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2005/01/30

全総廃止!

050130久し振りに何もしない日曜日にして、読む暇がなかった雑誌類を片付けたけれど、まだ数冊残ってしまった。ストーブを止めても、陽が窓から射し込んでいてぽかぽかしているので、ついでに昼寝もしてしまった。

午後は陽が高い内に散歩に出かけた。遊歩道の植え込みにタカの食痕を見つけた。大きな羽がなかったけれどドバトのようだ。道端の日溜まりでドングリが根を出して、二葉を開き始めていた。もう春がそこまで来ているようだ。

新聞に国土交通省が『全国総合開発計画(全総)』を廃止する方針を固めたという記事が載っていた。高度成長を背景にして各地で大規模開発をしてきた政策を大転換するというのは、遅きに失するが、非常に良いことだ。全国各地に自然環境を回復できないくらい大きく破壊してしまった全総の爪痕が沢山残っている。でも、これ以上の破壊が止ったということは歓迎すべきだろう。無限成長型社会から持続型社会へ一歩踏み出したことになると良いけれど・・・・・

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2005/01/29

ハルユタカのラーメン

050129_3日曜日のリベンジで朝から水海道までケアシノスリを探しにいった。現地には何台もバーダーの車が来ていて、堤防内の水田の道を動き回っていた。きたきつねは堤防の上で待つことにした。始めに見つかった時には、人の近くまできたらしいけれど、馬、鹿バーダーが追い回すので神経質になっていて、なかなか現れないようだ。

一時間ほど待ったけれど、ノスリやハイイロチュウヒなどがでるだけで、目的のケアシノスリがでてくれない。帰りかけたら、カラスに追いかけられてケアシ君が出てくれた。遠かったけれど、ちゃんと特徴を確認できた。鳥の飛んだ方向に車が移動し始めたので、さっさと帰ることにした。鳥が可哀想だ。

時間があったので菅生沼の上沼にハクチョウを見に寄ってみた。コハクチョウとオオハクチョウが別々の水面にいた。コハクチョウのいる場所は、駐車場も整備されていて、人が沢山来ていた。沼の鳥をチェックしていたら、奥の方にトモエガモの雄が二羽もいた。アメリカやヨーロッパのバーダーがいたら喜ぶだろうなと思いながら帰ってきた。望遠鏡の接眼レンズにデジカメのレンズを押し付けて撮影してみたが、小さく写っていた。

050129帰る途中で昼になったので、先日食べ損ねた『むつみ屋』の「春豊ラーメン」(700円)を食べにいった。今回は塩にしてみた。ハルユタカ(農林130号)は今北海道で売り出し中のラーメン用の小麦で、生産量が4000トンしかないので、なかなか出回っていないので、是非食べなければいけないと思った。

ハルユタカは、道立北見農業試験場が1985年に育成した春まき小麦の品種で、それも国産初の強力小麦で期待されていたが、作り難く一時は一万ヘクタールくらいいったらしいが、どんどん減ってしまって面積が五分の一くらいまでになった。でも秋まきにしたところうまくできるようになって、地域特産として生き返ってきたところだ。

塩ラーメンがでてきた。とんこつスープに細麺、チャーシュー、メンマ、刻み海苔、ゴマ、ネギが載っていた。スープは、塩の方がいいみたいだ。麺は茹で過ぎでちょっと柔らか過ぎた。細い麺は熱の通りがいいので、茹で時間が非常に難しい。ちょっと硬めに茹でて、サーブする頃にちょうど良くなるようにするのが本当だと思う。メニューに書いてあった「ツルツル、シコシコ」というわけにいかなかった。麺の茹で加減がよければ、もう一度食べたい。

サイドメニューの「とまとジュース」(150円)を頼んでみた。これは北海道樺戸郡月形町のトマトを使っジュースということで、なかなか旨かった。

それよりも壁に貼ってあったチラシに、店で使っている米は100%コシヒカリで『つくば農業環境科学研究センター』の御墨付きといったことが書いてあった。帰る時にレジで、どこにある研究所と聞いたところ、つくば市役所の側にあるといっていた。『つくば農業環境科学研究センター』というのは、聞いたことがないけれど、米の品質保証をする会社なのだろうか。webでググってみたけれど、全くヒットしなかった。これは調べてみよう!!

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2005/01/28

とんでもない闇給与

050128太陽が暖かい。庭の紅梅が満開になった。午前中は昨日の会議の続きで、睡魔と戦い抜いた。オフィスの階段のところが午前中良く陽が当たるので、階段に座って日向ぼっこをしたくなった。

大阪市が職員の過剰な福利厚生や手当の見直して180億円削減するというニュースが出ていた。終戦後に公務員の給料が安くて、生活が苦しかった時代に作られた慣行が、給与水準が上昇してしまってからも残っていたということだろう。それにしても、とんでもない闇給与だ。一般市民から見るととんでもないことだけれど、職員は長い間既得権になってしまって、無感覚になっているのだろう。

大都市は戦後のごたごたから復興するために、民間が育つまでということでいろいろな組織を作ってきたが、経済性を考えない事業や赤字を垂れ流す第三セクターなど見直しすること無く60年も引っ張ってきているものが多い。

首長も問題を先送りし続けてきたために、抜き差しなら無くなってしまった。今回のように問題が広く社会に公表されなければ是正できなくなってしまっている。警察の闇金作りも根は同じかもしれない。

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2005/01/27

人生いろいろ

050127_1今朝も寒いけれど、だんだんと太陽のパワーが強くなっているのがうれしい。霜の降りた落ち葉に日が当たると、直ぐに霜が融ける。春がどんどん近づいてくる。でも花粉が飛び始めているようで、のどの調子が悪い。紫蘇ジュースを飲むと良くなるけれど、夕方になるとのどがゼロゼロしてくる。過去最高の花粉の飛散が予測されているので、どうなるのだろうか。

新潟の温泉で浴室の屋根が崩れて入浴中のひとが二人亡くなった。地震のダメージがあったところに、雪の重さがじわじわとダメージを大きくしていったのだろう。せっかく地震から逃れたのに気の毒だ。

