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2005/02/26

食品の安全

昨日、新聞で話題になった研究者から本省の課長になった、農林水産省の消費安全政策課長の山田友紀子さんの講演を聞くことができた。『食の安全』と『食品の安全』は違うということから始まって、リスクコミュニケーションなど、国連のCODEXなどに関わっていたということで、非常に示唆に富んだ内容だった。

『食の安全』は『食品の安全』よりも広義な意味があって、食糧の安全保障や安定供給も含んでいるということで、農薬などの生産履歴に関係するのは『食品の安全』を使うのが正しいということだ。

食品は、エネルギーと栄養が主で、健康にも関係するといったことで、体に良いからといって摂取し過ぎると、逆に毒になることもある。ニンニクは適量食べるとサラサラ血に良いらしいが、食べ過ぎると障害がでる。過ぎたるは及ばざるがごとしということだろう。病院から貰う薬は処方があって飲むけれど、食品は限度が示されていないので、過剰摂取の問題がでる。

食物については極端になりがちかもしれない。体にいいとなるとそればかり食べることが良くあるし、ちょっと悪いとなると他の重要な成分があっても食べなくなったりする。マグロやカジキなどの大型の魚に蓄積している微量水銀が胎児に悪影響を及ぼす可能性があると聞いた中年の男性が過剰反応して魚を食べなくなると、心臓疾患や脳卒中のリスクが高くなってしまうといったことになりがちではないだろうか。

栄養や機能性成分はサプリメントではなく食品から摂取するのが一番良いという話もしていた。確かに、病人も点滴よりも口から食べた方が回復が早いということも聞いたことがある。人という動物にとって、食事は必要不可欠な行為なのだろう。

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