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2005/01/16

『唐招提寺展』を見に

050116今日は雨の中上野の東京国立博物館で開催中の『唐招提寺展』を見に行った。いつもの特別展と違って入場料が1,400円と100円高くなっていた。修理費用の寄進が入っているのだろう。

唐招提寺金堂は現在平成の大修理のために解体中で、金堂に安置されている門外不出の盧舎那仏と四天王像が展示されているので、是非見たいと思った。さらに、御影堂の国宝鑑真和上座像と東山魁夷画伯の障壁画も見られるという、素晴らしい企画で、東京では二度と見ることはできないと思って無理をして出かけた。

会場の「平成館」の入り口の右側の展示室で、東京芸術大学の学生が作った盧舎那仏の脱活乾漆造の製作過程を示す模型があって、ちょうど製作した学生さんが説明していた。その隣の部屋では、「仏像のひみつ」という子供向けの仏像の展示があって、これもことばや作り方等基礎的な解説があって楽しめる。

展示会場に入る前に大画面のバーチャルリアリティーで金堂の空間を見てから、会場に入ると、内部に金堂の雰囲気が再現されていて、盧舎那仏と四天王像が広い空間にならんでいた。全てを間近に見ることができるというのはすばらしい。金堂の修理が終わってからでは、盧舎那仏や四天王像の周りを回ってみるというのは不可能になるだろう。

もう一つの会場では、御影堂の障壁画の展示を見ながら奥に進むと、鑑真和上座像が安置されていた。これも非常に近く、手で触れることのできる感じだった。

盧舎那仏、四天王像、鑑真和上座像は作られた頃は、彩色され貼られた金箔も輝いていてさぞ美しかったのだろうと思う。レプリカで再現できないものだろうか。

今回の収穫は、鑑真和上が日本に渡るのに五回も失敗した末に、六度目で日本に辿り着いたということは知っていたが、五回全てが船が難破して遭難したのではなかったことだ。ちゃんと調べておくことが必要だった。

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コメント

はじめまして、唐招提寺展。良かったですね。
きょう国立博物館に行って見てきました。
人が多くてゆっくり見るのは大変でしたけどね…。

奈良へ旅する予定があるので参考にしようと思って行ったら参考どころか早く行きたくなってしまいました。

投稿: たぬきさん | 2005/01/22 20:38

たぬきさん

なかなか良かったでしょう。盧舎那仏はどうでした。あのような展示は、この次といえば百年後になってしまいますから、本当に眼福ですね。

投稿: きたきつね | 2005/01/24 20:22

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