« 2005年2月 | トップページ | 2005年4月 »

2005/03/31

起承転々

一日曇りで夕方からちょっと雨が降るという今一つの天気だった。ようやく荷物の整理と引き継ぎを終えることができた。もうどたばたで、引っ越しができるのだろうか。今日、退職する人たちが挨拶にきていた。

夕方から職場の送別会でシャブシャブ屋にいった。記念品として映画の鑑賞券をもらった。こんど行く先にもシネマコンプレックスがあるということだ。一人で映画を見に行くのはちょっと寂しいかも。参加者全員が一言づつ送る言葉をいってくれた。若い連中は三年前にきたきつねが今の職場に赴任する時に、どんな人かということで名前をGoogleで検索したら、趣味のことばかりで、仕事の話が30番目よりも後にでてきたので、不思議な人が来ると思ったらしい。もう仕事らしい仕事をしなくなってから七年くらいになるのだから仕方ないだろう。

日経新聞に連載中の免疫学者石坂公成先生の私の『履歴書』が最終回になった。その中で、「私が日本に帰って感じたことは、日本人の考え方が三十五年前とは変わってしまったことだった。学生達は自分が何をするかよりも、有名な大学に入ることや安泰を第一としているし、エリート達は名を上げることやほめてもらうことを目的として生きているように見える。」と書いていたが、きたききつねは石坂先生よりも若いけれど、同じような感じをもっている。

石坂先生は自然科学の美しさに魅せられたといわれているが、日本が戦争に負けて、苦しい時代に暮らしていたためか、日本をなんとかしなければとか、社会を何とかしなければという気持ちが強かった気がする。きたきつねは『食う・寝る・住む』のどれかに関係する仕事に就こうと思っていた。初志は貫徹できていないが、少しは役に立つ仕事ができていると自分では思ってる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/29

グリコのおまけ

050329天気予報では晴れだったが、一日曇り雨と暗い天気になってしまった。今日も残務整理、こまごまとしたものが残っている。どうしよう。

帰りにコンビニに寄ったら、グリコのおまけに童話の豆本がついていたので、一つ買ってみた。『あかずきんちゃん』、『あたまやま』など全部で16種類あるらしい。とても良くできている。子供が口に入れても安全な素材を使っているらしい。グリコのおまけは、昔に比べると大きくなっていて、ちょっと前には木製のおもちゃが入っていたことがある。

子供の頃は、あまりグリコキャラメルは買ってもらったことがなかったけれど、たまにおふくろが買ってくれた時には、おまけがとても嬉しかったように記憶している。でもA HREF="http://www.glico.co.jp/kinenkan/omocha/omocha.htm">グリコのおもちゃの歴史のサイトを見てみたが、子供の頃の年代のおもちゃを見ても記憶になかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/28

つくば農業環境科学研究センター

050328朝起きると雨が降っていた。昨日は、電器店にいって冷蔵庫、洗濯機、電子レンジの単身赴任三点セットを買って、現地の店舗から配達してもらうように頼んできた。引っ越しシーズンで店内は混んでいて、なかなか注文できなかった。配達の日程も希望通りになって、一安心。午後から仕事場の片付けにいったけれど、残務を処理していたら、片付けができなかった。なんだか実感がないので、荷造りもできない。

今日の昼食は、この前から懸案になっていた『つくば農業環境科学研究センター』の正体を調べに雨の中を『むつみ屋 つくば店』に「春豊ラーメン」を食べにでかけた。ちょっと遅くなったけれど、店内は空いていた。ラーメンを食べ終わって、店長らしき人物に、『つくば農業環境科学研究センター』なるものはどこにあるのか聞いた。すると意外な答えが返ってきた。

なんでも、『むつみ屋』に米を入れている業者の営業が、農林水産省の独立行政法人の研究所にいた(?)らしくて、その人物が保証したから、『お墨付き』だというとんでもない話だった。はり紙は、店長が近くの農林研究団地の研究所の名前をうろ覚えで書いたようだ。それだから研究所の名前がシャッフルされていて何だかわからん名前だと思った。

だいたい、米の品種鑑別は確か『(株)植物ゲノムセンター』『穀物検定協会』あたりがやっているのではなかっただろか。食品総合研究所でもDNAで品種判別の技術を研究しているが、そのようなサービスをしていないと思う。それにしても『お墨付き』というのは前時代的な言葉を使ったものだ。

『むつみ屋 つくば店』の『お墨付き』は、一種の詐欺行為といえる。これで使っている米が、コシヒカリでなかった時には、もっと大変なことになるだろう。これで引っ掛かっていた疑問がひとつ解決した。『つくば農業環境科学研究センター』を検索してこのブログにきた人もたくさんいるけれど、今度『むつみ屋 つくば店』に行った時に、あのはり紙が無くなっているのを見てきて欲しい。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005/03/26

送別会

050326朝、外に出ると久し振りに霜が降りていた。散歩コースの途中にある池にヒドリガモのメスが一羽いて、寂しそうにしていた。故障がなければいいけれど、渡り遅れなのだろうか。

染井吉野の蕾はまだ小さく固いようだ。それでも一週間前に比べると大きくなっている。来週の後半には咲き始めるだろう。桜の花の下を出発するのは気持ちがいいだろう。

急いで転勤の荷造りをしようと思うのだが、一人分なので何を持って行くか思い浮かばない。電器製品は現地調達するので、布団と身の回りのものくらいだろうか。

夕方から友達の家で送別会をしてもらった。仲の良い三家族で、いつも集まっている。手巻寿司とお酒。お酒は、 新潟県越路町の朝日酒造の『久保田 萬寿』の生酒で『久保田』発売20周年を記念した特別な酒を飲んだ。非常に美味しくて、ちょっと飲み過ぎてしまった。具合が悪くなったわけではないが、気持ちよくて動けなくなってしまった。宴会等では、何時もは緊張して飲んでいるので、あまり酔わないようにしているが、仲間と飲む時はどうもリラックスしすぎで酔ってしまう。実に楽しかった。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/25

流れ流れて

050325旧暦2月16日、月齢15日、満月。今朝は寒い。昨日は雹が降ったようで、場所によっては相当強かったようだ。孟浩然の五絶『春眠不覚暁 処処聞啼鳥 夜来風雨聲 花落知多少』の雰囲気かな。

愛知万博のオープン日で、10万人予想が半分くらいだったようだ。人員輸送や給食に問題がありそうで、混雑のきらいなきたきつねには向かないようだ。

午前中に上司から連絡があって、新潟に異動が決まった。始めてのところで、かつ単身赴任ということで、不安要因が多い。この年になって窓際にいると、行くか辞めるかの二者択一しかないので、行く場所があるだけ有り難いかもしれない。今の仕事も三年目でちょっと飽きてきたところで、新しいところというのは刺激があっていいかもしれない。

