大地震発生
水戸市で開催の茨城県民まつりと同時開催の「環境フェア」に野鳥の会の茨城支部が参加したので、今日は朝早くから当番ででかけた。駐車場が少ないということで、出展関係者はずいぶん遠い場所が割り当てられ、シャトルバスでの移動となった。
展示の準備をしている間に、開催時間前にどんどん人がやってきた。今年は鳥のぬり絵を用意したが、これが意外と好評で、学齢前から中学生までの子供達が集まってきて、用意した場所が狭くなってしまった。場所を広げて対応したが、常時満席状態となった。子供が集まるというのは、親がくるということで、他の展示を見てもらえた。200人近くの人がぬり絵に参加したようだ。一日立ちっぱなしとなった。
お祭りなので、各地の民族芸能などいろいろなイベントが行われていて、非常に賑やかだった。会場の中をチンドン屋が、イベントの案内をして歩いていた。チンドン屋というのは珍しい。それも全員女性というのも珍しいと思う。子供の頃、商店やパチンコ屋の開店やセールでには、チンドン屋が必ずといって良いくらい「チンチン、ドンドン」と鉦や太鼓で賑やかに宣伝して街中を練り歩いたものだった。今回のチンドン屋はアマチュアだろうか。チンドン屋というのは、簡単そうだけれど、間が難しいような気がする。
終了時間を過ぎてもひとがいて、他の団体の展示は店じまいを始めたのに、こちらはなかなか終われなかった。展示物を整理して、入り口にシートを張って、帰路に着いた。帰り道午後6時少し前に新潟でかなり大きな地震が起きたニュースがカーラジオから流れてきた。それを聞いて、昭和39年の新潟地震の記憶が蘇った。中越地方で直下型の震度6強の地震が発生したということだ。震源が20kmと浅く、マグニチュード6.8だから、相当揺れたはずだ。走行中だったので、地震を感じなかったが、茨城でも強い地震だったようだ。
自宅に戻ってテレビを見たが、被害状況がなかなかはっきりしない。新潟地震は日中だったけれど、今回は日没後だったので、被害状況が分かりにくいのではと思う。昭和39年の新潟地震では、水田の水が水田の形のまま空中に持ち上がったそうだし、液状化でアパートが倒れたりしたが、耐震設計の建物も多くなってきているので、被害が小さければいいと思う。
刻々、被害状況がテレビから流れてくるが、明日明るくなってからではなければ正確な被害状況は判らないだろう。そうしているうちにも、こちらでも揺れを感じるほど、強い余震が何度もあって、新潟県民は寝られない夜を過ごすことになるのだろう。
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