甘い蜜柑は
先週、熊本にいる学校の後輩から蜜柑が届いた。気を使ってTというデパートの契約栽培の贈答用の蜜柑を送ってくれたのだけれど、箱を開けると、腐った蜜柑がつぶれて汁が箱の底を濡らしていた。他の蜜柑も浮き皮がひどく、中の皮も破れやすく大分傷んでいた。収穫後、日が経っている感じだった。
デパートに電話したが、遅かったのでつながらなかったのでホームページを探してメールした。一時間ほどで返信があって、丁寧なお詫びと、別の蜜柑を送るという連絡が来た。発送前に検品していないようだった。蜜柑の状態をデジカメで撮影した画像を送っておいた。
今週月曜日に、今度はクール宅急便で蜜柑が届いた。今度は一度箱を開けて確認したようで、箱はテープ止めされていた。箱を開けると、一番上の蜜柑がひとつ腐っていた。他の蜜柑も一部熟し過ぎたものがあった。
きたきつねの家族は蜜柑食いで、10kg入りの箱の蜜柑を四、五日で食べてしまう。今回の蜜柑は5kg入りだから二、三日でなくなってしまうだろう。でも普通の家庭では人数にもよるけれど、食べ切るのに四、五日はかかると思う。ということは今回のような蜜柑が届くと、食べ切る前に腐るものが出て来てしまうということになる。
贈答用ということであれば、発送することが多くなるだろうし、今回のような完熟の甘い蜜柑という条件の商品だと、遠方に送る場合には時間がかかるから傷むものが多くなることは避けられないだろう。折角贈ったものが腐っていたら残念だろう。
農産物を送るのは、タオルや石鹸を送るのとは違って、品質の変化が避けられないのだから、輸送距離や条件までも想定した、商品管理が必要なのだろう。ネット産直などで農産物を送る機会が多くなるので、近赤外で糖度や熟度を測定して、輸送距離と品質の変化の関係を調査するくらいのことをしておく必要があるかもしれない。
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