地震は続く
平成16年新潟中越地震は一夜明けて明るくなってから、被害の状況が少しずつはっきりしてきた。死者、負傷者の数がどんどん増えてきている。テレビの映像で見る限り、道路が寸断されているし、鉄道も不通で、家屋の被害も相当あるようだ。人の想像も及ばない自然の力の物凄さを感じた。
地震発生時は夕方の食事時間ということで、家庭や飲食店で火を使っている場面が多い時間帯のような気がするが、火事が一件だけというのは不幸中の幸いといえるだろう。被災者は余震が続き、停電で真っ暗な中で、寒さに耐えて不安な夜を過ごしたことだろう。救援物資も届き始めているようだが、配送が上手く行って欲しいものだ。まだ、孤立して救援物資も満足に届かないところがあるようなのが心配だ。余震による家屋の倒壊を恐れて屋外で暮らす人が多いようで、雨が降らないように祈るばかりだ。
災害が起った時にいつも思うのだけれど、ニュースを視聴者に提供したいというのは判るのだけれど、報道各社がどかどかと被災者の所に踏み込んで、同じような質問をくり返すのはどうにかなら無いだろうか。それと、各社が別々にヘリコプターを飛ばして取材競争をしているが、そのヘリを共同取材の一機に絞って、他の機材を救援に提供した方がいいと思うがどうだろうか。年末年始の「ゆく年くる年」などは民放各社同じ映像を流すのだから、災害時でも同じ方法をとって、取材の車やヘリを救援物資の運搬や連絡業務に投入する方がいいと思う。
状況もよく判らず、要領を得ない放送をするよりも、各社協力して情報を集中して密度の濃い取材をした方がいいだろう。災害はエンターメントでは無いのだから、壊れたり崩れたりした絵になる場面ばかり追わずに、国民が被災者を支援するために、どうすればいいのかといった切り口での報道が、一番必要ではないだろうか。
台風24号の動きも日本に向かいそうな気配もあるし、北陸地方は明後日から雨が予想されいるので、被災地での二次災害が起きなければいいし、被災者が早く屋根のあるところで、暖かく過ごせるようになって欲しい。
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