これから春の渡りのシーズンになるので、どんな鳥を見られるか楽しみだから、いい気なものだ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/03/24

文房具チャンピオン

050324朝の散歩にでていつもの散歩道を歩いていると、歩道の上に沢山ミミズがはい出してきていた。やはり暖かくなったので、動きが活発になってきて、昨日の雨で土の中の水分が多くなって、息ができなくなってでてきたのだろう。

今日も一日天気が悪く、夕方から雨が降り始め、夜半過ぎから雷とともに強い雨になってしまった。東京電力の雨量・雷観測情報サイトで見ると地面への落雷は多くないようだった。東京電力の営業エリアという制限があるが、このサイトは6分おきに自動更新していて、雷と雨の動きがライブで見えるというのがすごい。

今日はテレビ東京のテレビチャンピオンで『文房具チャンピオン』の放送があった。今回は第四回で前回までの二回連続チャンピオンとなった高畑文具王が連続優勝するかどうかが注目の的だ。用事があってリアルタイムで見ることができなかったので、午前二時までかかって見終えた。疲れた。挑戦者の大部分が業界関係者というのはちょっと寂しかった。

最初のセレクションは、ファンシー文具と日記で有名なミドリの工場での撮影だけれど、問題はミドリと関係ないものだった。文房具を作るビデオを見て、メーカーと商品名を当てる問題。高畑文具王がニチバンのセロテープが判らないとは、ちょっと不安になってしまった。こんな問題は、JASTの『サイエンスチャンネル』の「THE MAKING」を見ていれば判るのに。ここで破れるはずがないと思ったが、ちょっとハラハラした。かろうじて勝ち上がったが、演出かなと思ったりして。

二回戦は、輪ゴムの一箱分の輪ゴムを全部つないで、引っ張ってどれだけ伸びるかという問題は、輪ゴムの切れるまでの伸び率は7〜8倍だから文具王の予想の330mはいい値だったけれど、実施は屋外という条件で風の影響と、輪ゴムの重さの影響で250mまで持たなかった。川端挑戦者が一抜け、これは誤算だった。

次の挑戦は、それぞれが提供されたボールペンの中から一本を選択してその筆記距離を競うというもので、5,000mを軽く越えるとは思わなかった。ゼブラの0.5mmを選んだ文具王が10mの僅差で抜け出す。パイロットのタプリを選んだ挑戦者はボールペンをテープに押し付ける力をもう少し軽くしていたら、勝負はひっくり返ったかもしれない。二月の寒空に軽トラの上でよく頑張ったと思う。若くないとできない。

最後の問題はシャープ芯の強度予測の問題で、芯の支持の条件がテレビCMと違っていたので、想定よりも少ない荷重で折れてしまった。

三回戦はロフトの売り場にある文房具で、面白度が高いものを持ってきて観客の投票で点数の高いものから勝ち抜けという問題で、高畑文具王は自分の開発した文具ばかり選んで勝ち抜けた。これは反則のような気がするけれど・・・。これで最後の二人に絞られた。

最後の問題は、サドンデスの○×問題で、これは文具王の独断上で、最後のヤマト糊の原料を正解して三連覇達成となった。でも問題を出すのがどうして『鉄拳』なのか判らん??テレビということもあって、ある程度ビジュアルもあって、ちょっとは演出があることは想像できた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/23

辛夷咲く

050323今日は彼岸明。朝の散歩道でコブシが咲き始めた。花芽の毛の生えた皮がくるりと剥けて白い花が顔を出している。昨年よりも一週間ほど遅いようだ。でも、コブシの花が咲くと卒業式と送別会のシーズンになる。

きたきつねはコブシの花が好きで、早春の夜に散歩していると、夜の闇に白く浮かび上がる風情がなんともいえない。今住んでいる街には、街路樹がコブシが並木になっている道があって、毎年花が咲くのを楽しみにしている。

050323_1道路のまん中でカラスが何かつついていたので、急いで近づいてみるとキジバトの死体だった。車が来る度に逃げて、車が居なくなると戻ってきて、羽を毟ってつついている。タカに比べると、無茶苦茶に羽を毟るので、周りは広い範囲で羽が広がっている。

今日は定例の会議の後、定年退職者の送別会だった。再就職が決まった人、まだの人と悲喜こもごものようだ。再就職できなければ、年金が出るまで退職金を食い潰すことになるので、大変だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/22

日本航空はどうした

昼前から雨になってしまった。春先はビタミンのバランスが崩れるのか、よくお腹が空くのと非常に眠たい。

福岡県西方沖地震の被災地も雨のようで、地盤が弛んでいるところに雨だと二次災害が心配だ。新聞を見ていると、色々な場所で液状化や地盤のずれがおこってる。田植えの準備に入る頃だけれど、農業用のため池に被害が出ていなければいいと思う。

ところで、日本航空はどうなっているんだろう。今年に入って、ミスが立続けに起きている。今日も、広島東京便で計器の異常、福島便で尻擦り、徳島空港で作業車が駐機中のエアバスに接触、成田で国際線のジャンボ機のエンジン付近のパネル脱落と一日に四件も事故が発生している。小さなミスが続くというのは、会社の労務管理になにか問題があるのではないだろうか。

ミスが表に出てくるということは、ひやり事故は相当あるということで、ハインリッヒの法則に従えば、いつ重大事故が起ってもおかしくないと思う。当分飛行機に乗る出張がないけれど、JALは要注意ということにしよう。

ブログのアクセスを見ていると、検索ワードに『つくば農業環境科学研究センター』というのが決まってでてくる。『むつみ屋 つくば店』でラーメンを食べた人が気になってググっているのだろう。あの後、いろいろと調べてみたが、電話帳にもないし、全く判らない。米の食味なり、品種を保証するというのは、簡単なことではないので、企業としてもちゃんとしたところだと思うし、となると電話帳にでていないというのは変だ。

『むつみ屋 つくば店』の近くには、『つくば農業環境科学研究センター』と似たような名前の『農業環境技術研究所』、『中央農業総合研究センター』という独立行政法人の研究所がある。でも、米の食味や品種鑑定等はしていない。さらに民間の『株式会社 植物ゲノムセンター』というところがあるが、ここで品種鑑定をしているかもしれないけれど、名前が違う。『つくば農業環境科学研究センター』というのは、どうもインチキ臭い感じがする。

『むつみ屋』のラーメンはそこそこだけれど、リピートする気になかなかならないのだけれど、一度調査にいってポスターの画像を押さえてから、店員を問いつめてみよう。


| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005/03/21

春分の日

050321今日は旧暦二月十二日、月齢約11日で春分の日、お彼岸のお中日。お中日には、浄土真宗の寺院では、報恩講が催される。子供の頃、祖母に連れられてよく出かけたものだった。「おとき」というお弁当がでるのが楽しみだったような気がする。このごろは、仏壇にお花も、お供えもしないことが多くなってしまった。今日慌てて仏花を買ってきた。御先祖様には申し訳ないことをしている。