地震といえばスマトラ沖大地震の死者、不明者が29万人でその内子供が7万5千人から8万人にもなるらしい。東京でM8以上の地震が起ったら、予測されている2万人程度の死者では済まないのではないだろうか。

050127弁当を忘れたので、社員食堂で醤油ラーメン(300円)を食べた。ごく普通の東京風の支那そばだ。時々食べるが、職人が変わってから塩味が薄くなったような気がする。

午後は会議。本当に会議の好きな会社だ。会議室の暖房が効いていて寝ている人が随分いた。きたきつねも睡魔に抱き締められそうになって非常につらかった。会議の後は、懇親会で久し振りにビールを飲んだ。

今日も小泉首相は、誠意のない答弁に終始している。詭弁であればまだましだが、「人生いろいろ」でいいのか。

ところでフジテレビのドラマ『優しい時間』の主人公の息子が飲酒運転をしていたが、いいんだろうか。

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2005/01/26

尾道らーめん

050126目が覚めて外を見ると真っ白で、ボタン雪が降っていた。雪の中を出勤したが、昼頃までには雪が止み、夕方には消えてしまった。

昼は、国道354号に去年の暮れにできた尾道ラーメンの「醤々軒」に行ってみた。毎日出勤の時に横を通るので気になっていたが、とても怪しい場所にあるので、行く勇気がでなかった。友人から旨かったというメールが来たので行ってみる気になった。

砂利敷きの駐車場は車が数台止まっていてちょっと安心した。店の入り口は板戸で、壁にも窓がないので、店内が全く見えない。入り口の横に「営業中」と書いた板があったので、戸を開けて中に入ると、中は普通のラーメン屋だった。

スタンダードの『尾道らーめん』を頼んだ。普通は麺が軟らかめという話しだったので、「かために」と追加注文した。フロアにいるお兄さんは、愛想が良くてお客さんに「味はどうです」などと聞いていた。隣の工事のお兄さんたちは「旨いな」などと話していた。

ラーメンが運ばれてきた。比較的浅い丼に、背脂の浮いたスープ以外は縮れ麺と、チャーシュー、海苔、メンマ、ネギと普通のラーメンだった。スープを飲んでみると、あっさりとしたいい味で、鶏ガラが中心のスープのようだった。麺は茹でむらがあったが、まあ我慢できる範囲だった。ということで久し振りに合格点のラーメンだった。

昼休みを終えて13時のNHKのニュースを見ようとテレビをつけると国会中継で、参議院で江田五月さんの代表質問が始まっていた。小泉首相の答弁が想像で来たので、テレビを止めた。それにしても昨日の衆議院の岡田党首の質問に対する小泉首相の答弁はひどかった。あのような答弁をして平然としている神経はわからない。というか去年の「自衛隊のいるところが非戦闘地域だ」などと平気で答弁する総理大臣はこれまでいただろうか。

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2005/01/25

9999km

050125今朝は寒さがちょっとだけ弱まった感じだった。久し振りに軽自動車で出勤したが、途中で距離計が9999kmとなった。道が空いていたので車に路肩に止めて記録をとった。軽で一年三ヶ月でほぼ一万キロというのはちょうど良いくらいかな。

毎日メールに大量のSPAMとウイルスがくる。ウイルスはまだNetskyのPとかQが入ってくる。ウイルス感染に気がつかずに使っている迷惑なユーザーがいる。ホームページをいくつも持っているとmailtoコマンドを自動的にスキャンしてメールアドレスを集められてしまう。フィルターをかけてもかけてもいたちごっこだ。

午前中から会議、会議、つまんないから寝てしまった。気がついた時には十分ほど経ってしまっていた。たぶん上司にばれてるけど、いいのだ。午後も会議という儀式で、今日は何時になく早く終わったのが救いだった。

どうも風邪を引いたようで頭が痛い。早めに寝なければ。

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2005/01/24

全国学校給食週間

050124旧暦師走15日だから満月だ。でも寒いから見に出る気にならない。

今日は、全国学校給食週間の初日ということだ。「学校給食記念日」は12月24日で、昭和21年に制定されたということだが、週間が月遅れというのが面白い。ベビーブーマーのきたきつねは、この学校給食が始まって数年後に小学校に入学していて、小学校を卒業するまで学校給食のお世話になった。当時の給食は文字通り、栄養状態の良くない子供に食を支給する制度だった。

戦後の混乱期、農村部は少なくとも食べるものがあったようだが、都市部は食糧が十分にないというか、職にもつけない人も多く、子供の栄養状態も良くなかった。ルンペンという今でいうホームレスがいたし、物乞いが家にきたのを覚えている。そういえば橋の下に住んでいる人がいた。だから、子供にとって給食は一日の内で大事な生きる糧だった。

前にも書いたような気がするが、ララ物資の臭い脱脂粉乳は飲んで、給食のコッペパンを弟や妹のために持って帰る子もいた。今でも脱脂粉乳が嫌いな人がいるかもしれない。給食の時間を心待ちにして、盛りが少ないとか、パンが大きいといったことが関心事だった。給食を残すなどということはあり得ないことだった。

きたきつねの親父は、シベリアでタンポポの根やネズミなど食べられるものはなんでも食べて生き延びてきたらしい。親父はシベリアの話をほとんどしなかったので、胡桃沢耕史の『黒パン俘虜記』を読んだけれど、悲惨な体験はしたくない。親父は昭和23年の復員だから、失業者が街には沢山いたということだろう。

戦前戦後の都市部は食糧不足が顕著で、白ご飯をお腹一杯食べることはできなかったようだ。最後の予科練の義父は、若い時に一生分食べたといって、豆ご飯や炊き込みご飯、さつま芋は、絶対に口にしなかった。

現在は、日本全国で食糧消費量の三分の一が残飯になってるらしい。実際、宴会が終わった後のテーブルに残った料理を見ると悲しくなる。きたきつねが幹事のときは、食べ残しをしないように、少なめで準備することにしている。昔は、料理が足りないと非難轟々だったが、今は足りなくても文句をいう人はいない。

