとには、道具としてのパソコンは使えないだろうな。
八十歳のおばあちゃんがタンジェリン色のiMacの前に座っている姿は美しいかも知れない。パソコンはインターフェースがまだ人に優しくないけれど、Macintoshはまだましのような気がする。先日温泉旅館はに泊まった時に、本館、新館、別館とあった。本館の3階が新館の5階とか、渡り廊下で別館にいかなければ大浴場がなくて、方向音痴の私は迷ってしまった。Windowsは実に表は立派なホテル風の温泉旅館の感じで、Macintoshはシンプルな内装だけれど機能的なシティーホテルといった風になるのではないだろうか。Macintoshを使っているから、偏見をもっているのだろうか。
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