昨日の地震の被害がはっきりしてきた。玄界島は、人は死ななかったけれど、壊滅的な被害を受けているようだ。福岡市内も地震直後にビルの窓ガラスが割れて降ってきたようだし、今日はビル倒壊の危険があるようで避難勧告がでている。新潟中越地震と違って震源地が海というのが、被害が大きくならなかった原因になるのだろう。日本全体で地震が起るのではないかと不安になる。

防衛大学校の卒業式で、日本人の入学者445名の3割強が自衛官にならなかったということだ。132人も中途退学するといのは、大学校としても問題だろう。

050321_1散歩道の途中の家の庭の梅の木は、白梅なのに、木全体にぽつぽつとピンクの花が混じっていた。紅梅にしては色が淡いので、変異の可能性が高いようだ。何時も通っているのに気がつかなかった。道端を注意してみてみると、庭の花壇から逃げ出した、パンジーやクロッカスなどが咲いていた。そういえば、モンシロチョウを今年初めて見た。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/20

九州で地震が

今日は10年前にオウム真理教による地下鉄サリン事件が起った日だ。閉鎖した環境の地下鉄で毒ガス兵器のサリンガスを放出するという、暴挙で多くの死者をだし、生き残った人達は今でも後遺症で苦しんでいる。こんな事件を起こした主犯の麻原被告の裁判がまだ続いている。麻原被告は完全に自分の殻に閉じこもって出てこないので、裁判も進んでいない。日本は、犯罪者の人権とやらが大事にされて、被害者の人権が無視される国だから、この裁判も麻原が死ぬまでずっと続くのだろう。

昨日の朝日新聞の『be』に「エコファンド」を発売しているグッドバンカーズ社長の筑紫みずえさんの特集がでていた。31歳からビジネスの世界に入って、『社会的責任投資(SRI)』型の投資信託を売り出す会社の社長になった人だ。筑紫みずえさんの経歴を見ると、窓際のしょぼくれ親父のきたきつねと同い年だ。

高校生の時に書いた小説が賞をとり、寺山修司のアシスタントをしていたという。「高校生」、「寺山修司」のキーワードで、学研の「高3コース」を思い出した。今から四十年ほど前に、学研の高校生向け雑誌に「高1コース」、「高2コース」、「高3コース」があって、その誌上で寺山修司が、詩の選者や人生相談をしていたことを覚えている。最初の頃は面白かったのだけれど、常連がごちゃごちゃ初めてなんだか難しくなって読まなくなったような気がする。雑誌の常連達が寺山の下に集まって「天井桟敷」、「赤テント」などになっていたはずだ。

その流れの中に筑紫みずえさんがいたということになる。才能のあるひとはどこで、何をしても開花するものだという思いが強い。とてもうらやましい。

今日の午前11時少し前、福岡、佐賀で震度6弱の強い地震があった。震源の深さは9km、地震の規模はM7.0という九州で観測開始以来の最大の地震ということだ。今でも余震が続いている。新潟中越地震から五ヶ月足らずで今度は九州だ。何か不安になる。被害の状況がまだ完全に把握できていないようだが、まだ被害が広がる気がする。

夕方の散歩の途中、タカがドバトを食べた痕を見つけた。昨日は無かったから、今朝のことだろう。風で羽が散乱しているが、羽の特徴でドバトだと直ぐに分かった。近くの十階建てのアパートのベランダで暮らしているドバトだろう。

やっと家族皆の予定があって、娘の卒業祝いに『百香亭 大学店』に中華料理を食べにいった。店内は混んでいたし、狭いのが難点だけれど、料理は味も良く非常に満足できるものだった。残念だったのは「小籠包」の大切なスープが全部抜けてしまっていたことで、これはちょっと不満だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ローレライ

昨晩、近くのシネマコンプレックスに『ローレライ』を見にでかけた。九時過ぎの最終回だったけれど、客席は大分埋まっていた。10分前に入場案内のあった『鉄人28号』は、二、三人しか入っていなかった。大体にして鉄人28号に興味を持つのは昭和二十年代生まれだから、このタイプのアニメは見ないと思う。

『ローレライ』は予想以上に面白かった。話の設定は、テニアンから広島、長崎に続き、東京を爆撃するため第三の原爆を積んだB29を阻止しようとする潜水艦の話しだ。これが普通の潜水艦ではなく、ドイツか秘密兵器付きで譲り受けた「伊507号」というもので、形も普通の潜水艦と違って大きな大砲を2門付けた砲塔がついている。

新兵器というのが、エスパーを使った三次元探査装置『ローレライ』で、海底の様子や艦船の動きが詳細に見ることができるというものがからすごい。水中の潜水艦は、ソナーと水中聴音器しか外の様子を知ることしかできず、ソナーを使うと自分の居場所が敵に分かってしまう。だから音だけを聞いて敵の動きを探り、戦うしかなかった。それが音を出さない三次元探査装置で敵の位置が正確に判るのだから、これほど強力な武器はない。当たるところ敵なしというところだ。

ところがそのエスパーというのが、日系クォーターのユダヤ人の娘で、人が死ぬというショックを受けると気を失って三次元探査装置が動かなくなってしまうという設定になっている。その子と特殊潜航艇の乗り組み員のプラトニックラブが絡むという話になっている。

米大平洋艦隊を相手に、たった一隻の潜水艦が戦い、最後に、離陸したB29を大砲で撃ち落とすというのは、なかなかやるものである。エスパーの少女と乗り組み員を乗せた特殊潜航艇が、海の中へと消えて行った。特撮とCGがそこそこでこれがなかなか良くできている。

最後に、この話が米艦船の生き残りの乗り組み員から日本から来た作家が聞いた話というところで終わっていて、その作家の手首に艦長が特殊潜航艇の乗り組み員の託した奥さんの形見の腕時計があるということで、二人が無事だったという暗示になっている。

艦長役の役所広司が良い味出している。柳葉チャンもカッコいい。妻夫木君はいつも善い役ばかりで、うらやましい。海軍主計将校阿川弘之氏令嬢(??)阿川佐和子さんの大使夫人もなかなかやるもんだわ。潜水艦というのは、人の数が限られるので、キャストも少なく低コストで作ることができたのではないかな。特に東京の海軍総指令部の人の少なさなど手抜きはちょっと寂しかった。日本映画としてはよく頑張ったという感じだ。

ふと思い出したが、潜水艦内で反乱を起こした兵隊は、ジャングルで戦っていて助けられたという設定になっていたが、ということは陸軍のようだ。いくら寄せ集めといっても陸軍が、海軍の潜水艦の乗り組み員になるといのはおかしくないだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005/03/19