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2005/01/23

北の零年

0550123寒くて六時半頃に目が覚めてしまった。今年に入って数回寒さで目が覚めている。

午前中にかみさんと一緒に、近くのシネマコンプレックスに『北の零年』を観にでかけた。北海道開拓農民の末裔としては必見の映画だ。淡路の稲田藩の藩士が北海道に入植した設定で、日高の静内の開拓の話になっている。静内が馬の生産地となった起源につながっている。主人公が雪の中で遭難しそうになった時に、エドウィン・ダンが助けて、馬の飼育を教えた話だ。

当時は小氷期で醤油が凍るほどの寒さだったので、十分な食糧も防寒の用意もなく、冬の北海道を耐えるのは大変だったろう。とても良い映画だった。志乃の「どんな時でも元気でいるかぎり夢みる力があるかぎりみんなを誰かが助けてくれる」という言葉は心に残っている。祖先の苦労を思う気持ちも重なって、沢山涙が出てしまったので、後で目が痛くなってしまった。最後のタイトルロールに静内の友人H.Hの名前を見つけてしまった。吉永小百合があれほどアップに耐えられるとは思わなかった。

昼食は、シネマコンプレックスの隣の『元祖 じゃんがららーめん』で「じゃんがラーメンA」を食べた。いつも前を通っているけれど、時間帯が外れていて始めて入った。テーブルに案内されてからしばらく注文を取りにこないので、呼んだところ愛想どころか表情の全く無い女性が注文を取りにきた。

出てきたラーメンは味噌味のスープに天然カン水麺、モヤシ、海苔、チャーシュー、煮卵半分、じゃんがらが載っていた。じゃんがらというのは、野菜やら魚介類やらを秘伝のスパイスとやらで自然発酵させてイワシを発酵させたものを長時間肉と煮込んだものらしい。何だか気味悪い物体という感じだった。

スープは、薄味というか極端に塩味がなくて腎臓病の入院食のようだった。じゃんがらをスープによく混ぜると味がでてくる。チャーシューは良くできていた。旨い不味いと聞かれたら、多分行かないという感じだろう。食べ物の味というのは、食体験や食習慣の影響もあるので、非常に個性があるので、好きな人は好きなのだろう。

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2005/01/22

鳥見に

050122_1今日は朝から友達と鳥見に出かけた。まず、印旛沼の本埜村のハクチョウの飛来地にアメリカコハクチョウを見にいった。残念なことにアメリカコハクチョウは、頭を羽の中に埋めて寝ていた。一時間ほど待ったが、たまま時折顔を少し出す程度だった。一応確認できたので市川にきているアカハジロを見に出発した。

市川の現地に着いたところ、数人のバーダーが朝から待っていたようで、現われていないということだった。一時間ほどため池の周囲を廻ってみたが、どうも空振りのようだった。神奈川のNさんに会ったので、ミニ・カレンダーを渡し、オオコノハズクのピンバッジを買ってもらった。昼過ぎてもアカハジロが出そうもないので、移動することにした。次は、茨城県水海道で情報のあるケアシノスリを探しに出発した。

050122国道6号の柏駅近くを走っている時に「和風らーめん 夢館」というのがあったので、遅めの昼食にすることにした。厳選素材を使ったラーメンという説明書きがあった。醤油ラーメン(650円)とチャーシュ−丼(350円)というのを頼んでみた。

出てきた醤油ラーメンは、カンスイを使った中太のストレート麺、スープはちょっと濁りのあるもので、トッピングはチャーシュー、メンマ、ネギというシンプルなものだ。スープは魚系で、鰹節の香りが強い感じで、煮干し臭いがないのは処理がいいのだろう。スープの塩加減はちょっと強めの感じだった。麺は腰もあり、茹で加減もちょうどいいと思う。チャーシューはよく煮えていて、とろけるようだった。

チャーシュー丼は、丼には程遠い小さな茶碗で出てきた。ご飯の上にチャーシューの切れ端とネギを載せたもので、そのままでも美味しそうだったが、これは残りのスープを入れて食べた。これは結構美味しいので、いつもやってしまう。旨いことは旨いけれど、車で30分以上かけて食べに来るまでの引力はない。

お腹がくちくなったので、早速目的地に向けて出発した。途中ちょっと渋滞があったので、予定の倍ほどかかってしまった。現場は冷たい風が強く吹いていて、鳥の姿は少ない。遠くに雪を冠った日光、那須の山々が綺麗に見えた。ノスリ、チュウヒ、チョウゲンボウが飛んでくれたが、目的のケアシノスリは見ることができなかった。帰り道、タゲリを近くで見ることができた。

050122_2確率三分の一というのは、最近の鳥見の中で一番悪い成績かもしれない。招待券を貰っていたので、帰りに岩井の県自然博物館で開催中の企画展『マンボウが夢みるブナの森』を見に行った。閉館一時間前に間に合った。

自然博物館が県内の第3次総合調査で実施した県北の調査結果を展示するもので、動植物の標本が多数展示されていた。直接手で触れることのできるものもあって、小規模だけれど良かったのではないだろうか。博物館も少ないスタッフで頑張っているようだ。

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2005/01/21

オオクチバスが特定外来生物に指定

今日も一日会議で、終わったのが6時半近かった。非常に疲れた。

夜、ネットニュースを見ていたら、環境省が特定外来生物被害防止法に基づく規制対象の第1次リストにブラックバスの一種オオクチバスを加えることを決めたというニュースがでていた。

前日、規制対象の第1次リストにオオクチバスを入れるのを半年先延ばしすると発表したが、小池環境相が方針転換させたのだ。これは大英断で、大臣に拍手を送りたい。環境省の検討委員会が、業界団体の強い反発を避けて、先送りしていたけれど、環境省が業界の儲けのために日本の自然環境のかく乱を見てみない振りするのはおかしいと思っていた。

ブラックバスを釣るということのために、国内の湖沼、河川への違法な密放流で、メダカ、モツゴ、ワカサギなどの小魚だけでなく、トンボのヤゴ等が急激に減少しているのは見すごせない状況になっている。釣り具業界は、ルアー、竿、リール、ボートなど大きな市場となっているため、釣り人を巻き込んで規制に大反対していたが、金が儲かれば日本の環境はどうなってもいいというのだろうか。

