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2004/10/30

恐竜と会う

041030.jpg昨日は遊び過ぎて午前様だったので、非常に眠たかった。ちょっと遅い散歩に出ると、雨が降ってきた。机の周りを片付けていたら昼になってしまた。Amazonから予約した万年筆関係の本が手配できなかったというメールで、キャンセルする。これで二度目で、今回の本は販売量を読み間違ったのだろ。万年筆関係は隠れたファンがいるのを出版者もAmazonの仕入れ担当者も知らなかったのだろう。前回はカモメのハンドブックで、一度出たのだけれど間違いが多過ぎて改訂版が出るはずがキャンセルになってしまった。

午後は、岩井市の茨城県自然博物館の開館十周年記念企画展「恐竜たちの足音が聞こえる−中国そして日本−」を見に出かけた。今回の企画展で中国の内蒙古自治区で発見された羽毛をもつ恐竜の化石が展示されていて、見たいと思っていた。でも土日が忙しくてなかなか行けないまま、会期が残り少なくなってしまった。今日は一日フリーになったので、慌てて行くことにした。

館内は、児童生徒科学研究作品展開催中ということで、小中学生の入場が無料になっていて、比較的混んでいた。企画展では、内蒙古自治区博物館や国内の博物館から提供された恐竜の化石が展示されていた。羽毛をもつ恐竜のドロマエオサウルス類の化石は、確かに恐竜の特徴を持っていて羽毛が生えていた。羽毛は鳥類に比べて単純な構造のようだった。比較できるように、始祖鳥など鳥類の化石のレプリカも展示してあった。化石のクリーニングの実演には、子供達が沢山集まっていた。

恐竜にはあまり興味がないが、レプリカも含めコンパクトだけれど比較的よい展示だったと思う。普通、博物館内は写真撮影禁止なのだけれど、今回の展示では写真撮影のできる場所が二ケ所ほど用意されていた。カメラマンは指定された位置と方向からだけれど、写真が撮れた。ガードマンが見張っていて、化石だけは撮らないで下さいといっていた。そんなこと言われても子供連れではないのでそんなことは無理だろう。

企画展の会場の出口付近には、内蒙古自治区博物館、ニュージーランドのテパパ・トンガレワ博物館、アメリカのロサンゼルス郡立自然史博物館の自然の展示があった。十周年記念の展示のようだ。展示会場付近の柱に子供達の描いた恐竜の絵が沢山展示してあったが、小学校低学年でもずいぶんと絵の上手な子もいた。多分、こんな子は恐竜の図鑑は全部覚えているのだろう。それにしても恐竜の形や色は、化石から想像なので、どんな風に描いても正解になるのかもしれない。恐竜のスタイルも、私の子供の頃の恐竜はゴジラのような尾を地面につけて立った形から、最近は尾を水平に伸ばした形に変わってきている。これからも研究が進むにつれて、形も変わってくるだろう。

児童生徒科学研究作品展は、小学校一年生から高校生までの力作が勢ぞろいしていた。親が力を入れていると思われる作品もあったが、非常に面白かった。IT化も進んでいて、デジカメ、パソコンの利用が学年が高くなるほど多くなっていた。


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