春を探しに 植物編

050319_4杉の林は雄花がたくさん着いて、凶悪な花粉を振りまき始めているようだ。目がイガイガ、鼻がグシュグシュとなって、咽が腫れているようで咳がでる。でも春が近い里山を歩くのは気持ちがいい。

日当たりのよい場所は、オオイヌノフグリの青い花が満開になって絨毯のようになっている。数はすくないけれど、カントウタンポポも黄色い花を咲かせている。もう少しするとタンポポ畑も出現することだろう。

050319_5桜の木の幹の割れ目に、赤い腹のヨコヅナサシガメの幼虫が蠢いていた。道端に蕗の薹が、黄緑色の顔を出している。蕗の薹を見ると口の中がほろ苦い気分になる。テンプラにして春を楽しむというのもいいかもしれない。ヒメオドリコソウのピンクの花もよく見ると咲いている。

050319_6雑木林の薄暗い道でも春が近づいている。ウグイスカズラのピンク色の小さな花が咲いている。注意していないと見落とすほど地味に咲いている。

それにしても植物と昆虫は苦手だ。種類が多くて名前がわからないこと甚だしい。何度教えてもらっても、右の耳から左の耳に抜けてしまうようで、覚えられない。何事も年齢がいってから始めるのは無理があるのだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

春を探しに 鳥編

050319春を探しに近くの里山にでかけた。天気はよかったけれど、ちょっと風があって歩き始めは寒かったけれど、後半は風も弱くなって非常に快適だった。青い空に所々に雲が浮かんで、谷津の上をツミやノスリが帆翔していた。谷津田も田起しが始まっていた。

谷津の上にあるため池のカモ達も渡りの季節を迎えて、そわそわしている風情だった。里山の道の日溜まりでスミレを探したが、葉ばかりで花を見つけることができなかった。例年だと中旬には見つけることができるのに、冬が寒かったからだろう。

050319_1雑木林に入る前の道に、シジュウカラの頭が落ちていた。綺麗に切り落とされているので、ツミの仕業だろうか。それともモズが犯人かもしれない。モズは時折小鳥を狩ることがあるので、可能性がないわけではない。

ちょっと離れた木の上にモズがいて、双眼鏡で見ていると口からペリットを吐き出した。モズが飛んでしまってから、木の下にいってペリットを探したけれど見つからなかった。近くの木の上にひからびたペリットがあって、見てみると甲虫が多いようだった。

050319_2モズのペリット探していて偶然フクロウのペリットを見つけた。ペリットの周りには古いペリットがバラバラになったのだろう、ネズミの骨が散乱していた。このペリットは吐かれてからまだそれほど日にちが経っていないようで、ほとんどがネズミの毛だった。目の前に広がる谷津田にいるハタネズミが犠牲になったのだろう。

050319_3今日は鳥が出ない割に面白いものを見たと思って、池を見下ろす台地の上に行くと、こんどは鷹の食痕を見つけた。犠牲になったのはツグミで、いつものように羽ばかりで、血の痕跡がなかった。それにしても綺麗に羽を毟るものだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/17

農民税

今日は彼岸入り、午後から雨になって、暖かくなってきた。暑さ寒さも彼岸までというから、春はもう少しだろう。ようやく帰りのバスを待っていても寒くなかった。

昼休みに新聞を見ていたら、フジサンケイビジネスアイに『中国経済の砂鉄』というコラムで中国の農村改革を扱っていて、その中で農民税のことが書いてあった。人口の七割もいる農民の貧しさは知っているが、50種にも及ぶ農民税のことは知らなかった。温家宝首相が農民税を廃止に動いているらしい。

都市のインフラ整備に何兆圓もの農民から搾取したお金が投入されてきているのに、農民は土地に縛られ歴代王朝と同じように貧しい暮らしをしいられているということだ。社会主義の国であるにもかかわらず、都市住民と同じに扱われていないという現実はひどい。

慌ててググって見ると農民税から中国の農業・農村・農民の三農問題につながる情報が沢山あった。人工衛星を飛ばし、原子炉を作りながら、満足に食事もできず、教育も満足に受けられない人達が人口の七割もいるという現実は、社会主義国日本の国民にはなかなか理解できない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/16

学会は学者のカラオケだ!

今日は暖かな一日となった。また、朝から夕方まで会議、もう気力がもたない。でも、この会議が終われば、緊張する会議はないので、一段落。プレゼンも好評でこれも一安心。

メモ帳を見てたら面白い話が書いてあった。「学会は学者のカラオケだ!」ということばで、どこかで読んで、面白いと思ってメモしたのだろう。その心は「誰も聞いていない。人はいるけれど、自分の発表の順番を待っている」というのだ。言い得て妙だと思う。実に上手い。これから春の学会シーズンで、こんな風景が至る所で見られることだろう。

学会にはとんと御無沙汰になっているが、何時から優しくなってしまったのだろう。昔は、変なおじいさん(どこかの名誉教授)が一番前の席に座っていて、若い人が発表すると、なかなかいい質問をしてくれたものだった。立ち往生するもの、非常に勉強になったものだ。誰か鬼軍曹にならないと、本当にカラオケ大会のままになってしまうかもしれない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/14

仰天の平均年収

050314寒い朝で霜が降りていた。水盤に5mm以上の厚さの氷が張っていた。やはり彼岸が過ぎなければ寒さは緩まないのだろうか。それでも寒さにもめげず、麦畑はあおあおとしている。

ある雑誌に、東証1、2部上場企業の平均年収がでていた。話題のフジテレビが39.8歳で1,529万円が一位ということで、ニッポン放送が39.4歳で1,165万円だ。電撃的な株の買い占めを敢行したライブドアは501万円らしいから、格好のターゲットにしたのだろう。テレビ局は軒並み40歳前後で1,000万円以上になっている。

銀行はトップ20位の中に銀行が三行も入っている。一番安いUFJホールディングスが38.7歳で1,050万円というのもすごい。金利が少数以下で預金者への還元なしで身内に大盤振る舞いというのは、預金者無視といわれても仕方がない。公的資金も投入されている銀行業界はまだ殿様商売のようだ。

すごいのは、キーエンスで、31.8歳で1,223万円という金額だ。のキーエンスは、センサ, 計測器のメーカーで、モノを作ってこれだけの給料が出せるというのはすごい。東証1、2部の上場企業の平均が605万円だからいずれにしても、若くて高い給料がもらえると贅沢してしまうのだろうな。

日本は社会主義の国なので、給料が高いところには反感を持ってしまうけれど、仕事を沢山して会社が儲かれば、給料が高くなるのは当たり前だろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/13