昨年頃から、霞ヶ浦ではブラックバスが釣れなくなってきたということで、釣り人が少なくなってきた。一昨年まで、多数のボートが、アシ原ぎりぎりに寄るために、カイツブリやオオバンなど水面にはり出したアシ原で営巣する鳥がほどんど見られなかった。ところが、昨年の夏の調査では、カイツブリが沢山見られ、驚いた記憶がある。

これから、釣り業界の猛烈な反撃が予測されるが、それに屈せずに日本の水面からブラックバス、ブルーギルなどの外来魚をいなくしたいものだ。

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2005/01/20

大寒

今日は大寒。寒さも底になって、明日からどんどん暖かくというのはどうだろう。

朝から一日会議室に閉じ込められていた。夕方から懇親会で、その後無理矢理カラオケスナックへ拉致された。酒を飲んでいなかったので、運転手ということだ。始めてのスナックだったけれど、昔の職場で一緒だったひとがいた。

カラオケは久し振りだったので、適当に6曲ほど歌って憂さ晴らしをした。いつも歌っていないのと声が出ないし、のどが痛くなる。昔は20曲や30曲は平気だったのに、残念。

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2005/01/19

むつみ屋

050119なんだかネットワーク関連の始末書もののトラブルが頻発してしまった。最近ちょっと馴れで緊張感がなくなっているのだろうか。注意しなければ。午前中に二月にある講演の要旨の原稿を送って一段落したが、明日からの会議を考えると気が思い。

昼は、友人のお薦めの『らーめん むつみ屋』に行ってみた。北海道の月形町に関係があるらしい。相変わらず醤油ラーメン(650円)を注文した。出てきたのは、ちょっと色の濃い目のとんこつスープのラーメンだ。トッピングは、大きめの海苔、チャーシュー、メンマ、ネギと普通だった。

スープは、濃い口醤油で色が濃いけれど、見た目ほどしつこくなかった。麺は普通の太さだったが、ちょっと茹で時間が長かったようでやわらかめだった。それと、麺の湯切りが悪いようで、ぬるっとして麦粉の匂いがした。開店してそれほど時間が経っていないので、お湯ではなく、あの茹でザルの扱いが悪かったということかもしれない。

チャーシューは、ハムのような感じで、スモークしているようだった。ネギはもう少し細かく刻んで欲しい。それとも博多万能のような細いネギを使ったほうがいいかもしれない。それなりの水準のラーメンだろう。値段と味のバランスを考えるとそれほど良いという訳ではない。

醤油ラーメンを頼んでしまってからメニューを見ていたら、北海道の小麦『ハルユタカ』を使った「春豊らーめん」というのがあった。これは一度食べておかなければいけない思いながら帰ってきた。

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2005/01/18

日光の男体山

050118今日も快晴で非常に気持ちが良い。朝は有給休暇をとって、会議室を予約に公民館に出かけた。去年の秋から一ヶ月前しか予約ができなくなったので、非常に不便になってしまった。その代わり、つくば市の登録団体は、インターネットで二ヶ月前から予約できるようになって便利になっている。

東大通りを筑波大を過ぎて北に向かって走っていると、真正面に雪を冠った日光の男体山が見えてくる。気温が低く空気中の水分が少ないので良く見えるのだ。滅多につくば市の北までこないので、時々しか見ることができない。公民館の窓口の女性が、昨日まで筑波山も上半分が白くて綺麗だったといっていた。

日経の朝刊に横浜の男性三人がたばこで病気になったということでJTを提訴したという記事が出ていた。三十年間たばこを吸って肺がんや肺気腫になったので、一人一千万円の慰謝料を要求しているということだ。JTがたばこの害をもっと説明すべきだったというのが提訴の理由のようだが、これはおかしいと思う。

きたきつねは、受動喫煙は経験しているが、生まれてから一度も自分でたばこを吸ったことがない。呼吸器系が弱いということもあるけれど、身体に悪いといわれているものを、吸うひとの気持ちが判らない。裁判を起こした人達も、病気になるまでたばこを吸うことを辞めなかったというのが問題ではないか。し好物は自己責任で飲んだり吸ったりするものだろう。

アルコール中毒になったのは、お酒を売っているのが悪いといって酒造メーカーや酒類販売店が訴えるのと同じではないか。特にたばこには、身体に悪いと書いてあるはずで、それを知ってたばこを吸う結果何が起っても、自分で責任を取らなければいけないだろう。

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2005/01/17

旧暦師走8日

050117今日は旧暦師走8日、月齢7日で上弦の月が綺麗に見えた。

阪神淡路大震災から10年目ということで、行事が行われていた。高速道路が倒れた写真が一番印象に残っている。早朝に突然大地震が起ったら、どのような対処ができるか判らない。大変だと思うが、現実感がないので、何とかなるさという気分が強い。平和ぼけなのだろう。

とつげき東北著『科学する麻雀』(講談社現代新書)を読了。麻雀は「流れ」や「状況」といった曖昧な判断で打つものではないと豪語する著者の「理論書」だ。ネット麻雀の「東風荘」で記録した過去のデータを基に統計的な数字で、麻雀を分析している。

頭が悪いきたきつねは、半分も判らなかったけれど、確かにある巡目まで来た時のある牌ので方は、確率で考えることができる。実践では、他の三人との関係も考慮して打たなければならないけれど、非常に参考になった。読まなければならない本が沢山あるのに、こんな本ばかり読んでしまって、反省することしきりだ。

そうそう、昨日職場のWindows serverの一台がハッキングされた。ホームページが『Hacked by Metlak』の文字と旗と顔のアニメに書き換えられるだけの被害だった。トルコのハッカーと名乗っている。サーバの管理者が新しいソフトを入れ替えた時にセキュリティーの設定をミスしたようだ。『Metlak』でググって見ると、相当の被害が出ているようだ。

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2005/01/16

新しい立て看

050116_1朝の散歩の時に、中学校の正門の前に新しい立て看ができていた。最近、学校に押し入って職員に重傷を負わせる事件があったばかりだし、池田小学校の事件等悲惨な事件が起きているので、立ち入り禁止の立て看を建てたのだろう。

気になったのは、文章の最後の「進入は、御遠慮願います」のところだ。「進入」というのは、「すすみ入ること」の意味で、「トラックの進入」や「滑走路に進入」といったような使い方だろう。「関係者以外立ち入り禁止」という定型句があるのだから、この場合は「立ち入り」のほうがいいのではないだろうか。

