初詣で
新年を迎えた。昨日とうって代わって、青空の正月になった。
新聞をゆっくり読んで、お雑煮を食べて、届いた年賀状を見ながら午前中を過ごした後、近くの鹿島神社の末社に初詣でに出かけた。この神社への初詣ではもう十年以上にもなる。地元の人達は、たき火をしてお神酒や甘酒を飲んで、午前零時をまって初詣でをしているが、他所ものは時間をずらしてお参りさせてもらっている。
この神社は、地元の人達が毎年交代で維持管理していて、その行事の様子は土浦市立博物館で記録映像を見ることができる。鳥居の上には、稲藁の龍が載っていて、藁の酒樽が下がっている。龍の舌は人参で、目は和紙に籾殻を包んだもののようだ。地域社会のつながりを保つために必要な行事になっているようだが、世代が代わってくるとどうなるのだろうか、ちょっと心配なところだ。
帰り道、公園の池の周りを回って鴨を見るのも恒例にしているが、今年もコハクチョウがきていた。5年ほど前は最大30羽くらいのコハクチョウが越冬していたが、近くにホテルができてから、正月の前後僅かの期間だけ来るようになってしまった。正月になってくるのは、本来の越冬地が正月で給餌が少なくなるからではないだろうか。
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