平凡な日曜日

050313天気予報では相当冷え込むということだったが、快晴で朝は霜が降りることもなく、それほど寒くならなかった。

午前中は、探鳥会のお世話で出動した。風が強くて体感温度が低いのがちょっと辛かった。カモは数が減っていたが、種類が多く参加者は喜んでいた。アシ原のオオジュリンは、頭の色が黒くなってきていた。チョウゲンボウが頭の上でホバリングしてくれた。小鳥も多く、観察種数はこの冬のシーズンで一番多い46種類だった。

花粉症なので、マスクをしているのだけれど、屋外では鼻の横から息が漏れて、眼鏡が曇って鳥を探すことができない。仕方がないので、マスクなしでいたので、鼻水がでてきて辛いこと。涙もでてそれが強い風で乾いて、目の周りが塩が吹いてしまった。

コースの途中に杉林があって、花粉症にとっては鬼門の場所だ。雄花が大量に着いていたが、幸いまだ花粉をだしていなかった。去年は、同じ頃には花粉を出していて、参加者の一人が枝を持って振ったら、黄色い煙りがでたので怒ったのを思い出した。

050313_2午後にあったNPOの理事会にでて、車のオイル交換をして、米を精米して帰ってくると夕闇の迫る濃紺の西の空に三日月がでていた。今日は旧暦2月4日で月齢2.7日だから、ちょうど三日月だ。快晴なので、本当に綺麗な月だ。

三菱自動車のGDIエンジンは、専用オイルの方がシリンダー内の汚れが少なく、燃費も良いということで、前回からディーラーで入れている。前回は愛車点検で無料だったけれど、今回は五回分のオイル交換のクーポンが5,250円ということで、クーポンにした。これは非常にお得だ。

実に毎日毎日殺人のニュースがないことがない。今日は特に多いようだ。三十歳の男が祖父母を刺し殺したという事件は、仕事で失敗をして怒られるから怒られる前に殺そうと思ったというのが理由ということだが、まったく自分勝手だ。祖父母を殺してどにもならないだろう。三十歳にもなって正業もなくアルバイトというのも、本人に問題があったのだろう。

TBSの『世界ウルルン滞在記』はつぶやきシローがタイのモン族のところでお菓子作りという話しだった。その中で、ココナッツの砂糖の濃い水溶液を沸かして、その中に卵の黄味をといたものを細い穴の開いた容器から落とすお菓子がでてきた。これは博多の『鶏卵素麺』そっくりだ。『鶏卵素麺』はタイから港町博多に来たのだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/12

泣いてたまるか

050312_2昨日、帰りに書屋に寄ったところ、渥美清のDVDコレクション『泣いてたまるか』の創刊号があったので買ってきた。このテレビドラマは、きたきつねが高校生の時に始まっていて、北海道は地元のテレビ局が放送していて、時間帯も曜日も違っていたけれど、主題歌を覚えているので見ていたのだと思う。

このドラマは、一話完結で、主演の渥美清以外は毎回キャスト、脚本、監督が違っているという、非常に贅沢なものだった。これが後のテレビドラマ『男はつらいよ』につながって、さらに映画のシリーズとなったのだろう。

1話の『ラッパの善さん』、3話の『ビフテキ子守唄』を見たが、これは見た記憶がない。というか、きたきつねはボケおやじなので、40年前の記憶など無いに等しいので、あてにならないというのが本当のところだ。それにしても出演者は非常に懐かしい顔ばかりだ。画面の中の人々、風景、生活が子供のころの世界で、ついしっかりと見てしまった。

昭和40年代前半は、まだ戦後をしっかりと引きずっているのが判る。大卒初任給が三万円までいっていなかったころで、渥美清が運転しているタクシーの料金が初乗り100円になっていて、随分高かった感じがする。40年代の終わりでも、初任給が57,000円で、友達が70,000円位でうらやましかったことを覚えている。

この種のシリーズは、創刊号が790円と格安で、2号目から1,890円になる。だいたい創刊号が一番売れて、最終号は創刊号の数%で終わるというのが普通のようだ。ロボット、ドールハウス、水彩画など色々なシリーズがあるが、日本中に中途半端なロボットやドールハウスが沢山転がっているのだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アカガエルの卵塊

050312春を探しに里山に行ってみた。谷津の休耕田の水たまりに、アカガエルの卵があって、もう大分オタマジャクシの形になっていた。アカガエルは先月の下旬から産卵を始めていたようだ。このエリアを調査している人に聞いたところ、今年はアカガエルの卵塊が非常に少ないそうだ。一昨年は軽く1000を越えていて、昨年も500位あったようだけれど、今年はその半分くらいということだ。カエルの世界に何かあったのだろうか。それにしてもアカガエルは霜が降りる時期に産卵を始めるというのが、不思議だ。

050312_1昼は、新しくできた『大阪王将』にかみさんと行ってみた。京都の屋台ラーメン『よってこや』があったところで、二、三年前に開店したのに上手く行かなかったのだろうか。

昼ちょっと前だったけれど三組ほど待っていた。席について「元祖焼き餃子」三人前とご飯、スープ、漬け物の「お徳プラスセット」を頼んだ。結構スピーディーに注文を捌いているようだけれど、我々のところは「お徳プラスセット」が来ただけで、後からきたテーブルには「元祖焼き餃子」がでているのに、「元祖焼き餃子」がこない。ウエーターに言うと慌ててカウンターにいったが、待つことしばしかかてやっと出てきた。

ご飯もスープもさめてしまった。「元祖焼き餃子」は期待していたが、熱々だったので一個を口に入れられなかったので、半分で噛み切ったが、皮と餡がばらけてしまった。食べ難いこと、食べ難いこと。肉の練りが足りないので、野菜が上手くつながっていなくて餡がばらばらになっていた。皮も上手く閉じられていないので、噛むと開いてしまう。

毎日、手作りと言うように書いてあったが、水曜日に開店したばかりなので、製造技術が未熟なのかもしれない。それにしても、餃子作りとしては我慢ができない感じだ。宇都宮のチェーンの『みんみん』の餃子のほうが数段上だと思う。

おまけにかみさんのご飯の中に、太いしっかりした『睫毛』が入っていた。どうやって睫毛が入ったか判らないが、かみさんのものではない。スタッフには注意しておいた。ということで、この程度だったら二回目はないねということで帰ってきた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/11

一生酒は飲まない

天気予報通り昼前から雨になった。まだ

昨日の中西衆議院議員のハレンチ事件は、相手の女性との示談、議員辞職で終わったが、一番分別が求められる国会議員がこのような事件を起こすことはあってはならない。酒を飲んでいたというのは言い訳にも何もならない。「一生酒は飲まない」といっているが、これまでも表ざたにならなかっただけで、酒での問題があったのではないかと疑われても仕方がないだろう。

喫煙問題で謹慎となったダルビッシュ投手が、謹慎明けで「喫煙、飲酒、暴力など法を犯す過ちは二度としません」といったらしいが、本当に守れるのだろうか。小さな声で「二十歳になるまで」といっていたりして。