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『唐招提寺展』を見に

050116今日は雨の中上野の東京国立博物館で開催中の『唐招提寺展』を見に行った。いつもの特別展と違って入場料が1,400円と100円高くなっていた。修理費用の寄進が入っているのだろう。

唐招提寺金堂は現在平成の大修理のために解体中で、金堂に安置されている門外不出の盧舎那仏と四天王像が展示されているので、是非見たいと思った。さらに、御影堂の国宝鑑真和上座像と東山魁夷画伯の障壁画も見られるという、素晴らしい企画で、東京では二度と見ることはできないと思って無理をして出かけた。

会場の「平成館」の入り口の右側の展示室で、東京芸術大学の学生が作った盧舎那仏の脱活乾漆造の製作過程を示す模型があって、ちょうど製作した学生さんが説明していた。その隣の部屋では、「仏像のひみつ」という子供向けの仏像の展示があって、これもことばや作り方等基礎的な解説があって楽しめる。

展示会場に入る前に大画面のバーチャルリアリティーで金堂の空間を見てから、会場に入ると、内部に金堂の雰囲気が再現されていて、盧舎那仏と四天王像が広い空間にならんでいた。全てを間近に見ることができるというのはすばらしい。金堂の修理が終わってからでは、盧舎那仏や四天王像の周りを回ってみるというのは不可能になるだろう。

もう一つの会場では、御影堂の障壁画の展示を見ながら奥に進むと、鑑真和上座像が安置されていた。これも非常に近く、手で触れることのできる感じだった。

盧舎那仏、四天王像、鑑真和上座像は作られた頃は、彩色され貼られた金箔も輝いていてさぞ美しかったのだろうと思う。レプリカで再現できないものだろうか。

今回の収穫は、鑑真和上が日本に渡るのに五回も失敗した末に、六度目で日本に辿り着いたということは知っていたが、五回全てが船が難破して遭難したのではなかったことだ。ちゃんと調べておくことが必要だった。

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2005/01/15

カモを数えに

050115今日は茨城県内のガン・カモ一斉調査の日で、仲間と霞ヶ浦の担当地区に出かけた。天気予報では、雪ということだったが小雨で一安心した。

今年は去年と違う地区で、最初は陸上自衛隊武器学校の中の湖岸から始めた。7、8年前に調査にいった時は、衛兵が直ぐに入れてくれたけれど、今回は事前の申し入れがないということで、しばし待たされ、入場申請書のようなものを書かされて、入場許可証をもらい見張りが一名ついた。付いてきたのは、なでしこジャパンの荒川さんに似た女性の自衛官で、雨の中を自転車で来た。とても寒そうだった。

湖岸でカモを数えて入場許可証を返して、湖岸を移動しながらカチカチ、カチカチとカウンターで数を数えて行った。昔、一ケ所で6000羽以上もいて、カウンターを押す指が痛くなったことがあったが、今回は多くても数百で楽だった。それよりも風で波がでて、カモが波の間で見えたり、見えなかったりするのを数えるのが大変だった。カモは9種類、約5,300羽ほどだった。記録を見てみると、去年よりも少なめだった。雨は強くなったり弱くなったりだったけれど、風が強くなって体が冷えてしまった。

終了後、昼食ということで、大勝軒系統のラーメン店『麺屋 ゆう』の荒川沖店に行ってみた。特選しなそば(680円)というのを頼んでみた。スープは魚系の濁ったもので、それほど癖のないが、ただ少し塩分が強いような気がした。魚系といっても、カタクチイワシのいりこは使っていないようで、サバ節と何かを使っているような気がした。

麺は中太のストレート麺で、麺との絡みを考えるとスープが濃いめなのだろう。トッピングは、海苔、チャーシュー、煮卵半分、シナチク、ネギで、チャーシューは良く煮えて、適度な脂があって旨かった。それにしても、冷えた身体には暖かいものはいい。最高の調味料だったのかもしれない。ラーメンはチェーンでも名の通ったところは、一定の水準をクリアーしていて、外れは少なくなったようだ。

それにしても、味の感じ方には人によって個性があるもので、美味しいものは美味しいと感じるが、それがベストであるかどうかは意外に違うものだ。きたきつの感じてる塩加減も感じ方がずいぶんと違うようだ。味覚というのは、食習慣や体調によっても変わるので、絶対値はないのかもしれない。

日本テレビの『世界一受けたい授業!!』で斉藤孝さんが三色ボールペンを使った読書とスケジュールの話をしていた。赤、青、緑の三色ボールペンを使う理由が分かった。「黒」は停止、停滞だから使わないというのが面白かった。色と音で脳内超整理できるというのだから一度挑戦してみよう。

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2005/01/14

関東風?

050114朝から会議で、疲れた。

昼は行ったことのないラーメン屋に行ってみた。『五衛門』という店で、関東風とんこつを売り物にしているようだ。カウンター席の店内に入り、「とんこつラーメン」(600円)を注文した。店内は三人で注文をこなしていて、一人が麺方、二人はフロアと洗い、餃子、ご飯の担当で結構忙しそうだった。大盛り200円、中盛り150円というのは

少し待って「とんこつラーメン」がでてきた。麺は中太麺で、スープは背脂のたっぷりと入ったとんこつ、チャーシュー、半熟煮卵一個、メンマ、海苔小2枚、細切りのネギがトッピングだった。スープを一口飲むと、濃厚なとんこつスープで、それほどしつこさはない。スープを啜った時に、バーターの匂いがしたが、バターを使っている訳もないので、不思議だった。塩分は適当かな。

味はいいけれど、また来るかと聞かれたら、いつかまたというところだった。

それにしても、最近のラーメン店、特にチェーン店は、麺を一人分ずつザルカゴに入れて茹でて、麺の湯切りをするようになってしまっている。小さなカゴの中で茹でると麺が広がらないので、茹で加減のむらがでるような気がするが、考え過ぎだろうか。確かに、ザルカゴを使うと誰でも麺を一人前ずつ確実に茹でることができるから便利だけれど、湯切りもきれいにできなと思う。

