ハルユタカのラーメン
日曜日のリベンジで朝から水海道までケアシノスリを探しにいった。現地には何台もバーダーの車が来ていて、堤防内の水田の道を動き回っていた。きたきつねは堤防の上で待つことにした。始めに見つかった時には、人の近くまできたらしいけれど、馬、鹿バーダーが追い回すので神経質になっていて、なかなか現れないようだ。
一時間ほど待ったけれど、ノスリやハイイロチュウヒなどがでるだけで、目的のケアシノスリがでてくれない。帰りかけたら、カラスに追いかけられてケアシ君が出てくれた。遠かったけれど、ちゃんと特徴を確認できた。鳥の飛んだ方向に車が移動し始めたので、さっさと帰ることにした。鳥が可哀想だ。
時間があったので菅生沼の上沼にハクチョウを見に寄ってみた。コハクチョウとオオハクチョウが別々の水面にいた。コハクチョウのいる場所は、駐車場も整備されていて、人が沢山来ていた。沼の鳥をチェックしていたら、奥の方にトモエガモの雄が二羽もいた。アメリカやヨーロッパのバーダーがいたら喜ぶだろうなと思いながら帰ってきた。望遠鏡の接眼レンズにデジカメのレンズを押し付けて撮影してみたが、小さく写っていた。
帰る途中で昼になったので、先日食べ損ねた『むつみ屋』の「春豊ラーメン」(700円)を食べにいった。今回は塩にしてみた。ハルユタカ(農林130号)は今北海道で売り出し中のラーメン用の小麦で、生産量が4000トンしかないので、なかなか出回っていないので、是非食べなければいけないと思った。
ハルユタカは、道立北見農業試験場が1985年に育成した春まき小麦の品種で、それも国産初の強力小麦で期待されていたが、作り難く一時は一万ヘクタールくらいいったらしいが、どんどん減ってしまって面積が五分の一くらいまでになった。でも秋まきにしたところうまくできるようになって、地域特産として生き返ってきたところだ。
塩ラーメンがでてきた。とんこつスープに細麺、チャーシュー、メンマ、刻み海苔、ゴマ、ネギが載っていた。スープは、塩の方がいいみたいだ。麺は茹で過ぎでちょっと柔らか過ぎた。細い麺は熱の通りがいいので、茹で時間が非常に難しい。ちょっと硬めに茹でて、サーブする頃にちょうど良くなるようにするのが本当だと思う。メニューに書いてあった「ツルツル、シコシコ」というわけにいかなかった。麺の茹で加減がよければ、もう一度食べたい。
サイドメニューの「とまとジュース」(150円)を頼んでみた。これは北海道樺戸郡月形町のトマトを使っジュースということで、なかなか旨かった。
それよりも壁に貼ってあったチラシに、店で使っている米は100%コシヒカリで『つくば農業環境科学研究センター』の御墨付きといったことが書いてあった。帰る時にレジで、どこにある研究所と聞いたところ、つくば市役所の側にあるといっていた。『つくば農業環境科学研究センター』というのは、聞いたことがないけれど、米の品質保証をする会社なのだろうか。webでググってみたけれど、全くヒットしなかった。これは調べてみよう!!
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