ライブドアの主張が東京地裁に認められて、ニホン放送がフジテレビへの新株予約権を与えることができなくなった。でもライブドアとフジテレビの持ち株の合計が80%を越えそうなので、上場廃止になれば元の木阿弥のような気がするが、違うのだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2005/03/10

コシヒカリBL

日経ビジネスに『コシヒカリBL』の話題が出ていた。新潟県では従来の『コシヒカリ』に代えて『コシヒカリBL』を導入することで、魚沼などの産地が抵抗しているという話だ。複数の籾を混ぜるから違う品種だというひとまででているようだ。きたきつねは、専門家ではないけれど、耳学問で分かっている範囲で整理してみた。

『コシヒカリBL』というのは、稲に重大な被害をもたらす「いもち病」に抵抗性を持った品種群のことで、これまでも『ササニシキBL』というササニシキが宮城で作られていて、『ささろまん』というブランドで売られている。「いもち病」というのは「稲熱病」と漢字で書き、稲が熱にあったように枯れてしまう病気で、この病気にかからないように農薬を散布している。よく初夏にヘリコプターで空中散布が問題になっているあれだ。

「いもち病」には「穂いもち」、「葉いもち」など何種類もの菌があるらしい。米の品種開発でも「いもち病」に抵抗性のある品種を開発している。ところが、コシヒカリ神話のおかげで日本で栽培されている水稲の三分の二が、「いもち病」に弱いコシヒカリとその子供達になっていしまった。そのために全体として「いもち病」への抵抗性が落ちてしまっている。そのため農薬を使わずに栽培ができない状態になっている。

そこで、「いもち病」に強いコシヒカリの登場となったわけだ。コシヒカリの品種の特徴を失わないようにしながら、「いもち病」に抵抗性のある遺伝子を取り込んだ品種が『コシヒカリBL』ということだ。一品種で何種類ものいもち病菌に抵抗性のある品種を作ることは非常に難しいので、8種類の抵抗性遺伝子をそれぞれ組み込んで8種類のコシヒカリを作りだしたので、同質遺伝子系統(IL:Isogenic Line)とよばれている。BLというのは、Blast resistance Lineということで、いもち病抵抗性系統ということだ。

この『コシヒカリBL』を何種類か混ぜて栽培することで、農薬の使用量を減らすことができ、食品の安全性や環境への影響を軽減できるという利点がある。さらに『コシヒカリBL』はコシヒカリと抵抗性遺伝子が違うので、DNAを調べるとすぐに判るので、偽物を排除することも簡単にできるという利点があるということになる。新潟のコシヒカリというブランドに便乗して、他県のコシヒカリが売られ消費者を騙しているけれど、それを防ぐことができる。『コシヒカリBL』に抵抗しているのは、実は米穀商だったりして・・・。

消費者は、有機だとか無農薬の農産物というが、虫食いの野菜は売れない。つるつるピカピカの野菜を作るには沢山の農薬をまかなければ作れないことを消費者が判らなければいけないと思う。『コシヒカリBL』は環境に優しいコシヒカリを食べたい人達にとって期待の星ということがいえる。

それよりもコシヒカリ神話を捨てる方がいいと思う。同じ品種ばかり作っていると、病害が出た時に全滅ということも起こりうるだろう。実際、どれだけの人が米の食味が判るのだろうか。海外のブランド品を買い漁るように、コシヒカリというブランドだけで買っている人が多いのではないだろうか。コシヒカリ以外にも美味しい米があるし、同じコシヒカリといっても、栽培する場所や管理でずいぶんと食味が違うから、自分の舌で判断することが大切だと思う。

ご飯、ピラフ、丼物、チャーハンなど食べ方によって、米の品種は違うのが本当だと思う。同じコシヒカリでも、新潟のコシヒカリはご飯に向いているし、九州の早場米地帯のコシヒカリは固めでチャーハンなどに向いているといった違いがある。今は幻になっている牛丼には、北海道の『きらら397』が適していたりする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

地理的な感覚の違い

050310今日は旧暦二月一日、東京大空襲記念日、砂糖の日、水戸の日、佐渡の日、金子みすゞ忌。午前は曇りで少し寒い感じだったが、午後から晴れてきたので、気分が良い。昼休みに昨日の梅のところに行って、『玉垣枝垂』という紅梅の写真を撮ってきた。

本屋さんで貰ってきた岩波の『図書』を読んでいたら、高校の同期生の佐々木譲君が『歴史を読むための地理感覚』というエッセイがでていた。彼も北海道生まれなので、内地(本州、四国、九州)の季節感覚、地理的な感覚の違いが判らなかったという話で、きたきつねも全く同じ感じを経験しているの、全く同感だ。

織田信長の岐阜、安土、京都の距離感覚を、北海道に当てはめて、京都と安土の間は札幌と千歳、岐阜と安土は札幌と美唄ということで、なるほどこれならきたきつねもイメージできる。石狩平野の中で歴史が動いたという比喩が面白い。

きたきつねは若い頃、結構出張が多くて行ったことのない県は山口と和歌山くらいで、色々なところを見て歩いている。歴史の舞台となった土地を訪れた時に、本当にここということが多い。特に、古い城趾ではその感覚が強い。きたきつねの住む街の近くにある筑波山の山麓は、古くから開けていて、常陸北条氏が居た。年表に「天正八年(1580)に常陸・北条氏照・氏邦が牛久に出陣し、谷田部城を攻撃」という記事があるが、近くに住んでいるので、どこで戦ったのだろうという感じがする。地理的な感覚は、やはりその場所に立ってみないと判らないものだ。

そうそう、大阪大学で精子と卵子の融合に関係するたんぱく質が見つかって、縁結びにちなんで『Izumo』と命名したというニュースがでていた。ちょっと面白い。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/09

人柄の賞味期限

050309春が来た?日中は暖房なしでも過ごせるくらい暖かな日だった。その分、スギ花粉が大量に飛び回っているようだった。苦しいこと、目と鼻の間のパイプが詰っているようで、悲しくないのに涙がでて来る。

昼に郵便局にいったついでに散歩していると梅の花が、この陽気に誘われて沢山咲いているところがあった。色々な品種が植わっていて、『満月枝垂』という白梅がとても綺麗だった。隣には『玉垣枝垂』という紅梅が咲いていた。鼻が利かないので匂いは判らなかった。

今日は拘束される時間が少なくて、メールも少なめで比較的仕事がはかどった。それでも相変わらず机の上は混雑している。ブロードバンドルータでPCを内側に押し込んだけれど、Macintoshは快適に動くのに相変わらずウィンドウズのネットワークが不調だ。