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2005/01/12

ハシブトガラスが減ると

050112「寒い寒い」といっていると、気分も寒くなってくるので、言わないようにしようと思うのだけれど、なかなか思うようにできない。

午後研修で話をすることになっていたので高速バスで東京にでた。渋滞しているという情報があったが、首都高は比較的流れていて、ほぼ定時についてしまった。それで、ちょっと上野公園に行ってみた。

東京名物のハシブトガラスが芝生の上で何か一生懸命食べていた。東京のハシブトカラスは栄養が良いようで羽根の艶が非常にいい。石原都知事がカラスの捕獲作戦を指揮するようになって、だいぶ都内のカラスが減ってきたようだ。天敵のハシブトガラスが減ると、ドバトなどが増えて別の問題が起るかもしれない。生態系のバランスというのは、あさはかな人の頭では予測できないのかもしれない。

研修は、五十人ほどで、一時間ほどパワーポイントで話しをした。寝ている人いなかったし、半分くらいのひとは分かってくれたみたいだ。話しが終わった後も質問があったし、まあ成功というところだろう。帰り支度をしていたら、昔、同じ職場だった若い人が近づいてきて、「まだ鳥を見てるんですか」と聞いてきた。「もちろん」ということで、少し話をした。彼に会ったのは、十五、六年前で、彼がまだ大学を出たばかりだったから随分になる。M大学の野鳥サークルの出身者で、谷津干潟の側に住んでいるのに、全く鳥を見ていないらしい。まあ若い内は、子供も小さいし、仕事も楽しいだろうから鳥もお休みでいいのかもしれない。

今日は旧暦師走三日で、三日月がでるはずだけれど、気がついたときには沈んだ後だった。気がついた時は午後9時近かったのだけれど、月の入は午後7時前くらいだから見えるはずはなかった。

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2005/01/11

久し振りにヤフオク

050111寒さが本格的になってきた。朝、肩の辺りが寒くて目がさめてしまう。散歩の途中、子供のように霜柱を蹴散らして歩くのが楽しい。

今日は一日、会議室に缶詰になっていた。何だか途中で気を失っていたかもしれない(笑)。毎年この時期には、業績のチェックをするのだけれど、そこそこにできが良いので気楽なものだ。

鳥の撮影に使っているデジカメが壊れてしまったので、久し振りにヤフオクをのぞいてみたら、手ごろなものがあったので、入札してみた。まあ無理の無いところで落札できて、品物が今日届いた。前のデジカメも友達が使っていたものを譲ってもらった中古だった。最初からスイッチの接触が悪かったり、不具合があったが、とうとうACアダプターだと動くけれど、電池で動かなくなってしまった。

専用の望遠鏡アダプターがあるので、他のデジカメでは撮影できないのだけれど、同じシリーズの新しいものは結構良い値段で、手が出なかった。ヤフオクは色々なものがでているが、最近は業者が多いような印象だし、詐欺らしいものもでている。だいたい、カタログの写真を張り付けているようなものは、安くても誰も入札していない。馴れてくると、いかげんな出品は判るようになるものだ。欲を出すとだめだろう。

きたきつねは、今までヤフオクで一度も外れたことはない。といっても安物ばかりだから、詐欺も寄り付かないかもしれない。

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2005/01/10

農業は人類の原罪である

050110成人の日で特に予定もないので、半日本を読んでいた。

前から読みたいと思っていたコーリン・タッジ(竹内久美子訳)の「農業は人類の原罪である」(新潮社)を読み終えた。農業の発生をユニークなアイデアで整理している。確かに1万5千年前ころに急に農耕が始まるというのでなく、4万年前ころから農耕の萌芽があって、徐々に農耕への依存が始まったというのはうなずける。

人類は、農業を始めたために、狩猟や採集とちがって、あらゆる努力を払って農業を続けなければならなくなったというのは、正解かもしれない。人類は一年中農作業に追われることにことになり、飢えの恐怖に曝されることになったのだろう。

昔、東北地方で飢饉になると、人々は山に入って暮らしたということを聞いたことがある。農作物がとれなくても山で採取生活で生き延びることができたらしい。狩猟採取の場合の労働時間は、非常に短かったようだ。そういえば、TBSのウルルン滞在記でも、狩猟採取民はそれほど勤勉に食糧を確保しているようには見えない。

エデンが氷河期のペルシャ湾にあったという話は、非常に興味ある。海面が氷河期に200m下がり、ペルシャ湾が平坦な肥沃な土地となって豊かな暮らしがあって、それが言い伝えとして残ったという仮説は説得力がある。その他、ネアンデルタール人が絶滅した理由、旧約聖書には農業に関する記述が沢山あるといった面白い内容もあって、ページ数は少ないが中身が濃いと思う。

午後は日の出ている内にということで、散歩に出かけた。近くの調整池のフェンスにカワセミの雌が止まって水面を見ていた。毎年、冬になるとカワセミが越冬している。ブラックバスやブルーギルが多いので、小魚は少ないと思うが、何を捕っているのだろう。散歩コース一周で18種類の野鳥を見ることができた。手振れ防止付きのお散歩カメラのアナログ+デジタルで36倍ズームは、メモに威力を発揮している。

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2005/01/09

日曜日は鳥を見て

050109今日も寒くて6時半に目が覚めた。地面の表面が凍り、場所によって霜柱が土を持ち上げていた。寒の入から急に冬らしくなってきた。

050109_1午前中は近くの公園で探鳥会を開催するので、公園の駐車場で参加者を待った。池には氷が張っていて、バンやハクセキレイが氷の上を歩きながらエサを食べていた。時間になったので、池の周囲を回るコースに出た。池の中には、コハクチョウが9羽もきていた。その他、ヨシガモ、オカヨシガモ、ミコアイサなどカモが11種類も観察できた。本当にこの池は、霞ヶ浦水系の中で一番カモの種類が多く、近くで見ることができる。

池の周囲には沢山のサクラの木が植えられているけれど、毎年1月ころに数本のサクラの枝に花が咲く。サクラの木全体に花が咲く訳ではないので、突然変異の枝変わりなのだろう。氷の張る池とサクラの花の対比は奇妙だけれど、毎年この時期は、真冬の花見を楽しみにしている。

