辛夷咲く
今日は彼岸明。朝の散歩道でコブシが咲き始めた。花芽の毛の生えた皮がくるりと剥けて白い花が顔を出している。昨年よりも一週間ほど遅いようだ。でも、コブシの花が咲くと卒業式と送別会のシーズンになる。
きたきつねはコブシの花が好きで、早春の夜に散歩していると、夜の闇に白く浮かび上がる風情がなんともいえない。今住んでいる街には、街路樹がコブシが並木になっている道があって、毎年花が咲くのを楽しみにしている。
道路のまん中でカラスが何かつついていたので、急いで近づいてみるとキジバトの死体だった。車が来る度に逃げて、車が居なくなると戻ってきて、羽を毟ってつついている。タカに比べると、無茶苦茶に羽を毟るので、周りは広い範囲で羽が広がっている。
今日は定例の会議の後、定年退職者の送別会だった。再就職が決まった人、まだの人と悲喜こもごものようだ。再就職できなければ、年金が出るまで退職金を食い潰すことになるので、大変だ。
| 固定リンク
コメント