サライの3日号を見ていたら、田辺聖子はんのインタビューが載っていた。お聖はんはもう76歳になったということだけれども、楽しい老後を過ごしているようだ。一言一言良いことをいっている。気に入った言葉は「男の沽券は、定期券みたいに使えばいいの。時々出したり引っ込めたり、そうゆうことができるか否かで、人間の器量が問われるわけ」ということは誰でもいえることではない。

『人柄の賞味期限』というのも面白かった。「佃煮や缶詰だけに賞味期限があるとは限らない。ただ人間と食べ物の違いは。人は修行すればいつまでも旬でいられる」というのもうな口を開けてずくだけだ。お聖さんの小説やエッセイも楽しいが、喋りも面白い。こんな年寄りになれるひとはどれくらいいるだろうか。非常に憧れてしまう。

人はいつまでも若く元気でいられるわけもなく、終着駅はあるのだから、それまでどう満足した人生をおくることができるかが大切だろう。「居なくなってよかった」とだけは言われないようにしたものだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/08

常識が非常識

今朝は昨日よりも気温が高かった。昨日は庭の水盤に張った氷の厚さが5mm以上あったけれど、今朝は1mmくらいだった。日中の長さが、11時間40分になった。あと二週間程で春分だ。

ラジオで今日は3つ8ということで、『蜜蜂の日』だそうだ。8月3日は『はちみつの日』というのだから、安易なものだ。語呂合わせで『みやげの日』でもあるそうだ。

今日、ちょっと前の経産業新聞を見ていたら、『痛みを感じない血糖値測定用のランセット針』という記事がでていた。写真が出ていたが見た目は表面がギザギザの針で、普通に考えると刺す時に引っ掛かって痛いのではと思う。数年前、テルモが直径をできるだけ細くして傷口を小さくして痛さを軽減する針を開発したというニュースを見た記憶がある。

関西大学発ベンチャーのライトニックスが開発した針は、普通のステンレスの針と違って、プラスチック製でギザギザの形状で刺したあとの皮膚との接触面積が小さくなるので、痛みが小さくなるらしい。刺されても気がつかない蚊の吻のを真似したということだ。これも目からウロコのアイデアだ。日本の水泳選手の着ている水着も、表面がザラザラの鮫肌にするというのも、ツルツルにする方が抵抗が小さくなるのではないかという常識を破っている。

昔、子供の頃の漫画のロケットは先が鋭利に尖っていたが、今のロケットはコニカル・コーンといった先端の角度が大きくなっている。常識が非常識だったということのようだ。総べて科学的に一番合理的な形状なのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/06

水餃子を作った

050306_2花粉症なのか風邪なのかわからないような変な感じで、咽がいがらっぽい。娘が風邪で寝込んでいるので、うつったのかもしれない。首の調子が今一つで、左手の調子が悪いのもいやだ。

高速道路を使う機会が増えそうなのでETCを付けにイエローハットにいってきた。アンテナ分離型で7,980円という超特価品を選んで、取り付け手数料4,000円、セットアップ料2,650円だった。オートバックスでETCカードが30分でできると聞いたので、行ってみた。今日まで三日間の特別企画だったようで、ラッキーで15分で手続き完了した。

今日は六十年前の東京大空襲の日で、特集番組が放送されていた。米軍は大量の民間人が犠牲になることを明確に認識して人口密集地に向けて、300機のB29でとんでもない量の焼夷弾をまき散らした。木と紙と竹でつくられた民家が焼夷弾で火事となり、巨大な火葬場となった。これは、民間人を標的にした、大虐殺でしかない。

今の私たちが豊かで、安全な社会にいられるのも、多くの戦争犠牲者のおかげではないだろうか。今日の朝日新聞に飽食日本の特集があったが、世界中から大量の食糧を集め、それを食べ残しているけれど、いつまで続けることができるのだろうか。きたきつねの家族は完食することを約束にしている。自宅では作る量をコントロールできるけれど、外食の時にはとても苦労する。でも、食べ物を残すことはもったいない。電気もガソリンも同じだと思う。

050306_3久し振りに一家全員揃ったので、久し振りで皆で水餃子を作った。小麦粉に水を混ぜてしっかりとこねて、二時間程寝かせて、千切って、綿棒で延ばして皮を作って、エビをたっぷりの餡を包んで、熱湯で茹でると出来上がり。普通よりも皮を薄く、餡をたっぷりにした。エビが入ったのでプリプリの食感になって、味も良くなった。

実に良く食べた。湯で上がるそばからもりもりと食べて、皆満腹となった。水餃子は、豚肉やエビに加えて、白菜を大量に入れるので、野菜もたっぷりで栄養満点の食事になる。少なくとも一人30個は食べたと思う。青椒肉絲もあったが、残ってしまった。これは明日の朝、青椒肉絲丼になるだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/05

今日は啓蟄

050306今日は啓蟄だけれど、虫が蠢き出すには寒いようだ。昨日の雪で子供達が一生懸命雪だるまを作ったのだろう。公園の広場に、砂だらけの雪だまが何個も作りかけでころがっていた。数センチの雪で直径1mほどの雪だまにするのは大変だったろう。

土曜日は、TBSラジオの『土曜ワイドラジオ東京 永六輔とその世界』を聞くことにしている。永六輔さんは思い込みが強いのか、知ったかぶりでいい加減なことをいうことがある。さらに外山惠理アナウンサーのピンぼけが絡まって、さらに変になるのが、面白い。

それにしても女子アナウンサーというのは、勉強していない。プロとしてもっと勉強が必要だろう。特に、一般常識というか、イラクがどこにあるとか、アメリカの大統領がだれかくらいは知っていないとこまると思うけれど、どうなんだろう。男もバラエティー系は一般常識が抜けている感じはする。

050306_1昼前に、新聞の折り込みにマックのクーポンが入っていて、一個150円になるというので、ビックマックを買いにいった。ドライブスルーから見た店内は、裏から見た感じになる。紙コップを収納するカゴに、マイペット等の洗剤が沢山無造作に掛けてあったり、何だかわからない使っていない機械が置いてあったりと、裏舞台を見ることができて面白かった。

午後から野鳥の会支部の役員会でひたちなか市に向った。途中ずいぶん渋滞していた。国道6号バイパスの出口で小型トラックが見事に横転していた。車が流れていたので、詳しくは判らなかったが、どのようにしてパタリと倒れることができるのだろうか。

6号線の石岡を過ぎた辺りで対向車線のまん中でノウサギが車に轢かれていた。タヌキ、イタチ、ハクビシン、キタキツネ、アナグマなどいろいろな動物の轢死体を見たことがあるが、ノウサギは初めてだ。ノウサギは俊敏そうだし、それよりも道路に出てくることは珍しいと思う。

ようやく俵万智さんの『考える短歌 作る手ほどき、読む技術』(新潮新書)をようやく読了。短歌は詠まないけれど、文章を書く時の参考にできればと思って読んだが、なかなか面白かった。表現力を付けるのには非常にいいと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/04