池から離れて谷津田に小鳥を探していると、突然頭上にオオタカがあらわれた。6、7mくらい上だったので、非常に良く見ることができた。カメラを持っていないのが残念だった。10秒ほどで高度を上げて飛び去っていった。今日は非常についている。今日は三時間弱で40種の野鳥を観察することができた。

050109_2コースの途中に杉林があるけれど、雄花がたっぷりと付いていて、それも膨らんでいた。もう半月もすると黄色い花粉をもうもうと振りまくのだろう。木の下を通ったら黄色くなりそうだ。花粉症のあるきたきつねには恐怖の的だ。次回の探鳥会は休みにしたいくらいだ。

午後は、NPOの理事会で、定例の打ち合わせと、2月の総会に向けての準備の話し合いで、午前中の疲れで集中できない。休みがないのも考えものかもしれない。

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2005/01/08

カリスマの消え方

今日も快晴で、南側の部屋は暖房がいらないくらいだ。日本海側の街に生まれたきたきつねは、冬の快晴の日がたまらなく嬉しい。どんよりとした曇り空から雪が落ちてくる日々は気分を暗くするようだ。

今日は午前中は読み残している本や雑誌を読んでいた。午後からは、日本野鳥の会茨城支部の役員会に出るためひたちなか市まで出かけた。国道6号線は、石岡と水戸の一部で何時も混雑している。四車線化の工事をしているが、まだまだ時間がかかりそうだ。

久し振りにYahooオークションのサイトを覗いてみた。何時見ても色々なものがでている。秋葉原の裏通りを歩いているようだ。オークションサイトだと、検索できるので探したいものが直ぐに見つかるというのがいい。結構あやしい出品者がいるようだ。怪しい銀行口座のリストというのもできていた。物凄い数の口座があるようで、魑魅魍魎が跋扈しているようだ。

昨日、NHKの海老沢会長が辞任を示唆したというニュースがでていたが、本人の談話を聞く限り明確に辞任は示唆していないし。「やっぱり私がいなければ、だめだ」といって居座れると思う。それにしても、責任者の身の処し方は大切だと思う。責任者は、高い給料と色々な便宜を享受できるのも、決断とその結果に対して責任を取らなければいけないからだ。

特にカリスマは消え方は重要だと思う。ここ数年、西武の堤、ダイエーの中内、読売の渡辺、マクドナルドの藤田などのカリスマ達の消え方を見ていると、人としてのあり方や本性がでてしまうものだと思う。築き上げた栄光が、一瞬にしてなくなるというのは、本人が一番悲しいだろう。

カリスマは、自分が絶対であるため、後継者となる人材を育てられない。後継者がいなければ組織は消滅するしかない。

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2005/01/07

七草

050107今朝は冷え込んでいて車のウインドが完全に凍りついていた。でも日中は気温が上がって13、4度くらいになったようだ。

朝食は七草粥にしたが、電気釜で作ったので糊のようになってしまった。まあ一年の健康を祈っての儀式と思って我慢して食べた。お粥は好きな方だけれど、今日のはどうも不味かった。

昨日、中国で13億人目の男の子が生まれたということだ。日本の十倍以上の人口ということだ。でも本当に13億なのだろうか。戸籍に登録された人口ということで、実際は15億人くらいいてもおかしくないような気がする。それにしても一人っ子政策と寿命が伸びて、人口構成が高齢化にシフトしているということだ。一番問題は
男女の人口の不均衡で、100:119.92で男が多いということだろう。男女平等といいながら、跡継ぎにということで、女の子は中絶されるか、死産として処理されていると聞いたことがあるが、これほど不自然な比率になると、異常だ。

050107_1今日も弁当がないので、つくばにある中華料理店「星乃家」のラーメン専門店「山水」にラーメンを食べにでかけた。豚の背油の入ったトンコツ風のラーメンで、麺の量は大盛りも無料という。もちろん始めての店は全て普通ということにして、食券を買ってカウンターに座った。空いていたのでラーメンはタイミングよくでてきた。スープを飲むと、豚肉の良い香りがした。麺は無カンスイの中麺で、のど越しがいい。ちょっと麺が少なめかな。スープは、トンコツというほど白濁していないし、麺に合わせてちょっと味が濃いめだけれど、くどくはない。中性脂肪が気になるきたきつねは、背油を除けながらスープを半分だけ飲んだ。旨くて癖になりそうというほどでもなく、普通というところだろう。

マックホルツ彗星が見えるというので、八時半頃から空を仰いでいたが、素人の悲しさで見つけられなかった。「すばる」の横に出るはずだが、明日の晩も挑戦することにしよう。

050107_2近くのシネコンプレックスに「Mr.インクレディブル」を見に出かけた。字幕版が1回しか上映されないので、9時40分という遅い時間になってしまった。定員118人の一番小さな劇場で、四割くらいの入だった。予告編と、PIXERの短編アニメがあったりして、10時近くに本編が始まった。

想像していたよりも、ストーリーも良く、アニメーションもできが良く面白かった。なんともアメリカンスーパーヒーローらしく、さらにそれを皮肉っているというのがいい。細かなところにこだわっていて、かつインチキ臭いけれど、アニメだから許してねという遊び心が見えている。Mr.インクレディブルが勤めていた保険会社の上司が、イッセー尾形に似ていたのが笑えた。一番良かったのはエンドタイトルで、ハリーポッターのエンドタイトルも凝っていたが、こちらのほうがいいと思う。

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2005/01/05

正月ぼけ??

