精神的セクハラ
夜半過ぎからの雨が嘘のような快晴。金木犀の花が落ちて茶色くなってきた。昼頃にカケスが鳴いた。今年も山から降りてきたのだろう。
フジサンケイ・ビジネス・アイの「メディア斬り」という麻生千晶さんの今日のコラムは、「わかばに見る精神的セクハラ」が気になった。最近始まったNHKの朝の連続テレビ小説「わかば」の主人公の祖母と母のステロタイプで時代遅れな女性像になっていることを斬っている。
1938年生まれの麻生千晶さんが自分で実感してるように、確かに現代の女性は元気だ。特に年の甲を経た女性ほど元気で、好奇心に満ちている。良妻賢母で、パソコンにもなかなか慣れないといったことはない。おじさんの元気のなさが目立つ。
麻生千晶さんは、時代とそぐわない女性像を描いているのを一種のセクハラだといっているし、そために、違和感があって視聴率があがらないと分析している。きたきつねはフェミニストではないが、同感だ。めったに見なかったというか見る気にもなれなかった、九月まで放送していた「天花」に感じた違和感も同じような原因かもしれない。現代の女性を描くのであれば、「スイングガールズ」の見習って欲しい。
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