歩道は湿った雪で

050304天気予報の通り、目がさめると外は雪が降って、数センチ積もっていた。気温がプラスなので、道路の雪は融けていたので、車は走ることができる状態だった。歩道は湿った雪でベチョベチョで歩き難いこときわまりない。高速バスは止っているようだった。

今日も東京で打ち合わせがあるので、駅までかみさんに送ってもらいJR、地下鉄を乗り継いで半蔵門にでかけた。東京はそれほど雪は積もっていなかったが、融けかけの雪が歩道で固まって滑る、滑る。けが人がでたようだ。打ち合わせに時間がかかって昼にしっかり食い込んでしまった。弁当を食べながら、最後の意見交換をして散会になった。外に出ると雪は止んで雨になっていた。

いろいろと買い物があったので、市ヶ谷駅まで歩いて秋葉原にでかけた。秋月で足付きの単3ニッケル水素蓄電池、電球型蛍光灯、千石で単4ニッケル水素蓄電池、電池ケース、隣のジャンク屋でIEEE1394のの変換アダプタ、LANケーブルの延長アダプタなどを買った。足付きの単3ニッケル水素蓄電池は、昔から使っているブラウンの充電式シェーバーの電池が劣化して使えなくなったので、自分で交換するためで、帰って交換に成功した。

末広町のリバティーでチョコQの鳥を探したが、偏りがひど過ぎて、欲しいものは高くなり過ぎ。タイムスリップグリコの『YS-11』、サッポロビールのキャンペーングッヅ『クラーク像』など値段が下がっていたので買って来た。秋葉原の表通りはどんどん変わってしまって、電気街ではなくなっている。まだ裏通りは昔の電器屋があるけれど、何かを作るということもなくなったので、ちょっとした修理部品を買うくらいになってしまった。

050304_1秋葉原から山手線のガードに沿って御徒町方向に歩いていると、『フォーク酒場 F』というのがあった。昔、歌声喫茶や歌声酒場というのがあったが、フォーク酒場というのは面白そうだ。きたきつねも高校生の時にフォークグループを組んでいたので、懐かしい。今でもフォークギターは持っているが、最近は全く弾くことがない。いいつも弾きたいと思うけれど、押入れの奥から引っぱりだして、チューニングして、片付けることまで考えると、気力がなくなる。

050304_2さらに歩いていると、大きな紳士靴と小さな紳士靴の専門店があった。最近の若い人足が大きくなっていて27、8cm位の人が多くなっているようだ。それでも30cmを越えるような人は、靴を探すのが大変だろう。同じように、24cm以下のひとは普通の靴屋であう靴を探すのは大変だろう。そういえばうちの娘も、26cmくらいの靴を履いているので、苦労しているようだ。それにしても面白い店があるものだ。

050304_3御徒町の近くの金物屋の店頭にネズミ捕りが売っていた。古いビルが多いし、飲食店も沢山あるのでネズミとゴキブリの天国なのだろう。地下鉄のホームで待っていると、日中にドブネズミが線路の横を堂々とお散歩しているのを見たことがあった。ちゃちなパチンコ式のネズミ捕りでは迫力が足りないのだろう。ネズミ捕りにかかったネズミを、カゴに入れたまま水を張ったバケツに漬けて殺すのだけれど、あまりやりたくない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/03

今日は東京

050303今日はひな祭り。朝から東京に行く用事があって、久し振りにJRの電車に乗ることにした。ちょっと遅かったので、通勤客が少なく座ることができた。本を読んでいて、もう少しで乗り換え予定の北千住を乗り越すところだった。地下鉄千代田線に乗り換えて、大手町で半蔵門線に乗り換えて半蔵門で降りなければいけないのに、乗り越してしまい慌てて次の駅で降りて、戻った。

車内放送の声が小さくなったのか、耳が遠くなったのか、どちらにしても分かりにくい。半蔵門に行くのは三年ぶりで、目的方向と逆に行ってしまい、地図で確認するというドジを絵に描いたようなことになってしまった。それでも余裕を持って来たので、約束の時間の二十分前に会場に到着した。延々と打ち合わせが続いて、お約束の睡眠時間も取れなかった。

打ち合わせを終えて、急いで東京駅に行き高速バスに乗り込んだ。北海道から後輩が来るということで、前の職場の仲間も集まって宴会をするという。予定よりも早く着くことができて、宴会が盛り上がる前に滑り込むことができた。東京から二人もゲストがきていた。お約束の生ビールから始めて、焼酎のお湯割りで昔話に花が咲いた。一瞬で25年前にタイムスリップしてしまった。気のおけない仲間と酒を飲むのは、楽しくて気持ちが良い。

閉店時間近くなったので、お開きにして、外に出たら氷雨が降っていた。雪になるという天気予報だったので、明日の朝は銀世界かもしれない。友達のかみさんの車で送ってもらった。随分飲んだつもりだけれど、スッキリとした感じで帰宅。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/03/01

クラ−ク博士まんじゅう

0503013月に入ったけれども、まだ寒いまま。

娘が札幌のお土産に『クラ−ク博士まんじゅう』を買ってきた。普通の黒糖味の饅頭だった。製造元は札幌の「シロクマ・北海食品株式会社」というところだ。包み紙に「大志合格」、「大学合格」、「入試合格」などと沢山印刷されているというのがご愛嬌だ。受験生が験を担ぐために買って行くのだろう。

昔、北大正門前にあった『中屋』という菓子店に『クラーク』というパイ皮にナッツの入りの小豆餡のお菓子が売っていた。直営の喫茶店があって、部活の後によくいったものだ。お金がない時は、お茶と『クラーク』という組み合わせにしてもらった。おやじさんが菓子を作り、おかみさんが店を切り盛りしていたが、菓子作りの跡継ぎがいなくて店を畳んで、今は貸しビルになっている。

昭和50年代に札幌から来る友達のお土産は中屋の『クラーク』、帯広からは千秋庵の『ホワイトチョコ』が定番だった。「帯広千秋庵」が「六花亭」に変わって『ホワイトチョコ』もどこでも買えるようになって珍しく無くなってしまった。『クラーク』も食べられなくなってしまった。

ところがいつだったか札幌に行った時に、札幌駅地下のステーションデパートで『クラーク』を見つけた。形が丸から四角になっていた。良く見ると『白い恋人』で有名な「石屋製菓」の製品だった。食べてみたが、似ているが味が全く違うものだった。石屋製菓が中屋から商標権を買って作っているのかもしれない。それ以来、『クラーク』は食べていない。

札幌といえば札幌農学校のクラーク先生だから、あやかり商品がでているようだ。北海道大学の学生生協で売っている北大グッヅはクラーク先生の絵入りのはずだ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2005年2月 | トップページ | 2005年4月 »