050105二十四節季の小寒で、今日から寒の入ということになる。日の入りがわずかに遅くなったような気がするので調べてみたら、冬至の12月21日の日の出は6:45、日の入りが16:27だったのが、今日の日の出は6:50、日の入りが16:37と、日の入りが10分長くなっている。毎朝散歩していると判るのだけれど、日の入りとは逆に同じ時刻の太陽高度が冬至からだんだんと低くなってきている。ということは、日の出が遅くなっているということで、小寒のあたりが一番遅くなっている。明日、明後日あたりから日の出の時間も早くなってくるだろう。

今朝の新聞の折り込み広告を見ていたら、パチンコ店のチラシの日付けが1月5月[水]6月[木]となっていた。完璧な校正落ちで、印刷屋も正月ぼけなのかもしれない。新聞のチラシで裏が白で大判のフルカラーのものはパチンコ店のものだけだ。通勤経路にあるパチンコ店の横を毎日通っているけれど、夕方駐車場はがらがらで、あまり人が入っていないようだ。

テレビドラマ「ナニワ金融道」でパチンコ依存症の主婦が出てきたが、今のパチンコは一度に何万も使うらしい。正月も夫婦でパチンコに狂って生後6ヶ月の赤ちゃんを車の中に約12時間放置して死なせている。ギャンブルや宝くじは、胴元が確実に儲かる仕組みで、儲けようとしても期待値は非常に低い。麻雀も雀荘が儲かるだけだろう。予備校のころは良くいったけれど、パチンコ店のないところに暮らすことが多かったので、パチンコはもう二十年以上したことはない。でも知らない街でトイレが見つからない時には、パチンコ店のトイレを借りている。

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2005/01/04

仕事始め

040104霜柱が至る所にできている。細い氷の柱が無数に地面から生えている。3cm位の小石が霜柱に持ち上げられている。近くの古代の遺跡にいくと霜柱で押し上げられた石の鏃や土器の破片が地面にでてきて、春先の雨で土があらわれると見つけられる。

今日から仕事始めで、久し振りに出勤した。オフィスが完全に冷えきっていて冷蔵庫の中のようだった。暖房のスイッチを入れてからも、なかなか暖かくならなかった。メール整理をしてから、昔の職場に年始の挨拶にでかけた。

五年ほど前から年末も特に仕事納めで飲むことももなく、終業時間まで普通に仕事をして帰り、年始も午前中トップの挨拶があるだけで、普通に仕事をするというパターンになってしまった。そのためか新年を迎えたという気分にならず、長期休暇明けという感じになってしまている。

家庭でも同じように、テレビや新聞は正月といっているけれど、元旦から開いている店も多く、正月料理といっても下手をすると平日に食べている料理よりも劣っていたりするから、やはり長期休暇という感じだ。お店に買い物にいっても、着飾っているひとは皆無で、普段着でうろうろしている。年賀状と子供達にお年玉をあげるというのが、お正月らしいところかもしれない。

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2005/01/03

散歩の成果

050103正月休みも残り一日となってしまった。明日からの仕事に備えて体調を整えることにして、朝から本を読んだり、MacintoshのHDのバックアップを取ったりした。

午後からかみさんと散歩に出かけた。いつもよりも遠回りで、近隣公園まで足を延ばした。遊歩道を歩いていると、タカの食痕を見つけた。ドバトの羽でたぶんオオタカではないかと思う。それにしても、血が一滴も落ちていないのが不思議だ。さらに進むと、キジバトの羽が落ちていたので、近くに食痕があるのではないかと探したが、見つからなかった。

松林に入るとビンズイが地面でエサを食べていた。我々に気がついて鳴きながら飛んでしまった。池の横の遊歩道を歩いていると、植え込みから青い小鳥が飛び出して枝に止まった。ルリビタキだ。去年も来ていた個体だと思う。去年は若鳥でまだ雌と同じような羽色だったが、今年は綺麗な雄の羽色になっていた。

新年から幸せの青い鳥に出会うことができて、さい先が良いかもしれない。

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2005/01/02

鳥見始め

050102今朝も冷え込みが厳しかったので、霜柱が長く伸びていた。でも、太陽が高く昇るに従って暖かくなってきた。

朝から毎年恒例になってる新春探鳥会に出かけた。土浦市の乙戸沼公園でカモ類を見て、常磐道を走って瓜連町の古徳沼でオオハクチョウ、中里溜でヒシクイ、那珂町の一ノ関溜でコハクチョウ、ひたちなか市の海岸にでてシノリガモ、カモメ類、那珂川河口でカモメを見ながら昼食、大洗町の涸沼でホオジロガモ、茨城町の涸沼でミサゴ、ハイイロチュウヒを見て日没という行程で、走行キロ200kmを越える大遠征になった。今回は全部で67種類の鳥を観察することができた。

今年は例年になくシノリガモが多く、一ケ所で10羽くらいの群れを見ることができた。シノリガモは夏は山間部の渓流で繁殖して、冬は荒磯海岸で越冬するカモだから、高い波の間を潜ったり、泳いだりしているので、写真を撮るのが難しい。

050102_0撮影したオオハクチョウの顔の写真に嘴の縁の櫛の歯状の突起があるのがちゃんと写っていた。水に浮いた浮遊物を漉しとって食べるのに使うのだろう。日本国内のハクチョウは多くの場所で餌付かされているので、近くでじっくり観察できるのがいい。

050102_2日没の東の空を北に向かってジェット機が飛んでいた。上空に強い寒気が入っているので飛行機雲が長く伸びていて、それに夕日が当たって光って火を吹いているように見えて、綺麗だった。

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2005/01/01

初詣で

050101新年を迎えた。昨日とうって代わって、青空の正月になった。

新聞をゆっくり読んで、お雑煮を食べて、届いた年賀状を見ながら午前中を過ごした後、近くの鹿島神社の末社に初詣でに出かけた。この神社への初詣ではもう十年以上にもなる。地元の人達は、たき火をしてお神酒や甘酒を飲んで、午前零時をまって初詣でをしているが、他所ものは時間をずらしてお参りさせてもらっている。

050101_1この神社は、地元の人達が毎年交代で維持管理していて、その行事の様子は土浦市立博物館で記録映像を見ることができる。鳥居の上には、稲藁の龍が載っていて、藁の酒樽が下がっている。龍の舌は人参で、目は和紙に籾殻を包んだもののようだ。地域社会のつながりを保つために必要な行事になっているようだが、世代が代わってくるとどうなるのだろうか、ちょっと心配なところだ。

050101_2帰り道、公園の池の周りを回って鴨を見るのも恒例にしているが、今年もコハクチョウがきていた。5年ほど前は最大30羽くらいのコハクチョウが越冬していたが、近くにホテルができてから、正月の前後僅かの期間だけ来るようになってしまった。正月になってくるのは、本来の越冬地が正月で給餌が少なくなるからではないだろうか。

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